2011年08月13日
QCからIC(Innovation Control)へ
映画 「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」から
『
これは、日本製か?
何でもかんでも、複雑にしやがる!
』
欧米人の日本製品に対する見方って、最近はこんなものなんですね。
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2011年08月13日
映画 「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」から
『
これは、日本製か?
何でもかんでも、複雑にしやがる!
』
欧米人の日本製品に対する見方って、最近はこんなものなんですね。
2010年08月13日
街の植え込みなどでよく見る水を入れたペットボトル。これは、猫避けになるという誤った情報がもたらした結果です。でも、実はこれまったく効果がありません。
2010年01月19日
2010年01月10日
アメリカもEUも失業率が10%に達しています。そこで、これからの経済はアジアだ中国だとばかり、日本の大手企業は中国へと向かっています。でも、ちょっと待ってください。
2009年12月20日
経済危機、円高、中国などの新興国への生産拠点の移転、それに加えて韓国などの工業技術の追い上げと、技術立国日本にとっては厳しい時代となって来ました。
2009年10月20日
2009年10月18日
内田 樹 著 「知に働けば蔵が建つ」から
『
自分の感覚は棚に上げて、
とりあえず「トレンドに乗る」ことを
日本の消費者は最優先する。
』
昨日のNHKニュースで〝twitter〟を話題にしていました。
2009年07月06日
エリヤフ・ゴールドラット著 「ザ・チョイス」から
『
よくできたソリューションというものには、
どれも共通したところがある。
それは、
どれもごく当たり前のことで、
最初からわかっていそうなことだということだ。
』
「暇や」、「仕事あれへん」
最近、同業者の飲み会での開口一番の言葉になりつつあります。小売なら販売価格の値下げによる薄利多売という方法もありますが、サービス業では供給するキャパが限られているため、値下げすることは自分の首を絞めるだけということになります。
こんなときのソリューションとしては・・・
2009年06月28日
品川隆幸 著 「東大阪元気工場 ダメならほかのことせんかい!」から
『
新しい産業のイノベーションを起こすのは、
目先のもうけの商売だけではない。
そこに新しい創出があり、
そこに働く従業員にも夢のある形の仕事を
させるという喜びが必要と言える。
』
経済産業省から特定サービス産業動態統計調査(情報サービス業含む)の統計情報が発表されています。
これを見る限り、「ソフトウェア開発・プログラム作成」の2009年第一四半期の売上高は、前年同期より約10%減となっています。
2009年06月05日
プチノートPC or NetBook のバリエーションがこれだけ増えてきたのだから、ケースの柄ももっと種類があればいいですね。でも、NetBookの大きさは一様でないので、メーカーもそんなに沢山の種類のカバーを作る訳にはいかないでしょう。
そこで、ちょっと厚手の生地の「風呂敷」風カバーはどうでしょうか。これなら、すべてのNetBookに対応できて、キャラクターから、ちょっと粋なデザインまで、何でも揃えられますよ。
NetBookを包む方はタオル地で、外側はさらっとした埃をはじく生地なんてのがいいかもしれません。
2009年05月24日
DOWAホールディングス 会長兼CEO 吉川 広和 さんの言葉から
『
企業は生き物。
環境が変化したら
自らも変わらないと
生き残れない。
』
会社の仕事が減ってきたとばかり、QC活動を始め「体制を立て直すんだ」と意気込んでいる企業もあります。でも、QC活動っていうのは、高度経済成長、大量生産の環境では旨く機能したかもしれませんが、21世紀の世の中で苦しいときのQC頼みというのは、ちょっといただけませんね。
2009年05月19日
大阪の朝の通勤者がすべてマスクマンになっていました。こんな光景見たン、生まれて初めてやナぁ。
そして、子供の通っている学校で感染者が出た場合、お父さんは自宅待機となる会社もあります。こんな時こそネットで自宅から仕事・・・と思っても、社内のネットに繋ぐのには専用のカード認証機と、煩雑な事務手続きが必要なんだそうです。やれやれ、緊急事態には対応できないということですか。
2009年05月16日
1/4。
リーマンショックによる金融危機が起きる直前には、実態経済の4倍にも金融経済が膨らんでいました。それが、リーマンショックで一気に破裂、乱暴に言えば、世の中の仕事量が1/4になったようなものです。
ですから・・・
2009年05月08日
〝患者〟 と 〝医者〟 の良い関係は、
患者の「まかせたい」という要求を、医者が如何に受け入れてくれるかに掛かっていると言われます。
〝顧客〟 と 〝システム屋〟 の関係も同じだと言っているシステム屋経営者もいますが、それ大間違いです。
2009年04月24日
「コーネル・ノート・マスク」のバージョン2を作成しました。市販のクリアフォルダーの切り方を変えて、もっと使い易くしています。
2009年03月19日
カリプソ【官僚】とデイヴィ・ジョーンズ【自民党】の総務相が、「デジタル日本創生プロジェクト(ICT鳩山プラン)‐骨子‐」を発表しました。
・「デジタル日本創生プロジェク」とは・・・
↓
・ICT(情報通信技術)関連投資を行う
↓
・日本の底力が発揮される(産業、政府、地域)
↓
・経済危機から脱却
・民間主導の持続的経済成長
しかし、実際は・・・
2009年03月18日
このご時世、利益を確保しようとして、原価を下げることばっかりに注力している人達がいます。
しかし、原価を下げた分は、大概リスクとして積み上がっているので注意が必要です。
2009年03月01日
petit-notePCにSafari4βをインストールしてみました。
しかし、petit-notePCは、Pentiumでもなければ、DirectX9でもないので、「Cover Flow」などのインターフェースは使えません。単なる普通のTABブラウザとして機能するだけです。
そして、Firefox と比べて
・若干動作が鈍い
・ブックマーク画面を操作中にボタンが反応しなくなった
などの現象がありました。
Firefoxから乗り換える程ではありませんでしたね。
2009年02月10日
松岡正剛 著 「知の編集術」から
『
何かが順番におこっていれば、
そこにはたいてい文脈があるといっていい。
』
経済危機 → Net Bookパソコンの急伸 → インターネット利用時間の増加 → 新しい使い方
例えば、NetBookでSNSを通じて
2009年02月06日
東急文化村社長 田中珍彦 さんの言葉から
『
やっても大変、
やらなくても大変だったら、
やる。
』
新聞を広げれば、東芝も、Panasonicも、日立も、NECも、みんな経常赤字、千人単位のリストラの文字が並んでいます。
赤字 → 経費削減 → 人件費 → リストラ
という欧米流経営学の常識で考えていては、この危機を脱出するに長い時間が掛かりそうです。
こんなときは、 「勝手にソリューション」 です。
つまり、独自のソリューションを立案し、実行できるオリジナリティのある企業に成るということです。そうすれば、早期に立ち直ることも可能でしょう。
しかし、「勝手にソリューション」が起きるためには、その企業がどれだけ風通しの良い会社だったかどうかが問題となってきます。今まで「風通し」の事を考えてこなかった企業には、これがボディブローのように効いてくる時代と成りました。
2009年01月16日
玉村豊男 著 「里山ビジネス」から
『
コンピュータの仕事は、
机に向かって目の前に無限に
展開していく画面を眺める仕事です。
・・・
畑仕事は正反対です。
斜面の上に立ってみると、
畑のすべてが一挙に見えます。
』
コンピュータ画面だけからでは、これからの新しい発想は出てこないかもしれません。大きなテーブルに、紙で作ったプロトタイプを作って眺めてみるのもいいかもしれません。
2009年01月08日
武永昭光 著 「伊勢丹に学ぶ「売れる!」店作り」から
『
現状を分析するのが科学、
今後を予想するのは感性です。
』
政府(自民党&公明党)の「感性」により、2兆円もの財源を定額給付金に回されてはたまりません。合理的思考の「科学」で使い道を考えるべきです。
例えば2兆円で失業した人々を雇い、全国の違法駐車を取り締まって、罰金を徴収すればどうですか!
