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2006年08月19日

Green Wi-Fiっていうのは地震がぎョうさんある日本にこそ必要ちゃウん


 知識は力なり。

とフランシスコ・ベーコンが言ったように、インターネットが使える環境を整えることが情報と知識を普及させ、忘れられている人々に光をもたらすことでしょう。

CNET Japan:デジタルデバイド解消に挑む「Green Wi-Fi」プロジェクト

単なる物理的な食料や水の援助は一時的なものです。それより、それを得るための知識を得る機会を提供する方が、長期的には人々にとって役に立ちます。

 古代ローマ帝国がローマ街道の整備によって発展して行ったように、発展途上国の人々も情報/知識の道であるインターネットにアクセスできれば、先進国の人と同じ街道を歩くことができ、人間社会がもっと発展していく可能性があるのです。

適当なサーバー機能を先進国のNGOが提供すれば、次のようなことが可能となります。

●天気予報と連動した農作物の栽培情報
●疾病の予防方法と対処方法の情報提供
●eラーニング機能で教師不在地域での教育の提供
●紛争や戦争の早期警告による民間人の非難誘導
●農作物や工芸品の売買情報の提供による経済活動支援

 ところで、地震大国である日本は、「手回し充電PC」と「Green Wi-Fi」を各地域に備えておいた方いいと思います。災害時には携帯も光インターネット回線もどこまで機能するか分かりませんから、既存のインフラに頼らない情報網はかなり役立つはずです。

そういう意味で日本政府が「Green Wi-Fi」の開発に協力するべきではないでしょうか。すぐ恩を忘れられるODAで多額のお金を使うよりも、歴史に残る援助となるはずです。


 

 

   

 

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