2006年09月07日
「OS以上」を想像でケへんと、アカンでェ
作家:堺屋 太一さんが『成功は失敗の父』と著書の中で述べておられる通り、MS-DOS、Windowsの大成功が、Microsoftにイノベーションを生み出す力をなくさせたようです。
いや、Microsoftには元々イノベーションなんてなかったのかもしれません。MS-DOSは買い取ったOSでしたし、Windowsもモデルとなるウィンドウシステム(ApolloやSUNのワークステーション)が存在していたのですから。
今までOSはアプリケーション・プラットホームとして発展してきましたが、これからの道筋がMicrosoftにしてもAppleにしても描ききれていないようです。際限のない機能拡張や、見た目の華やかさの追及だけに終わっています。
しかし、これからのOSには2つの方向しかありません。つまり、
1) インターネットのフロントエンド
アプリケーションもストレージもネット上に存在し、ブラウザ実行機能に最適化したもの。2) HS:human service
プログラムレスで人間の指示とコンピュータの動作をシームレスにつなげるもの。
そして、これから目指すべきは 「HS」 です。これは次のようなものになります。
●OSとアプリケーションの境界がない。
●「記録したい」、「図を描きたい」、「音楽が聴きたい」という要求で起動する。
●want[人間の要求]とservice[コンピュータのサービス]の関係で動作する。
●あいまいな指示から、詳細を絞り込めるユーザーインターフェースを備える。
●パソコン内の情報に不備があるときはネット上の情報で自動的に補完する。
GoogleやWeb2.0さえもユーザーに見せないで、これらをプリミティブ要素として自動的に活用します。
Microsoftは 1) の方向で頑張るしかないのですが、どうもそれに気づいていないようです。ただ、私たちが道連れになるのだけは勘弁して欲しいのですが。
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