金を使いながら金を徴収出来るなんて、素晴らしいアイデアだと思うのですが・・・
2008年12月08日
2009年の米国実質GDP成長率は、マイナスになるという予測も出てきました。日本もマイナス成長になるのを避けられそうもありません。これを「100年に一度の経済危機」というのなら、IT業界は今まだかつて経験したことのない状況に置かれることになります。
それは、次の理由でIT設備投資が減少すると考えられるからです。
●経営状況の悪化から、IT設備投資が先送りや一時凍結される
●企業がIT設備投資の費用対効果を細かくチェックし始めるため、投資額がミニマムに抑えられる
まさに「IT旱魃」、これがIT業界を襲います。
2008年11月27日
勝間和代 著 「利益の方程式」から
『
多くの場合、
ITを作る時には過剰スペックに陥りがちですが、
そのようなITシステムを作ってしまうと、
まず完成までに時間がかかり、
さらに、
そのメンテナンスに費用がかかり、
ダブルで経営の足を引っぱります。
』
イノベーションも、ソリューションも、ITゼネコンにまかせっきりではいけません。必要なものだけ、シンプルに、を心がけるべきです。これからの時代、「simple is best」を提案できないIT開発業者は、信用できませんね。
2008年11月24日
「参観日は発見日」です。というのは、子供の通っている学校は、先生方の努力で授業がよく工夫されており、参観日で見る度にいつも新しい発見があります。
今回は授業ではなく、図工で作成した絵の展示を見て発見しました。
みんな人物がデカイ、表情が豊か、構図がバラエティーに富んでいる。そして、何より見ている方も楽しい。私達が学校時代に描いていた絵は、これに比べてもっと貧弱で楽しくない絵でした。
子供に聞くと、これは先生がデジカメで撮ってくれたスナップ写真を基に描いたとのことでした。なーるほど。写真を撮るコストが下がったことにより、これを授業に取り入れることができ、その結果、絵がこんなに楽しくなのですね。
この発見は、職場にも応用できそうです。すなわち・・・
2008年11月12日
佐々木良一 著 「ITリスクの考え方」から
『
今、日本でも個人情報の漏洩を防止するため、
従業員のプライバシーや利便性を無視した対策が採られており、
職場環境がどんどん悪くなっているのを感じている。
』
2008年10月29日
辻井 喬、上野千鶴子 著 「ポスト消費社会のゆくえ」から
『
アメリカのサブプライム・ローンなどは、
毒と承知で金融機関が売ったものの典型でしょう。
マーケットが成熟すれば、
理念なき市場万能主義が登場する傾向があります。
』
金融市場は米国の市場原理主義に翻弄されてしまいましが、IT分野だって米国流のソリューションに巻かれっ放しですよね。
ダウンサイジング、クライアント/サーバー、オブジェクト指向、と来て、SOAだーと騒いでいたかと思えば、ガートナーが低迷時は「クラウドコンピューティング」の時代だと言っています。
遅れて内外のベンダー、システムインテグレーターが、このフレーズの片棒を担いで来るのでしょうが、「クラウド」って言ったって、正しく「雲」を掴む話です。
どうも米国流を安易に受け入れて、日本は損ばかりしてるようです。米国流なんて所詮こんなもんなんですから、これからはITだって日本発のソリューションを押し出して勝負すべきです。
例えば、
2008年10月23日
今年中に廃止が決まっている、関西文化学術研究都市内にある「私のしごと館」。
経済状況悪化で失業者が増えるというのに、雇用保険から出資したこの建物の建設費581億円は、政府により箱物という名のドブに捨てられました。581億円といえば、1兆円の約6%ですよ!
そして、廃止後この建物は施錠され荒れ果てるままに放置されるのでしょうか。この経済危機の中、こんな場所にある、こんなドデカイ建物なんか誰も買わないでしょうしね。
それなら、・・・
2008年10月17日
どこまで経済状況が悪くなるのか? まったく先の見えない状態です。しかし、こんな時でもIT投資の必要なところはあります。省きたいのですが省けない。
そこで、これからはバーチャル・システムが注目されるかもしれません。注目すべき特徴は、
●古いシステムをそのまま利用できる → リプレースのトータルコスト削減
●サーバの台数、規模はバーチャル上で自由自在に定義できる → フレキシブル、臨機応変
●ハード資源はシリアルに追加できる → 資源/コストの無駄がない
●カット&トライのシステム開発が出来る → 試せる、失敗してもすぐやり直せる
●バックアップ、復旧が簡単 → 危機管理、JSOXに対応できる
●セキュリティが高い → 1つのハードウェア上にあり、外部との接点が少ない
などです。
2008年10月10日
黒川清 著 「イノベーション思考法」から
『
商品デザインも
ビジネスモデルも、
そういうところで大事になります。
どういう組み合わせにするのか、
どういうコラボレーションをするのか
』
欧米のマネーゲームのとばっちりで、日本も深刻な不況に突入しそうです。このままでは、これによる設備投資の縮小の影響が、半年後にはやって来ます。
その時、今まで「しのぎ」仕事ばかりで、ポリシーを築けていないソフトウェア開発会社などは、苦境に立たされることでしょう。
よっしゃ、ここらでちゃんとした 「コンセプトデザイン」 を考えなあかんなァ、ホンマでっセ。
2008年10月05日
コーネル大学式ノートを愛用しています。写真のノートは、学研が販売しているコーネル大学式ノートです。
ただ、この学研のノートでは次の問題もあります。
・扱っている文房具屋が少ない(梅田のLOFTにもありません)
・ページ数が少ない(40ページ)
・表紙のデザインは基本的に同じ(罫線の種類により色の違いはありますが)
・キュー(Cues)、サマリー(Summary)の幅が私にとっては大き過ぎる
そこで、一般に市販されているノートを、簡単にコーネル大学式ノートにする方法を考えました。
2008年08月28日
黒川清 著 「イノベーション思考法」から
『
会社が大きい必要は必ずしもありません。
会社をブランドにするのであれ
商品をブランドにするのであれ、
ブランド自体をつくることが大事なのです。
』
最近、電車の車体の広告に、知り合いの出身大学の名前があるのを見つけました。少子化の影響で、一流でなく特色のない大学では、学生を集めが大変なことになっているようです。
こんなとき、箱物設備建設や優秀な人材確保を行って、「にわかブランド」を作ろうと思っても一朝一夕にはいきません。よって、今の時代はネット・ブランドを考えてみるべきです。
2008年07月28日
高橋克徳+河合太介+永田稔+渡部幹 著 「不機嫌な職場」から
『
自己最適化しやすい人間が、
自分のことを後回しにしてでも、
その目標・価値観に「のってくる」ためには、
相当な努力や工夫をしなければならない。
』
2008年07月12日
伊藤 進 著 「<聞く力>を鍛える」から
『
自信をなくしたり、
将来への方向性を
見失うこともある。
そんな時、
最も大きな支えとなるのは
自分のことを真剣に
聞いてくれる人の存在だ。
』
聞いてくれるのは、やはり人しかいないのか。
パソコンが「そうだ、そうだ」と合いの手を打ってくれても、嬉しくないのかもしれない。
でも、言葉の抑揚を分析し、適当な合いの手をうってしゃべるソフトがあっても、面白いのではないかと思いますが・・・
2008年06月29日
高橋克徳+河合太介+永田稔+渡部幹 著 「不機嫌な職場」から
『
組織のための個人でも、
個人のための組織でもない、
個人と組織がともに支え合い、
良い影響を与え合う、
新たな協力関係をつくりだして
いくことが必要なのだ
』
会社でアイデアを募集するとき、「さあ出せ」、「さあ吟味してやる」、「まだまだ熟考しろ」、などと言う大本営が存在していては、よいアイデアが出てみんながハッピーになるという場面は決して来ることはありません。
【ほぼ日手帳カバー印刷 Gallery:須磨離宮公園 その3】
※ブラウザのキャッシュをクリアしないと、新しいデータが表示されない場合があります。
2008年06月28日
伊藤 進 著 「<聞く力>を鍛える」から
『
時代の変化を察知し対応していくには、
企業にしろ他の組織にしろ、
多様なアンテナを張り、
かつ多様なアイデアが創出されるように
しておく必要がある。
多様な人々の多様な頭脳の働きを
生かすということである。
』
ある会社の社内ポータルで、新規事業のアイデアを募集していました。
「・・・のようなサービスを行う事業」という書き込みに対して、次のようなコメントが付けられていました。
2008年06月20日
ガソリンがこんなにも値上がりするので、エコのためにも我が家は電車でおでかけモードになっています。電車は快速の混雑を避け、普通電車で「ゆったり・ゆっくり」移動しています。
でも、一つ問題が。
移動時間が長いと、下の子が退屈してしまうということです。絵本でも持っていこうと思いましたが、普通の絵本は大きいし、ミニ絵本はすぐ読んでしまうし・・・
こんなとき、次のような絵本があればいいですね。
●新書サイズ
●絵は横に印刷されており、横向けて子どもに見せるワイド版
●いくつもの絵本が一冊になっていてページ数が多い
2008年06月01日
日産自動車社長 カルロス・ゴーン さんの言葉から
『
リーダーとして、部下に何かをさせたければ、
まずその人の心に触れないとならないのです。
』
共感能力のないボスって結構います。こんな人たちは、こちらが問題点のキーワードを散りばめて言っているのに、自分の経験談のことから入って最後は自分だけの世界へ話をもって行ってしまいます。
図体だけはでかい企業の子会社には、親会社からこんな人たちが入れ替わり立ち代りボスとしてやってくるので、いつまで経っても前に進まない議論を永遠にやっています。いや、破綻(倒産 or 廃業)するまでは・・・
しかし、こんな人たちにも部下の心が伝わるように、「Sympathy tool」 を考えてみました。
2008年05月10日
CNet Japan:LG電子とプラダ、日本でもドコモから「PRADA Phone」を6月に発売
10万円もするブランド携帯はコンセプトが誤っています。つまり、服や時計のブランド物と、携帯では決定的に違う要素があるからです。
2008年04月20日
畑村洋太郎 著 「わかる技術」から
『
まちがった道を進んでいるのに、
過ちに気づくこともできずに
なんの手立ても打とうとしないのです。
その挙げ句、取り返しがつかない
致命的な失敗を起こしてしまうとうのが
最近よく見るパターンです。
』
CNet Japan:ドコモが持つ「1人負け」への危機感--ロゴ変更の裏にあるもの
この新しいロゴのセンスは悪すぎますね。何のために丸ゴシック風にしたのでしょうか。これでは、元のロゴの方がよっぽどセンスがいいです。
「ブランドの再構築」というのなら、ロゴにも「そう来るか」と思わせるような斬新さがなければ駄目です。
2008年03月07日
イベントというのは、
●質
●斬新さ
●こだわり
の3つ、または、この内の1つ以上が閾値を越えないと不発に終わります。70年万博が箱物なのに大成功だったのは、この3つが閾値を大きく越えていたからです。
しかし、残念ながらこれ以後の博覧会は、箱物だけを真似た亜流に過ぎず、閾値さえ越えることも少なかったのでした。
このイベントも、「えー、これで入場料2000円なの!」という代物です。
どうせやるのなら、
●大手前通りを全面、カフェテラスにする
●カフェではお菓子と飲み物のセットメニューを、たくさん用意する
という、点(箱物)ではなく面の展開を考えなくてはいけません。
2008年02月11日
大阪で11年ぶりに雪が積もりました。
そして、その翌日ふと思いついて子供と二人で夕方の公園にジョギングに出かけました。
軽くジョギングすると、結構暖まります。私はiPodで音楽を聴いていたので、黄昏の公園をディズニーランドをパレードしているような気分で走りました。
2008年01月26日
給与が上がらない(私の場合は下がっているのですが・・・)、なのにどんどん値上げの春がやって来ます。
だから、どんどん出費を抑えるしかありません。ネットカフェなんかもう行けません。でも、別空間でリッチな気分を楽しみたい時もあります。ならば、
2008年01月21日
NHKスペシャルの「感染爆発」を見ました。
インフルエンザA/H5N1流行による社会の大混乱は、かなり控えめに描かれていましたが実際は日本経済が壊滅するぐらいの大打撃となるでしょう。特に東京は・・・
東京の問題点は、
●住宅の密集、人口の過密・・・人と人との距離が近すぎる・・・爆発的感染へ
きっと、「あの時、遷都 or 分都 しときゃよかったなあ」と後悔するときが来るでしょう。
また、日本企業の問題点としては、
●残業時間が多い・・・人をフル稼働させている・・・社員の慢性的な不健康状態
●契約社員が多い・・・異常事態に対する結束力に欠ける
●ノウハウが特定の人に集中している・・・簡単に他の人が代替できない
2008年01月14日
日本では大衆食堂から中くらいのレストランまで、店先に料理のイミテーションを置いてあるのが当たり前という情景があります。
でも、他の国ではこんなことはせず、メニューという単なる「リスト」で表現されています。
「リスト」は文字だけの羅列だから、言ってみれば1次元。ところが、イミテーションは3次元の「ビジュアル」表現です。この3次元の情報量は膨大です。「色」、「形」、「分量」、「美味しさ」など、一遍で把握できてしまいます。何と素晴らしい文化でしょうか。
これも、四季が有り、花を愛でる、風景を愛でる日本人の美意識が生んだ産物なのだと思います。
ところが、この「ビジュアル」文化は、案外ビジネスに使われていません。
2008年01月06日
2008年度、経済産業省がインターネット上に仮想商店街「にっぽんe物産市(仮称)」を立ち上げるそうです。新年早々、税金の無駄使い(5億円予算)で残念な話ですね。
生産者に安く(年間1万円で)出店できるという触込みですが、ネット商店街の体を成していません。
問題点は次の3つです。
●紹介だけのポータルサイトである
→ 個人が作るホームページと何の違いもない
●決算、契約の仕組みがない(生産者と別途直接契約が必要)
→ ネット商店は、気軽に安全に契約ができるというのが大前提でしょう!
