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2013年12月23日

「電子書籍販売推進コンソーシアム」は大失敗の予感!

 「電子書籍販売推進コンソーシアム」が、「リアル書店」で電子書籍を販売する実証実験を始めるそうです。

 また、大失敗の予感。顧客の手間を増やすコンセプトは必ず失敗するんですがね・・・

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2013年05月04日

Head Firstをインターラクティブにすれば

 Michael Milton 著 「Head Firstデータ解析 ―頭とからだで覚えるデータ解析の基本」から

 人間の脳は
 常に目新しいことを求めています。

 そして、
 いつも普通でないものを探し求めています。

 人間が生き延びるため、
 生来、脳はそのように作られているのです。

Man's brain is searching for the always novel thing.
And it is always searching for the not ordinary thing.


 Head Firstシリーズの名前は知っていましたが、今度“Big Data”のことを調べることになったため、参考書として「Head Firstデータ解析 ―頭とからだで覚えるデータ解析の基本」を購入しました。
 「脳」の特性を考えて読者が必要な知識と考え方が身に付くように配慮されおり、ユニークな構成で楽しく読めます。

 こういう書籍を電子化し、考える項目をインターラクティブに動くようにすれば、まったく新しい電子書籍になります。次世代の電子書籍とは、こんな方向に進むのではないでしょうか?


2012年12月10日

付箋紙パレット【側面付箋】

 オフィスのPC側面を付箋紙パレットにしてみました。

こんな製品、ありそうで見たことないのですが、便利かもしれません。

2012年11月18日

SONYが目指すべきはメンタル・トリップ機器製造

 長年愛用してきたiPod nanoのバッテリーがいかれてから久しいので、新しいものを購入しました。
と言ってもiPodではなく、“SONY Walkman”(NW-F805)です。

 ちょっと、Walkmanのノイズリダクション機能に惹かれての購入です。Walkmanファンには、iPodより断然音がいいという拘り派が多いですが、なるほど聴き比べると音がいいですね。特にこのノイズリダクション機能をONにして家で聴いていると、子供の声なんか聞こえなくなり、自分だけの「リスニング・ルーム」に居るような感覚になって、ちょっと「ぞくっ」と来ました。

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2012年07月07日

日本で電子BOOKを売って大儲けする方法

 李 御寧 著 「「縮み」志向の日本人」から

 なんでも揃っていなければ、
 気がすまない。物足りない。
 そして、自分みずからが選択するより、
 あらかじめセットされたもののほうが
 気やすく買えると消費者が考えているからです。

 セット文化大好き日本人には、個人主義のクラウド型電子書籍は似合いません。電子BOOKリーダーは弁当化して売るべきです。

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2012年04月02日

電書ソムリエの時代

 ティナ・シーリング 著 「20歳のときに知っておきたかったこと」から

 成功に至る道には、
 さくさんの屍が横たわっています。
 出版社も玩具メーカーも映画プロデューサーも、
 それをよく知っています。

 最近は図書館司書の口は皆無ですが、これからは図書館司書の能力のある人は、電子書籍ソムリエ【電書ソムリエ】として脚光を浴びることになるでしょう。

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2011年11月24日

クール・ジャパンな物作り

 「クール・ジャパン」を経産省は後押していますが、クール・ジャパンといわれる日本アニメの何がクールなのか、彼らは理解しているのでしょうか?

 それは、非論理的、非対称性のストーリー展開が魅力であり、クールなのです。例えて言えば、西洋の天使には翼があるが、日本の天女には羽衣しかないということです。

 そして、これからクール・ジャパンはポップカルチャーだけではなく、もっと物作りにも応用されるべきです。

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2011年09月18日

GALAPAGOSは【弁当化】すべし

 田辺 聖子 著 「ほっこり ぽくぽく 上方さんぽ」から

 私、思うに、
 大阪ニンゲンの発想の中核をなす観念はただ二つ、

 一つは、
 <ゼニ出すのん、ワシじゃっ>
 であり、も一つは、
 <エエ恰好(かっこ)すな!>

 である。

 シャープのGALAPAGOSの初期モデルが生産中止になりました。半期で100万台の販売目標が、10万台も売れなかったとか。正に私の予想したシナリオの通りになってしまいましたネ。

