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2006年07月17日

少子高齢化社会にこそ必要なコラボレーションツール

 コラボレーションツールというと、いつもテクノロジーだけに焦点が当てられていますが、重要なのはそれで何を行うかです。

CNET Japan:米企業で進む「Web 2.0のススメ」--使えるコラボレーションツールを目指して

 日本は急速に少子高齢化社会に向かっており、十数年以内に大きな構造転換を迫られます。すなわち、今までの日本が構造的に維持できなくなるのです。

 このとき日本は何に取り組むべきか?

それは、単なる「物作り」や「サービス」ではなく、より頭脳集約的な仕事、すなわち、「イノベーション」の創出に取り組むべきだと思います。そして、これには高齢者を多数とする幅広い年齢層のコミュニケーションを実現し、その上に仕事環境を築く必要があります。

 これこそが日本が目指すコラボレーションツールです。

簡単にレイオフを実施する米国社会のコラボレーションツールは、同レベルの社員間のコラボレーションを作れば終わりですが、日本の場合、高齢者のパワーを引き出すものが必要です。

 だから単なるWeb2.0と騒ぐのではなく、日本社会に密着したコラボレーションツールを考えて行くことが重要です。


 

 

   

 

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