●配送の仕組みがない
→ 論外です。
e-japanプロジェクトが一段落し仕事が少なくなったITゼネコンが、「何か仕事くれ」とおねだりした結果、こじつけて作った国家プロジェクトとしか思えません。
さらに、一つのサーバで済む内容なのに、わざわざ5サーバ構成にしているところを見ると、年間保守料として1サーバ当たり200万円ぐらいで合計1000万円程度を、ITゼネコンに支払うつもりのようです。
こんな中途半端な仮想商店街を使う人は殆どいないでしょうから、保守料金1000万円はITゼネコンの固定収入となります。ええ商売でんなァ。→ こんな仕事したいワ、ほんマ。
2007年12月30日
来年はイノベーションが生まれる場を作りたい。
これを日本風に「糠床」と表現し、「イノベーションの糠床」を作りたい。昨今はすぐお金にならないといけないとばかり、「浅漬け」しか作らなくなった人たちが多いけれど、材料をじっくりと熟成させビタミンをたっぷり含んだ糠漬(イノベーション)を作りたい。
じゃ、「イノベーションの糠床」ってどんなものなのか?
2007年12月23日
薬害、消えた年金など、リアルの世界では2007年は理不尽のオンパレードでした。
どうも私たちは、リアルの世界で解決できない問題に、がんじがらめにさせられているように思えます。すぐに手を打たなければならないことばかりなのに、なかなか前に進めません。
リアルが駄目なら、ネットやバーチャルに問題を移し変えて解決することはできないのでしょうか。
2007年12月10日
家中にたまりに溜まったVHSテープ。
何でもかんでも「取り敢えず録画しておく」癖がついた我が家の住人の仕業です。
「もうー。じゃまんなって、シャない!」
と、VHSテープ録画禁止令を我が家に発令し、2007年をもってVHSテープの使用を終了することにしました。
2007年12月06日
「これからはイノベーションが必要だ」 というトップのもっともらしいスローガンが、
→ 「イノベーションもどき」を生み出し
→ イノベーションを取り繕うために、無理な仕事のしわ寄せが下に行き
→ 上はイノベーションだからと、下との情報すり合わせをせず
→ 下は行き場を失って、「そんなの関係ネェ」と開き直り・・・
2007年11月19日
昔、初代エンカルタ(英語版)を持っていましたが、先週末 子どもの学習用にとエンカルタ2008を購入してみました。
近くに図書館があれば必要ないのかもしれませんが、大阪市内でも子どもが歩いて行ける距離に図書館はないので購入することにしました。
昔に比べれば、
2007年11月17日
『
年功序列から能力序列?
そんなの関係ネェ。
』
これからは成果主義だ。といっても、それを測る物差しを日本企業が作ると、びっくりする内容となります。
2007年09月16日
藤本隆宏 著 「ものづくり経営学」から
『
日本のソフトウェア下請け企業は、
自動車の一次部品メーカーのように、
設計能力を持った機能部品メーカーとして
力をつけるところは少なく、
開発工数の裸売りをする下請け的な業態が
依然として多いと言われている。
』
「ものづくり経営学」の本の中で、物作りの戦略として、擦り合わせ(インテグラル)と、組み合わせ(モジュラー)という概念が出てきます。
これをソフトウェア企業に当てはめると、次のようになります。
1)内部インテグラル:外部インテグラル
クライアントからの要求仕様に対して、コツコツ作る
2)内部モジュラー:外部インテグラル
クライアントからの要求仕様に対して、社内で作った標準クラス、標準サブルーチンを使って作成する
3)内部モジュラー:外部モジュラー
社内で作った標準クラス、標準サブルーチンを、そのまま、またはパッケージにして販売する
4)内部インテグラル:外部モジュラー
パッケージを社内でコツコツ作る
2007年08月14日
先日の猛暑日にディズニー・シーへ行きました。
【入り口にあるお馴染みの、海の部分に水が上から流れる地球儀】
この地球儀の表面を流れる水には、さざ波が出るような仕掛けになっています。これに真夏の太陽が反射すると、まるで地球で起きている大洋の波を見ているような錯覚に陥り、波の音まで聞こえた気になります。
真夏のディズニーリゾートは最悪(コンクリートとアスファルトの照り返しでオーブン状態)ですが、このモニュメントだけは、真夏の光の中で見るのが最高ですね。
2007年08月04日
大手ITゼネコンがシステム開発したって、プロジェクトのメンバーは、下請けやら派遣社員の混成部隊が当たり前の世の中です。
まあ、誰が開発してもいいのですが、メンバー同士の意思疎通は疎かにされっぱなし。ITゼネコンはどうも脇が甘いですね。良いコミュニケーション環境は、無駄な作業をなくし全体のコスト削減に繋がるはずなのですが・・・
2007年08月03日
巷の企業では、社員を安価に手っ取り早く教育する方法としてEラーニングが大流行です。でも、ちょっと待ってください。今のEラーニングは、
●だらだらとした文章
●もっともらしいが、無味乾燥な図表
●いらいらさせられる確認テスト
が溢れています。
2007年06月30日
梅田望夫/茂木健一郎 著 「フューチャリスト宣言」から
『
俯瞰してものを見て全体の構造をはっきりさせたいという志向がある人は、これからの時代に有利になってくる気がします。
』
ある会社で、「ソフトウェア生産性を上げるには?」というお題のタスクが実行されました。そして、そこで出てきた報告は、「バグ追跡ツール」や「仕様管理ツール」の新バージョンの紹介と、導入方法についての提案でした。
どうも「俯瞰」ということが出来ない人が多いです。
2007年06月24日
テレビ番組で「成果主義」について議論していました。
けど、本当に必要なンは、「真面目に働いている人がそこそこ幸せに生活できる給与水準と環境」とちゃウん!