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2011年03月15日

電気がナーい→アナログの大逆襲が始まる

 計画停電が実施されました。電気があることが当たり前のライフスタイル、ビジネスモデルがガラガラと崩れて行きます。

 やっぱり、
●電子Bookより文庫本
●モバイル端末より手帳

 そして、手帳には会社から家までの地図を貼り付けておいて下さい。


LCP(1)
巨大単一故障点=東京

2011年02月25日

near gorgeous

 大阪駅周辺のお店屋さんが“臨戦態勢”に入っています。なんたって、もうすぐ大阪駅改装工事が終わり、三越伊勢丹を始め、たくさんの新しいお店が開店するのですから。

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2010年09月13日

電子書籍のネット販売を出し抜く

プチノートPCで電子書籍を読む
 愛用のプチノートPC“工人舎のSA1F00H”を、「Software Design 総集編」の電子書籍リーダに使っています。ボリュームのある書籍をどこででも読めるというのは、結構重宝します。

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2010年06月16日

好運のツールキット

 大昔はフロッピーディスクに、小物サブルーチンやドライバー・ルーチンを詰め込んで持ち歩いていました。それらを数種類組み合わせてPROMに焼けば、1ボードのマイコンシステムが出来上がったものです。

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2010年05月17日

iPad狂騒曲

 「iPadの入荷予定数に達したので予約販売は終了しました」と、梅田のヨドバシカメラに貼り紙がありました。手に入らないから手に入れたいというのが人情です。まあ、当面はiPad狂騒曲が続きそうです。

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2010年05月12日

ゲゲゲのハブ

 NHKドラマ「ゲゲゲの女房」では、松坂慶子が女将さんに扮する古本屋が出て来ます。この古本屋はこのドラマの“情報ハブ”です。

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2009年09月15日

不況のときは同窓会

 先日、○○年ぶりの同窓会がありました。みんな、結構立派な、おっちゃん、おばちゃん、になってんねんやナァ。

 ところで、同窓会っていうのは・・・

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2009年07月27日

smart niche:プリクラと掛けて幕の内弁当と解く

 M.J.アドラー/C.V.ドーレン 著 「本を読む本」
訳者 外山滋比古 さんの言葉から

 日本文化の特色の一つに、
 小粒ということがある。
 巨大なものの美よりも
 箱庭のおもしろさに
 ひかれる感覚が発達している。

プリクラと掛けて幕の内弁当と解く
その心は、
どちらも箱庭プロダクトです。

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2009年04月26日

smart niche:引き算ビジネス

 〝自分でデコした携帯〟と、〝デコして売られている携帯〟
とでは、見た目は似ていてもまったく違う概念の物体です。

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2009年04月23日

smart niche:考えるイスを売る

 大阪のオフィスビルの空室率が9%を越えました。今年、そして、来年の今頃までは空室率の上昇が続くでしょう。

 さて、オフィスビルも、そろそろ使い方を変えてみる時代が来ているのかもしれません。

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2009年03月08日

smart niche:トワイライトゾーン

 松岡正剛 著 「知の編集術」から

 編集術とは、
 われわれがどのように
 世界にかかわるかという「方法」に目を凝らそうという、
 いわば
 「気づかなかった方法を気づくための方法」
 というものである。

 ソニーがテレビ事業の最終赤字見通しを受け、テレビ事業からの撤退も視野に入れるという話もあります。

 薄型テレビをsmart nicheの目で見れば、客の減ったホテル業界とタイアップして、「トワイライトゾーン」を考えてみるのも面白いと思います。

 「トワイライトゾーン」とは、「トワイライトエクスプレス」などの豪華寝台列車旅行を疑似体験できるものです。

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2009年03月07日

スマート・ニッチ(smart niche)を狙え

 松岡正剛 著 「知の編集術」から

 「知」や「情報」
 というものは、
 どこでどのように接するかということで、
 その姿を変えるものなのである。

 バブル崩壊以後、ニッチ市場に活路を見出した企業もありました。でも、この経済状況下では、そんな生易しいやり方では足りません。

 「スマート・ニッチ(Smart Niche)」

 これからはこの市場を狙いましょう。 smart nicheとは、

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