儲けてまっかァ、プロト作ってまっかァ
企業って奴は、何年かにいっぺん「何か高収益なことを始めなくては!」と思うようです。
そこでプロジェクトを立てて事を起こすのですが、リサーチや調査ばかりに時間を取られ、結局貧相な結論を書いたレポートを提出し、「やっぱり難しいな」で終わってしまいます。
年寄り連中は『こりんやっちゃなあ。』と冷ややかに見ていますが、若い連中は以前のことは知らないので一生懸命やってしまいます。
しかし、「なんか儲からないか!」では漠然とし過ぎていて、新たなイノベーションを生むのは難しいのです。
ではどうすればよいか?
それには、できるだけ範囲を狭めて具体的なイメージが出やすいようにし、かつ発想の連鎖が起きるような工夫が必要となります。つまり次のようなことです。
●具体的な「物」、「場面」を定義し、発想の種とする。
●必ずイメージをストーリー・ボードや図で表し、イメージの連鎖が起きるようにする。
●イメージが集まれば、そのうちの幾つかをプロトタイプにしてみる。
●調査/リサーチとプロトタイプ作成はセットで実行する。調査報告だけで終わらないようにする。
少なくとも、何かを作ったという実績を残すことが重要です。
単なる調査報告では、それを行った「瞬間(時代)」だけしか価値を持ちません。世の中は常に動いているのです。それよりもプロトタイプを作っていれば、たとえそのプロジェクトが立ち消えになったとしても、次のプロジェクトの糧となります。