2007年06月23日
最近、ウィークデイを2、1、1、1、で生活しています。
●2つ
月曜日、火曜日:残業もしっかりやり、仕事をこなす
●1つ
水曜日:定時に退社する
●1つ
木曜日:仕事の進捗確認と計画の調整
●1つ
金曜日:週のまとめと、来週の段取り
2007年06月14日
「NOVAの新規契約停止命令」
解約時の高い清算金を要求していたとして、英会話教室のNOVAの業務の一部が停止になりました。
キャッシュフローを確保するためか、目先の営業成績を良くするためか、とにかく Moral Hazard を堂々と行っていたようです。
どうも最近の企業は、成果主義のため目先のお金だけに目が行っています。日本は成果主義をやめて、早くアイデア主義を取り入れるべきです。
2007年06月06日
2007年05月24日
iPodのクレードル機能付きミニスピーカーをビジネスホテルに持って行きました。好きなBGMを思い切りiPodに詰め込んで・・・
2007年05月20日
先日、ビジネスホテルに泊まりました。
最近の宿泊プランには、「出張セットプラン」なるものがあり、以下のものが付いてきます。
・缶ビール
・おつまみ
・VODのビデオ鑑賞
・カップラーメン
しかし、これでは「おっちゃんセットプラン」ですよね。私的には、次のような「リフレシュプラン」があってもいいと思います。
2007年05月10日
2007年05月09日
evianの新しいTVコマーシャルは、女性のドレスが迸る(ほとばしる)水で表現されていて、とっても涼しそうです。この表現は有りそうで今まで無かったような気がします。
こんなスクリーンセーバーがあれば、夏も涼しく過ごせるのですが・・・
2007年05月02日
ソフトウェア技術者は我慢していました。常駐・長時間残業・休日出勤、おまけに派遣法では特殊26業種に入れられ派遣期間制限がなく、労働単価が安くても、IT業界は進歩しているのでいつかは良くなるだろうと、我慢していました。
いつかは黒石が白石に反転することを信じて・・・
2007年04月23日
近所へ買い物に行ったとき、ながーい行列を見ました。何の特売かと思ったら、新しいケーキ屋さんが出来て、そこのプリンを買いに来た人の行列でした。プリンといっても安くはなく一個300円もします。でも、その美味しさには300円を払う価値があるようで、口コミでたくさんの人が集まって来ています。
2007年04月19日
ロジテックよりiPodを目覚ましにするiPod Dock対応 アラームサウンドシステム(Alarm Sound system for iPod)が発売されました。
しかし、レトロ調の目覚ましの筐体は、色も単調でデザイン的に楽しくないです。そもそも、iPodは「おしゃれ」、「クール」を演出するものなので、寝床の前でもクールな存在でいて欲しいのです。
私なら次のようなデザインにします。
★筐体は透明アクリルで作成し、iPodがその中に浮かんだように装着できる
★LEDのイルミネーションでアクリルを底面から照らし、これでスリープモードが行える
★電灯線以外に底面には電池も格納でき、充電はできないが停電時にも目覚まし機能は使える
2007年04月16日
先日、ニュータイプのショッピングセンターに行きました。広い通路、吹き抜けで明るいコンコース、高い天井、そして、その中に思いっきり趣向を凝らしたディスプレイの店が、ゆったりと並んでいます。
2007年03月31日
大手企業が売上を伸ばすなか、中小企業や請負企業は「乾いた雑巾を絞って利益を出す」ことを強いられています。
理想的には強いられないようなユニークな企業になればいいのですが、そうでない企業に勤めている従業員にとっては日々苦しい戦いです。 ここから抜け出すためには、
「複雑な事柄を単純なものに分解し、コンピュータ・パワーで再構築する」
ということを実践することでしょう。日本のコンピュータ、インターネット事情が、それを可能にしています。後は、各自がこれを行うための知恵を出すだけです。
2007年03月27日
2007年03月17日
1024×768といえば、XGAの解像度です。
一昔前はとてつもない広さの画面に思えたのですが、今ではワイド仕様の画面があたり前になり、狭すぎるとい感じになりました。おかげで職場でも家庭でもWindowsXPのXGAのノートパソコンがゴロゴロ余っているという状態です。
私はWindowsXPのXGAでも、もっと快適に使えるように次のことを実践しています。
2007年03月14日
もうすぐ、人事異動の季節です。
辞令一つで西、東。人は辞令だけで移動できますが、パソコンに依存した仕事の環境を移動させるのは大変です。ノートパソコンを持っての移動だと自分の仕事環境も持って行けますが、パソコンがリースやら資産やらになっていると簡単に移動できません。
移動先でも仕事は待ってくれないので、とりあえずの仕事ができる環境がすぐなくてはなりません。昨今はオンラインのサービスが色々あり、パソコンのローカル環境にあまり依存することなく自分の環境が構築できますが、社内のネットワークからの利用は制限されているのでこれも使えない場合が多いです。
こんなときは、バーチャルの環境でとりあえずの仕事環境を用意しておくと便利です。多少動作は鈍いですが、一通りのアプリケーションが動くのは助かります。これで仕事をやり過ごしている間に、リアルの環境を整備すればいいのです。
ただ、出向のお仕事だと、これも使えませんね。セキュリティを厳しくするのはいいのですが、ソフトウェアのパワーを個人が自由に使えないとなると、何のためのIT化なのかと言いたくなります。
2007年03月11日
入院中の気ばらしといえば、「テレビ」。電子機器は持ち込み禁止なので、テレビしかありません。
でも、テレビは有料です。1000円で20時間見れるテレビカードを買って、テレビ横の機器に入れなければなりません。番組は地上波アナログと、ケーブルテレビの「ファミリー劇場」、「GAORA」が映ります。
テレビも二日も見れば飽きますし、点滴している間のうっとしさをやわらげるには、好きな音楽を聴けた方がいいように思います。私はiPodを病院に持って行ったのですが、充電用のアダプターを忘れたのでバッテリーがなくなると、やっぱりテレビに戻りました。
2007年02月16日
花粉の季節。ブティックの店員さんがマスクをしていました。
一般に市販されているマスクって白しか見たことがありませんが、もっと工夫すればマスクだってブティックのアピールポイントになるかもしれません。
★マスクに透明水彩で描いたような淡い花の絵を入れる。
(単色だとSMっぽくなるのでいけません)
★マスクの紐は、白より紫や黒にする。
★マスクのバリエーションを用意し、さり気なく店の片隅に飾っておき、インテリアの一部にする。
しかし、こんなマスクを付けた店員さんは、「マスクマヌカン」と呼ばれるかもしれませんね。
2007年02月10日
最近、報道されていました薄利多売の話。
●250円弁当なのに本格的な弁当を大量に販売
●温泉旅館で一泊2食付が5000円未満
2007年02月03日
赤木洋一 著 「アンアン 1970」から
『
まさに時代の先取りであった。
いや、時代がアンアンを待っていたのだ。
』
2007年01月31日
M&A(Mergers and Acquisitions)したあと、よく「Synergy効果」という言葉をトップが使いますが、Synergy(共同作業)というのはそんなに簡単なものではありません。
私の経験からいうと、文化の違う企業同士ほど、Synergyがうまく行きません。それに、漠然といっしょに仕事をするのは働き手にとっても苦痛です。
それよりは、複数のThreadで職場を構成した方がいいと思います。Threadとは、ある特定の目的をもった作業単位を意味し、これが複数個集まって一つの仕事として機能していくように再構成するのです。
小さな目的があると意思疎通も簡単になり、共同で作業するのもスムーズに行きます。
2007年01月21日
ジョン・D・ロックフェラー の言葉から
『
金持ちになりたい一心から出発しても成功しない。
志はもっと大きく持つべきだ。
』
ITのシステム請負開発業がやせ細ってきています。80年代は請負開発のプログラマーが輝いていた時代だったのですが、何が変わったのでしょうか?
2007年01月08日
早川書房 トム・ケリー&ジョナサン・リットマン著「イノベーションの達人!」から
『
いい空間は意欲を高め、
いい人材を引き寄せ、
あなたの仕事の質までも向上させる。
』
2007年01月06日
早川書房 トム・ケリー&ジョナサン・リットマン著「イノベーションの達人!」から
『
何か大切にしたいものがあったら、
それを間違いなく目に入るところに置こう。
有益なものに目立つ場所を与えるのだ。
』
2007年01月04日
2007年01月03日
「フューチャー・ラボ」は、次のようなビジネスに発展すればいいですね。
●net上にコラボレーション・ツールとして存在する。
●貸しミーティングルームとして「フューチャー・ルーム」が時間貸しされ、「フューチャー・ラボ」と連動したブレーンストーミングが開催できる。
●「フューチャー・ルーム」では、大型スクリーンに「フューチャー・ラボ」が投影され、ルームに設置された機材でインターラクティブに操作できる。
●ルームの壁は、全面ホワイトボードとして使用できる。
2007年01月02日
早川書房 トム・ケリー&ジョナサン・リットマン著「イノベーションの達人!」から
『
イノベーションは育って大きくなるための場所を必要とする。
・チームのメンバーが出会える場所
・気づいたことを話し合える場所
・プロトタイプを徹底的に検討できる場所
・仕事を発表できる場所
が必要だ。
』
2007年01月01日
茂木健一郎 著「脳の中の人生」から
『
どんな小さなことでもよい。
「やってよかった」という達成感を得ることで、
脳は確実に変わっていくのである。
』
2006年12月31日
茂木健一郎 著「脳の中の人生」から
『
墓に全財産を持って行くわけにはいかない。
物質的な富もある程度は必要だが、人生は結局、
どれだけのことを体験できたかが全てなのだ。
』
2006年12月28日
茂木健一郎 著「脳の中の人生」から
『
人生を楽しむことが、自己実現への一番の近道である。
これは、脳科学的に見ても正しい。
』
2006年12月26日
塩野七生 著「ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず」から
『
システムとは、衆に優れた力(パワー)に恵まれた人のためにあるのではなく、
一般の人々の力に合致し、その人々の必要性までも満たすものでなければならない。
』
2006年12月25日
茂木健一郎 著「脳の中の人生」から
『
「ひらめき」を強制することはできない。
時間制限なしのスローなプロセスを大切にして、
はじめて創造性が育まれるのである。
』
2006年12月23日
2006年12月22日
茂木健一郎 著「脳の中の人生」から
『
「個」を殺して滅私奉公をしていては、日本という国がグローバルな競争において「負け組」に転落する危険性が現実化してきた
』
2006年12月21日
塩野七生 著「ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず」から
『
インフラとは主力は「公」であって「私」は従であらねばならないという、
ローマ人の考え方
』
2006年12月20日
塩野七生 著「ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず」から
『
ローマ軍では、一人一人の兵士の精神力に期待するのは最後にくることで、
それ以前に成されていなければならないのは、
個々の兵士が精神力を最高に発揮できるための環境の整備、
つまり「ロジスティクス(logistics)」であると考えられていたのである。
』
2006年12月18日
政策研究大学院大学教授 濱口桂一郎 氏の言葉から
『
「日本型エグゼンプション」で、週40時間を外されたら、日本の働き手には後がない。
ワーク・ライフ・バランスは欧州では「仕事と生活の調和」だが、日本では「仕事と命の調和」かもしれない。
』
2006年12月16日
IT業界はコラボレーション・ツールを売り込んでいますが、派遣社員で構成する会社や、ホワイトカラー切り捨て政策 【ホワイトカラーエグゼンプション】 では、コラボレーションの発展する余地がありません。
2006年12月12日
12/11付の朝日新聞に、経団連の「御手洗ビジョン(原案)」が掲載されていました。
まあ、よくもここまで有権者をコケにしてくれますね。しかし、明確なビジョンを持つことは何であれ必要なことです。
有権者もそろそろ政治を人まかせにするのではなく、一人ひとりがビジョンをもった「有権者2.0」なる時期来ています。
2006年12月11日
NHKで「ワーキングプアII」の番組を見ました。
国民の上位1/3だけのための政策を行っている現政権では、当然の結果といえます。
ただ、国民の方も70年代、80年代は、景気が良くなっても二度と再来しないということを認識すべきときに来ています。もはや富は、上位1/3の富裕層だけに集中するシステムが完成に近づきつつあるのですから。
これからの日本では、次のような認識が必要になると思います。すなわち、
2006年10月22日
Microsoftは、Windows VistaとOfficeを次のように宣伝しました。
CNET Japan:「ライバルはWindows XP」--VistaとOfficeの発売に向けたマイクロソフトの自信
しかし、OSが動くのに512MByteものメモリが必要なのは異常です! 15年前のワークステーションは、8MByteのメモリでウィンドウシステムが快適に動いていたのですが・・・
せっかくの技術の進歩もOSの肥やしにしかなっていないなんてね、空しい限りです。
(私の場合、MacOS-Xに乗り換えており、その上でVirtualPCを動かし必要なWindowsアプリを使うという正しい?生活をしているので関係ありませんが)
そこで、そろそろ一般家庭もLinux化を検討すべき時期に来ていると思います。Windows自体が映画「千と千尋の神隠し」に出てくる『坊』のような図体になっいるしネ。今流行のメタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)ですよ!
一般家庭のPCをLinux化して困ることは、今までの年賀状作成ソフトを使えないことぐらいです。他のことは殆ど代替が可能です。また、逆にWindows Vista対応のPCにWindows2000をインストールすれば、かなり快適に動くはずなのですが。(ちゃんとインストールできるか、いつか試してみたいと思います)
もう、ここれらでMicrosoftのいいなりになるのはやめたいですね。
2006年10月19日
アウトソーシングが進む中、企業内のシステム部門が迷走しているようです。
自分たちの存在価値を示すため、ほとんどこじつけと思われるようなデータを取り出してみせるシステムの提案が横行しています。しかし、システム部門が拡大再生産(Enlarged Reproduction)を目指す時代は、もう終わっているのです。
今、提案するなら、もっと足元を見据えたコンセプトが望まれるはずです。例えば、
●Microsoftに払う上納金を減らす(WindowsとOfficeに掛かるコストを抑える)
●Microsoftの開発環境依存を減らす
●危険なIEとOutlookと決別する
などです。
特に、「WindowsとOfficeを使う代わりにLinuxとOpenOfficeを採用し、ITコストを抑える」というプロジェクトなんか挑戦的ですばらしいと思います。
それは、このプロジェクトはテクノロジー面だけでなく、社内のWindows文化を変えるというパラダイム転換をも意味するからです。これを拒絶する人も出てきますが、社内に刺激を与え沈滞ムードをリフレシュするにはもってこいです。
また、WindowsからLinuxに替えることにより、Linux用の新たな開発テーマも生まれてくるので、回りまわってシステム部門にも仕事の発注が来るわけです。言わば、Microsoftに払っていた上納金を横取りするということです。
これなら、Microsoft以外はだれも文句を言わず、システム部門も潤うのですが・・・
長年の温室暮らしで、これぐらいの発想も持てないのでしょうか?
2006年10月11日
「自分の匿名性が増すと、相手に対して攻撃的になる」という研究結果があります。
SNSはこのことを考慮して成功した例といえるでしょう。すなわち、SNSは自分と相手の情報をある程度開示し、通常の人間関係に近づけることにより、ネット上ではBLOGより良好なコミュニケーションを図っています。
町内会なんかもSNS化すると便利で合理的ですが、現状のSNSには2つの問題点があります。
これはデジタルデバイド【digital divide】と呼ばれるもので、残念ながら現時点では解消されていません。しかし、この問題点がある程度なくなれば、SNSもいろいろと応用されていくでしょう。
CNET Japan でも次のように指摘されています。
CNET Japan:SNSは若者限定から脱皮できるか--社会との交流で広がる世界
特に高齢化社会に向かう日本では、地域を主体としたSNSを普及させることが必要です。例えば、人口の1/4が高齢者では、精力的に体を動かして町内会の運営や地域のコミュニケーションを維持することができません。
しかし、SNSが普及すれば、回覧版や意見交換などがSNSの中で完結できるので、物理的な移動を極力抑えることができます。また、隣接した地域のSNSと結合すれば、必要な資源(物や人手)を融通することもできます。
これなら、行政サービスの一つとしてSNSが運営されてもいいと思いますが、行政だとITメーカーとの談合やら何やらがあるでしょうから、地域ボランティアが独立して運営するのがベストでしょうか。
2006年09月30日
請負ソフトウェア開発というのは「リスキービジネス」だと思います。
今、仕事は計画値と実績値で厳しく管理していますが、顧客から開発費用の下げ圧力が強い状況では利幅がぎりぎりの線まで来ています。ちょっとトラぶれば、赤字になります。
上層部からは「赤字にするな!バカヤロー」という声が聞こえて来ますが、一歩下がって考えると、「なんで、こんなリスキーなビジネスをしてんねん?」という疑問が湧きます。
「リスキーが好きなんです!」という人は別ですが、「リスキーなビジネスをするな!」と叱咤激励をするのが正しいトップのあり方です。
2006年09月29日
「The Goal」に続き、エリヤフ・ゴールドラット著の「Critical Chain」を読み始めています。
この本によると常にビジネスは、コストワールドとスループットスワールドの間を行きつ戻りつしているそうです。
その2つの世界とは、
2006年09月28日
エリアフゴールドラット著の「The Goal」を読みました。
この著者は、元々工場のスケジューリング・ソフトの開発/販売を行っており、その販促として「The Goal」が書かれました。
しかし、この本はベストセラーになりましたが肝心のスケジューリング・ソフトはさっぱり売れなかったそうです。
(社長自らペンを握り、著書の中ではソフト名をあえて出さず問題提起だけをし、ソフトを買うように仕向けるはずだったのですが・・・
策士、策に溺れる・・・)
2006年09月13日
CNET Japan:Web2.0の挑戦者:どこからでも利用できるウェブベースの遠隔デスクトップDesktoptwo
ネット上にDesktopを作るというコンセプトは、「Windows Live」やGoogleの「Writely」買収と同じ路線上にあり、『OSの次』の完成形の一つ 【インターネットのフロントエンド】 です。
関連:「OS以上」を想像でケへんと、アカンでェ
「Desktoptwo」は「Windows Live」と違って、プラットホームを選ばないところが有利でしょうか。これを使えば企業向けに次のようなサービスを提供できます。
●社員一人ひとりにバーチャル・デスクトップを配布する。
●ネット上に特定のプロジェクト用のバーチャル書類棚、ストッカーを用意し、プロジェクトメンバーのバーチャル・デスクトップが相互に利用できるようにする。
●バーチャル書類棚は、プロジェクトごとにバーチャル・デスクトップとのリンクを変更したり多重化したりできるので、人事異動や席替えなどの物理的移動を減らすことができる。
●バーチャルデスクトップとUSBキーやICカードと組み合わせれば、認証も確実にできる。
●データをローカルに置く必要がなく、ユーザーの操作をすべてチェックできるので、企業統治もより強固にできる。
ただ、人間同士がそばにいてコミュニケーションを取った方が、仕事がスムーズに行くことも多いので、どの方向に進むかは今世紀の課題といえるでしょう。
2006年09月07日
作家:堺屋 太一さんが『成功は失敗の父』と著書の中で述べておられる通り、MS-DOS、Windowsの大成功が、Microsoftにイノベーションを生み出す力をなくさせたようです。
いや、Microsoftには元々イノベーションなんてなかったのかもしれません。MS-DOSは買い取ったOSでしたし、Windowsもモデルとなるウィンドウシステム(ApolloやSUNのワークステーション)が存在していたのですから。
今までOSはアプリケーション・プラットホームとして発展してきましたが、これからの道筋がMicrosoftにしてもAppleにしても描ききれていないようです。際限のない機能拡張や、見た目の華やかさの追及だけに終わっています。
しかし、これからのOSには2つの方向しかありません。つまり、
そして、これから目指すべきは 「HS」 です。これは次のようなものになります。
●OSとアプリケーションの境界がない。
●「記録したい」、「図を描きたい」、「音楽が聴きたい」という要求で起動する。
●want[人間の要求]とservice[コンピュータのサービス]の関係で動作する。
●あいまいな指示から、詳細を絞り込めるユーザーインターフェースを備える。
●パソコン内の情報に不備があるときはネット上の情報で自動的に補完する。
GoogleやWeb2.0さえもユーザーに見せないで、これらをプリミティブ要素として自動的に活用します。
Microsoftは 1) の方向で頑張るしかないのですが、どうもそれに気づいていないようです。ただ、私たちが道連れになるのだけは勘弁して欲しいのですが。
2006年09月06日
企業って奴は、何年かにいっぺん「何か高収益なことを始めなくては!」と思うようです。
そこでプロジェクトを立てて事を起こすのですが、リサーチや調査ばかりに時間を取られ、結局貧相な結論を書いたレポートを提出し、「やっぱり難しいな」で終わってしまいます。
年寄り連中は『こりんやっちゃなあ。』と冷ややかに見ていますが、若い連中は以前のことは知らないので一生懸命やってしまいます。
しかし、「なんか儲からないか!」では漠然とし過ぎていて、新たなイノベーションを生むのは難しいのです。
ではどうすればよいか?
それには、できるだけ範囲を狭めて具体的なイメージが出やすいようにし、かつ発想の連鎖が起きるような工夫が必要となります。つまり次のようなことです。
●具体的な「物」、「場面」を定義し、発想の種とする。
●必ずイメージをストーリー・ボードや図で表し、イメージの連鎖が起きるようにする。
●イメージが集まれば、そのうちの幾つかをプロトタイプにしてみる。
●調査/リサーチとプロトタイプ作成はセットで実行する。調査報告だけで終わらないようにする。
少なくとも、何かを作ったという実績を残すことが重要です。
単なる調査報告では、それを行った「瞬間(時代)」だけしか価値を持ちません。世の中は常に動いているのです。それよりもプロトタイプを作っていれば、たとえそのプロジェクトが立ち消えになったとしても、次のプロジェクトの糧となります。
2006年09月01日
「インターネット上で広く専門家から知識を集める」、「インターネット上の知識のコラボレーションを活用する」という考え方は一見すばらしように思えますが、落とし穴もあります。
CNET Japan:Web 2.0時代に企業が直面する「知識」の活用法
それは、どんな専門家でも最初は素人だったという事実です!
すなわち、彼らは自らの努力で知識を蓄積して行ったのですが、その過程で自分だけの思考パターン(ニューラルネットの結合パターン)を確立しています。
この思考パターンが知識の捕らえ方を固定化させ、新しい知識の切り口を考えることを阻害する場合もあります。
外部の知識を得られないチームは孤独で非効率的なこともあります。しかし、だから自分たちで何とかしようと必死で考え、思わぬショートカットを発見することもあります。このショートカットが専門家も思いつかないイノベーションにつながります。
「知らぬが仏」ではないですが、知らないからこそ、とんでもない壁をぶち破ってしまうことがあるのです。
かつて、Appleコンピュータのウィズニアックが XEROXの「PARC」 に感動し、Mac Drowをソフトウェアだけで実現してしまった話は、ショートカットの好例です。
(彼は「PARC」のビットマップ・アプリケーションが、ソフトウェアだけで出来ていると勘違いしていたそうです。)
もし、この時代にインターネットがあり専門家から知識を得たならば、実現するには専用のハードウェアが必要だという結論になっていたでしょう。
【初代Macは、殆どのコントロールを専用LSIでなくCPUだけで(つまり、ソフトウェアだけで)行っていました。もちろん、グラフィックコントローラも! 芸術作品ともいえるソフトウェアです。】
何でもかんでも「つながる、広がることはいいことだ」という議論は新興宗教のような危うさがあり、本来ある人間の能力を弱めてしまうことになると思えてなりません。
2006年08月30日
企業にブログを普及させ、そのコンサル/導入をビジネスにしようとする動きがあります。
CNET Japan:スカイアークシステムが第三者割当増資、社内ブログ拡販へ技術者採用を強化
しかし、業者の説明はいつも横文字と特定のキーワード(「暗黙知」とか)を散りばめた、人を煙に巻く内容ばかりです。ほとんどが電子掲示板とメールで済んでしまうことを、もったいぶって言っているだけですから。
もっと平易な言葉で、少なくとも次のことを明確に言わないとね。
○誰が
1) 幹部と一般社員間?
2) 幹部どうし?
3) 一般社員どうし?
○何を
1) 社員のコミュニケーションが主か?
2) 知識の共有か?
3) ひらめき/アイデアを湧かせるツールか?
4) 会社のミッションの伝達とフィードバック?
○どうやって
1) RSSリーダー、フィードツール?
2) 共通ページへのトラックバック?
3) サーバーへのPING?
●誰が
社員全員
●何を
イノベーションの蛇口として
(アイデア、ひらめき、もっといいことを、どんどん提案できるツールとして)
●どうやって
・サーバー上にトラックバックのテーマパークを作り、社員が自分の記事を自由にトラックバックできるようにする。
・幹部が新しいミッションを実行するときは、新たなテーマパークを開設する。
・テーマパークは一般社員でも許可を得れば開設することができる。
・サーバーはテーマパーク間の関連記事のリンクを自動作成する。
・テーマパーク内でトラックバックの参照回数をカウントし、年間トップ10を発表することによって書き手のモチベーションを上げる。
・社員のブログ記事を、[非公開、公開、テーマパーク公開] に分けることにより、書き手の心理的負担を軽減させ、本音の記事が作成されるようにする。
2006年08月26日
Jim Kerstetter氏の見方は偏っています。というよりこの方、25年前、何歳だったの?
CNET Japan:パソコン25年の歴史--もしあのときこうだったら
私が経験した限り、IBMパソコンが誕生した当時は次のような状態でした。
●CP/MというOS(当時はモニタレベル)が8ビットCPUのスタンダードだった。
●IBM PCのPC-DOS(後にMS-DOSとして販売)は、CP/MクローンともいわれたほどCP/Mに似ていた。拡張子COMは、CP/M由来のものである。
●IBM PCはインテル8088という内部16ビット、外部8ビットのCPUを搭載し、一応16ビットパソコンとして販売された。この後、パソコンの主流が8ビットから16ビットCPUへと移行する。
●MS-DOSが発売されたので、16ビット対応のCP/M86が急きょ開発された。
●当時のパソコンは、「CP/M86」 と 「MS-DOS」の2つのOSに対応していた。
【もし、IBMがPC-DOSを自社専用OSとし、Microsoftに他社へのライセンスを禁じて、ハードウェアも公開しなかった場合:私のシナリオ】
●CP/M86がIBM以外のPCの標準OSとなった。
●MicrosoftはPC-DOSのライセンス料を使い、その後、UNIX系の自社OSを開発した。
●IBM PCクローンを作ることができなかったので、インテルCPUの販売がそれほど伸びなかった。その分、他のCPUが勢力を伸ばした。
●MicrosoftのUNIX系OSを効率よく動かせるモトローラ68000(内部32ビット)を使ったパソコンが第3勢力となった。
となり、IBMクローンがないのでPCの価格が大幅に下がらなかったものの、現実よりも速いテンポでUNIX系OSと32ビットのCPUを搭載したPCが登場したでしょう。エンジニアにとっては、そんな世界の方が魅力的だったかもしれません。
ひょっとして、日本のTRONが主流になれるチャンスだってあったかもしれません。
しかし、現実には16ビットCPUの出来そこないアーキテクチャであるインテルX86CPUと、MS-DOSを肥大化させた不安定なWindowsが、90年代半ばまでPC世界を支配したのでした。エンジニアにとっては不幸な時代でした。
さて、今後はハイパーバイザ技術により、どのOSを使うかはそれほど重要ではなくなるでしょう。ハードウェアとハイパーバイザをリプレースするだけで、例えばWindows2000上のアプリケーションをずーっと使い続けられるのですから。
2006年08月22日
ジョブズはMacのCPUをPowerPCからIntel移行し、PowerPCユーザーを見捨てた確信犯です。
CNET Japan:新MacOS X「Leopard」がいよいよ登場へ--これまでの歴史を振り返る
私は以前、IntelのWindowsマシンからPower Macへ移行しました。でも、Windowsアプリはそのままで。
それは VirtualPC を使って MacOS X 上でWindowsを動かしているからです。Windowsの速度は落ちますが、アプリを使う上では問題ありません。
仮想マシン、ハイパーバイザへソフトウェア技術が移行しつつある現状では、CPUの種類はそれほど大きな問題とならなくなっています。
だからといって、大金をはたいて買ったPowerPC Macが、「過去の物」扱いされるのは納得できませんが、考えてみればPowerPC Macユーザーにも次のようなメリットがあります。
●PowerPC用のアセンブラが使える。(X86以外は使ったことありませんが・・・)
●RISC CPUを満喫できる。
●Intelを儲けさせていないという自負。
たぶん、メモリ大食らいのWindows Vistaを平凡なマシンで動かすよりも、PowerPC MacのVirtualPCでWindows2000を動かした方が速いし、メモリ効率もいいでしょう。
そして、何よりもPowerPC MacとVirtualPCは、パソコンの歴史に残る組み合わせだと思って、日々使い続けております。
2006年08月19日
『
知識は力なり。
』
とフランシスコ・ベーコンが言ったように、インターネットが使える環境を整えることが情報と知識を普及させ、忘れられている人々に光をもたらすことでしょう。
CNET Japan:デジタルデバイド解消に挑む「Green Wi-Fi」プロジェクト
単なる物理的な食料や水の援助は一時的なものです。それより、それを得るための知識を得る機会を提供する方が、長期的には人々にとって役に立ちます。
古代ローマ帝国がローマ街道の整備によって発展して行ったように、発展途上国の人々も情報/知識の道であるインターネットにアクセスできれば、先進国の人と同じ街道を歩くことができ、人間社会がもっと発展していく可能性があるのです。
適当なサーバー機能を先進国のNGOが提供すれば、次のようなことが可能となります。
●天気予報と連動した農作物の栽培情報
●疾病の予防方法と対処方法の情報提供
●eラーニング機能で教師不在地域での教育の提供
●紛争や戦争の早期警告による民間人の非難誘導
●農作物や工芸品の売買情報の提供による経済活動支援
ところで、地震大国である日本は、「手回し充電PC」と「Green Wi-Fi」を各地域に備えておいた方いいと思います。災害時には携帯も光インターネット回線もどこまで機能するか分かりませんから、既存のインフラに頼らない情報網はかなり役立つはずです。
そういう意味で日本政府が「Green Wi-Fi」の開発に協力するべきではないでしょうか。すぐ恩を忘れられるODAで多額のお金を使うよりも、歴史に残る援助となるはずです。
2006年08月16日
HDDの容量がテラバイト級になれば、新たな製品分野が開けます。
CNET Japan:1テラバイトの3.5インチHDD、2006年中に登場へ--日立GSTの幹部が明らかに
●テラバイト級のメリット
容量を気にしない記録メディアとして活用できる。
●テラバイト級のデメリット
容量が大きいのでバックアップが大変
よって、このHDDはバックアップが必要でない情報を、おもいっきり記録したい場合に有効です。この特徴を持たせた製品を考えると、次のようになります。
●Tera eye
HDD、CCDカメラを一体化した独立BOX型連続記録カメラ。従来の防犯カメラのように画像をセンターに送るのではなく、足元、机の横など、今までにないアングル位置に取り付けてひたすら記録する。事件発生時のみ取り出し、中身を解析する。
●Talk diary【音声日誌】
主に高齢者や身障者が利用し、ジョグダイアルで年、月、日、を指定し、ボタン操作により記録または再生を行う。従来のテープのように交換の必要がなく、手軽な音声メモとして活用できる。
図解:Talk diary【音声日誌】
2006年08月14日
リアル世界を軽視したクリエータが多くなってきました。
CNET Japan:ディズニー主要デザイナーがクリエーターに提言:「実世界を知ることが重要」
身近な例では、いわゆる「萌えキャラクタ」というものがあります。私なんか、このキャラクタの顔がどうも人間の顔に見えないのですが、デザイナーの方がおっしゃるには、
「アニメ(萌えキャラクタ)は、デフォルメされ過ぎている。昔は人間を見てアニメを描いていたが、今はアニメを見てアニメを描くから。」
だそうです。
すなわち、人間を見てキャラクタを描くと、キャラクタの目・口・鼻・輪郭の位置関係が人間と相関を示すが、アニメを見てキャラクタを描くと、アニメとの相関関係があっても、人間との相関関係がなくなるということです。
どうりで何かキャラクタの顔に違和感を覚えるわけです。また、キャラクタの目が左右に寄っている(目が中心から離れ過ぎている)ものが多いのも気になります。
これはキャラクタを描く人が、人間の顔をまじまじと見ることが少なく、自動車を見る方が多いため?だと思います。「車の目=ヘッドライト」と考えると、萌えキャラの目の位置関係とヘッドライトの位置関係が微妙に合うことが分かります。
(人間関係が希薄なんでしょうか)
デジタルの世界だけだと物事が簡単に運ぶように思えますが、その受け手が「人」であることを忘れてはいけません。「人」はデジタルの産物ではなく、リアルの主なのです。リアルを忘れたクリエータはマーケットを得ることはできず、やがては衰退することになるのです。
ディズニーは、このことを警告しているのです。
2006年08月11日
IBMがPCを発売したとき、朝日新聞のコラム欄に
『
総身に知恵がからか、小さいことはいいことだに。IBM、パソコンに進出。
』
というのが載っておりました。
IBM PCはパソコンに標準をもたらしましたが、それと同時にそれまであった百花繚乱のPC時代は幕を閉じたのです。
CNET Japan:IBM PC誕生から25年--人間志向のコンピュータは実現されるか
IBM以前は、各社が独自のハードウェアとソフトウェアで、多種多様のPCを作っていました。ベンチャーが真剣にイノベーションを競い合うという、ユーザーにとっても、とても幸せな時代でした。
例えば、画面を4分割(タイル型ウィンドウ)し、別々のアプリを動かせるという擬似マルチタスクのポケット型PCもありました。これなんか未来を先取りした感じがあり、夢がありましたね。
しかし、IBM PC以後はOS、スペックも標準化され、Apple以外はどれも同じという状況が続いています。(今はAppleもインテル化され、スペック的にはもっと似たもの同士になりましたが)
破天荒なPCは、もう出る余地がありません。これが25年もたっても、スタートレックのように音声コマンドが使えないPCを大量生産している理由に思えます。
2006年08月10日
CNET Japan:子供に持たせる携帯電話--ポイントは親の不安を解消するきめ細かな制限機能
の記事があり、アメリカの方が進んでいますが、日本ではまだまだです。
例えば、キッズケータイ(NTT SA800i)は、ソフトウェア部分でズボラをしています。
キッズが持つことが前提なのに、ベースは大人用のFOMAで、それにキッズ用の皮を被せただけのお粗末な内容です。
例えば、5件の相手だけに電話できる「直でん」機能も、最初の住所録はFOMAの住所録で登録し、その後、その住所録の中から「直でん」にする相手を選ぶようになっています。しかし、子どもだけが持つ携帯なのだから、初めから5件の設定をするための登録機能にしておくべきです。
また、FOMAの住所録は500件も登録可能であり、子どもには不要です。そもそも500件の連絡先を記憶させる必要のある人は、大人用を使えばいいのです。
完全に子ども用のインターフェースにするとコストが掛かるので、子ども用の迂回機能を載せて製品化したのが見え見えです。
「防犯ブザー」が紐を引くだけというシンプルな構造で好感がもてるのに、肝心の操作性がこれでは話になりません。ただ、AUはもっとひどく「防犯ブザー」の起動は、「#」ボタンの長押しになっています。これでは、非常時にブザーが起動できないです。
物作りが中国へ移っていく中、これからの日本はイノベーションで生きて行かなければならないのに、これではあまりにもお寒い現状です。
2006年08月09日
星の数ほどBLOGが誕生しているのですから、みんながもっとユニークになれればいいですネ。
CNET Japan:「世界のどこかで毎秒2件ずつ誕生」--テクノラティのブログ調査
トラックバックのBLOGページを見ても、「記事内容の繰り返し」だったり、受け売りだったり、単なる批評だったり、感想だったり、が一番多いです。
「だから、私はこう考える!」と、ちゃんと自分の主張が書いていないと、他人が読んでもつまらないです。BLOGを書くことが自己満足ならばそれでもいいですが、せっかくネットで繋がっているのだから、もっと頭を解放してもいいのではないでしょうか。
アンドレ・ジッドの言葉から
『
自分以外のどこにもないものに、忠実であれ。
』
2006年08月08日
イノベーションを生むには、そのベースとなる批判精神が各自に備わっている必要があると思います。
CNET Japan:IDEOが教える「イノベーションを生む秘けつ」
批判とは本来、「ものの価値を論じる」ことなので、論理的に物事を考えるための基礎となります。創造したものが世の中に受け入れられるためには、発想したものに絡み合う物事を論理的に考え対処していかなければなりません。
すなわち、発想したものも論理のブラシュアップなしでは、イノベーションにはなり得ないということです。
欧米では批判することを学習するので、これがイノベーションのベースになっていることを意識していないようですが、日本では批判を非難と捕らえて学校では教えないことが多いので、このベースを強く意識しないと真のイノベーションを生み出すことはできません。
図解:イノベーションは批判精神をベースにする
2006年08月06日
読む製品説明やFAQは当たり前ですが、聴くという行為には今後の展開が期待できます。
CNET Japan:IBM、ポッドキャスト番組「ShortCuts」を運用開始--IMやブログに関する情報を提供
顧客向マーケット戦略のWebページも、ホームページの時代からビジネスBLOGを使ったページ表現に変わりつつありますが、今後はポッドキャストを積極的に使ったページがサービスの差別化につながります。
すなわち、サービスや製品を提供する側の「人」を、シースルーにすることにより、より良い顧客との関係が築けます。
●製品の使用シーンを物語り風に提供する。
●サービスや製品のポイント、お勧めのノウハウを直に伝授する。
●読むマニュアルから聴くマニュアルへ。
などがあります。iPodがもっと高齢者に使いやすいインターフェースを備えれば、高齢化社会での顧客獲得の重要な武器となるでしょう。つまり、10年後の日本では重要な顧客戦略となります。
2006年08月03日
PCもOS依存型からネットワークの時代に入り、Windowsの縛りからようやく解放されつつあるのに、またMicrosoftが新たな囲い込みを始めました。
CNET Japan:マイクロソフト、新ブログサービス「Windows Live Spaces」を公開
BLOG、SNS、すべてを研究しつくし、ネットワーク上のサービスでも利益の確保を目論んでいるようです。
しかし、BLOGなどネットワーク上のサービスは歓迎ですが、一社に依存するのは大変危険なことです。つまり一社に依存すると、
●Microsoftのリソースに依存してしまい、ネットワークの特徴である分散のメリットが生かされない。
●個人の情報がMicrosoftに管理されてしまう。
●サービス上で表示される広告が意図的に操作されることもあり得る。
のようなことが考えられます。
ネットワーク上のサービスは分散すべきです! 分散することによって互いに競い合い、新たなイノベーションが生まれる可能性が出てきます。
Windows9Xではリソース不足に悩まされ、Word、Excel では何度ドキュメントが失われたことか! これ以上、Microsoftに噛み付かれたくありません。
ネットワークでは次のことが守られるべきです。それは、
●個人の情報/主張は、第三者にじゃまされずちゃんと公開できる。
●個人と他者とのリンケージができる。
●新たな実験や工夫を自分が主体として試みることができる。
ということです。
可能性の扉を他者に渡すなんてもったいないです。貧そうなBLOGでも自分で作ったものは、すばらしいのです。
2006年08月01日
新聞サイトの生き残り秘密兵器がリンクだけとは、一ひねりが足りませんね。
CNET Japan:Inform--変わる新聞社サイトの対グーグル用秘密兵器?
新聞社の経営者は、他社へのリンクを張るということを凄い決断をしたと思っているようですが、読者にしてみれば、「だから何なの?」というところです。
よほど綿密に考えてリンクが張られているならともかく、何となく関連するところがリンクされているだけでは、それは付加価値を持ちません。
付加価値を付けるならば、例えばA社の記事にB社がトラックバックを張って、興味を引く見出しでB社のサイトへ誘導するなど、「読者の好奇心」を満足させる価値を作り出す必要があります。
2006年07月29日
ロングテール理論は、能力供給者側(高齢者)にも適用できるはずです。
CNET Japan:「ロングテール理論」の提唱者クリス・アンダーソン氏に聞く
すなわち、65歳以上の高齢者の少なくて弱い能力を、ロングテール理論に従って取り出し、しかも束ねて消費者側に提供することにより、労働力の不足と高齢者の雇用対策を同時に行えます。
これは研究してみる価値がありそうです。
2006年07月28日
「Skype」は「オフィスの活性化」の道具にはなっても、活性化するのはあくまで人です。
CNET Japan:ドリコム、企業向けブログサービス「ドリコムブログオフィス」に「Skype」を搭載
そもそも、会社のグループやチームで各自が自分なりの意見や考えを論理的に述べることができず、ブレーンストーミングなどがうまく行っていなければ、インフラの整備は何の役にも立ちません。
まず、インフラ導入の前に、小集団内で意思疎通がうまくいっているのかの検証が必要です。
2006年07月27日
Wikipediaの成功にあやかって「Deki」が出るそうですが、いつまでもWiki likeでいいのでしょうか?
CNET Japan:wikiソフトの新興企業、オープンソース化で新規ユーザーを開拓へ
Wiki系のツールは大きな壁新聞のようなもので、みんなで書き込める半面、次の要素に欠けます。
・情報の鮮度があいまい。(過去と現在の情報の切り貼りがある)
・書き手が複数なため、人というフィルターの掛かり具合が分からない。(誇張、虚偽など)
ビジネスにおいて、この2つが中途半端では安心して使えません。
これに比べBLOGは時間と書き手が明確に分かるで、情報の受け手側が内容を吟味することができます。ビジネスでは文責を明確にすることが重要です。
よって、ビジネスでWiki的情報共有をしたいのなら、次のようにすればいいのではないでしょうか。
・情報はBLOGで書く。
・各BLOGの内容をまとめてWiki的に表示するビューアツール「Viki」(びき)を作成する。
これにより情報の出所の明確性と、情報を俯瞰するビューが実現できます。また、副次効果としてビューの切り口を変えることにより、いろいろな目的のためのビューを作ることが可能となります。
2006年07月17日
コラボレーションツールというと、いつもテクノロジーだけに焦点が当てられていますが、重要なのはそれで何を行うかです。
CNET Japan:米企業で進む「Web 2.0のススメ」--使えるコラボレーションツールを目指して
日本は急速に少子高齢化社会に向かっており、十数年以内に大きな構造転換を迫られます。すなわち、今までの日本が構造的に維持できなくなるのです。
このとき日本は何に取り組むべきか?
それは、単なる「物作り」や「サービス」ではなく、より頭脳集約的な仕事、すなわち、「イノベーション」の創出に取り組むべきだと思います。そして、これには高齢者を多数とする幅広い年齢層のコミュニケーションを実現し、その上に仕事環境を築く必要があります。
これこそが日本が目指すコラボレーションツールです。
簡単にレイオフを実施する米国社会のコラボレーションツールは、同レベルの社員間のコラボレーションを作れば終わりですが、日本の場合、高齢者のパワーを引き出すものが必要です。
だから単なるWeb2.0と騒ぐのではなく、日本社会に密着したコラボレーションツールを考えて行くことが重要です。
2006年06月30日
着せ替え人形サイトのStardoll.comが、600万ドルの資金を調達して事業を拡大するそうです。
2006年06月21日
MicrosoftのGates氏が引退するそうです。
この会社は良くも悪くもGates氏のアイデアで独走して来た会社ですが、彼が去った後は社員の知力で新しい道を切り開こうとしています。
CNet Japan:ゲイツ後に備えて--MS、社内コミュニケーションシステムの開発に着手
Microsoftによれば、「自社の方向性について従業員が自分たちのアイデアをどんどん提案できる新しい社内コミュニケーションシステム」を実現し、これによる「集団の知」でGates氏の志を引き継ぐそうです。
「三人寄れば文殊の知恵」という諺があります。この新しい社内コミュニケーションシステムは、コンピュータの力を借りてこれを実現するつもりなのでしょう。
また、コンピュータシステムの世界では、複数のPCを相互接続しスーパーコンピュータ並の性能を実現する「グリッドシステム」というものがありますが、このコミュニケーションシステムは、人間を相互接続した「人間グリッド」を目指しているともいえます。
果たして、この「人間グリッド」は、一人の天才に匹敵する性能を発揮できるのでしょうか? 発揮できたら素晴らしいですね。
ところで、私たちが手軽に「人間グリッド」を実現するためには、どうすればよいでしょうか?
BLOGはこれを実現するためのいい素材になると思うのですが、使う人を常にホットにさせて、みんなが積極的に参加できる仕掛けが必要です。特定の人だけが頑張ると周りが白けてしまうので、風になびくススキの群れのように、風のさざ波がススキの大きなうねりになるような繋がりが欲しいところです。
たぶんこれを実現した会社が21世紀型のエクセレント企業となるのでしょう。
2006年05月13日
18年間目覚まし時計として使っていたSONY DoDeCaHORNが壊れました。
今じゃ「DoDeCaHORN って何じゃい?」と言われそうですが、その昔CDラジカセではブランド品?でした。
仕方がないので、しばらく携帯電話のアラームを目覚ましに使っていましたが、今一目覚めがよくありまん。そこで21世紀に相応しい目覚まし時計を選びました。
それは、”iPod + 外部スピーカー” です。iPodのアラーム機能で好きな曲を目覚まし代わりにすることにしました。
これによりスリープ機能でお休みの曲も聴けるし、出かけるときはiPodだけを取り外し外出先でも音楽が楽しめるようになりました。さらに外部スピーカーはクレードルにもなっており、セットしている間に充電もできます。
朝目覚めたあとポンと取り外してお出かけ。帰ってくればカチッとセットしてBGMを聴き、朝になれば目覚まし。おしゃれですね。
さて、最近Podキャスティングで本の要約を配信するサービスがあるそうです。関西人としては新書ぐらいなら電車の中でも読めるのに、なぜそんなサービスがあるのか不思議でしたが、この前の東京出張で謎が解けました。要はとても新書なんか広げる余裕がないということですよね。
東京に本社がある社長さん、本社を関西に移してはどうですか? 文庫本ぐらい読んで通勤する余裕がないと、高齢化社会で息絶えてしまいますよ!
2006年04月28日
東京へ出張しました。
朝7時過ぎ、東急田園都市線に乗ろうとしてびっくり。東京のラッシュは半端じゃない。
ホームに到着した急行には、「よくまあ、こんなに人を詰め込んだなあ」 というぐらい人が箱寿司状態ではいっていました。入り口近くのサラリーマンの虚ろな目、思わず後ずさり、次の普通に乗ることにしました。
しかし、日本は人口が減少に転じているし、通信インフラも整ってきたというのに、どうしてこんなにも一極に集中するのでしょうか。昔、サテライトOfficeの取り組みがマスコミで取り上げられたこともあったのに、ますます東京に集中しています。
やはり東京、福岡、札幌に社員が分散していても、会社が動く仕組みを作らなければいけません。
でも日本人って、やっぱり群れないと気が済まないのか。
2006年04月09日
インターネット上に存在するWebサービスを自分のWebに取り込み、新しいWebサービスとしてしまうことをMash-upといいます。例えば、Google Mapsなどがそれに該当します。
これはいい考え方ですね。複雑なものを単純なものの寄せ集めで作るのですから。また、単純なもの同士も粗結合なので変更も組み合わせも自由自在になります。
業務もそれに付随するシステムも、やたら複雑にして悦に入る人が多いですが、もっとMash-upして残業時間を減らしてはどうでしょうか?
2006年03月26日
環境DVD 「トロピカル・リゾート」を買いました。
人のいないビーチと波の音だけでは、始めはフーンで、しばらくすると飽きて来ました。
よく考えてみると、いまいち気分が乗らないのは、カメラアングルが人間の視線と食い違っているからですね。
すなわち、「散策」がないのです!
カメラを固定して撮影するのではなく、視点を色々変えながら歩いている感覚で撮影すればいいんじゃないでしょうか。人間は近くの一点を見つめながら、じっとしていることなんて、あまりないですから。