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2013年12月23日

「電子書籍販売推進コンソーシアム」は大失敗の予感!

 「電子書籍販売推進コンソーシアム」が、「リアル書店」で電子書籍を販売する実証実験を始めるそうです。

 また、大失敗の予感。顧客の手間を増やすコンセプトは必ず失敗するんですがね・・・

つまり、

 【書店】(電子書籍のカードを選ぶ) ---> (代金を支払って番号を入手)
 【電子書籍端末】(番号を入力) ---> (書籍データをダウンロード) ---> (やっと読める!)

という手順で買うことになるんですが、リアル書店に行って電子書籍のカードを探すという行為が余分、単に面倒なだけで、かつ顧客に何のメリットもありません。〝取引コスト〟を増やしてどうするの? 経済学を一から勉強し直してください。

 日本の電子書籍ビジネスモデルって、どうも顧客の存在を無視していますね。SHARPのガラパゴスの失敗から学んでいないのでしょうか?

 リアル書店へ顧客にわざわざ来てもらうなら、これに対するメリットがなければなりません。私しなら、

●図書館司書の方を雇って〝電子書籍ソムリエ〟として配置
●顧客の欲しい情報を聞き出し、それに該当する電子書籍をその場で顧客の電子端末にダウンロードする

というサービスにしますがね。

If you would like to sell goods, a customer has to enable it to buy more goods simply.


電書ソムリエの時代
日本で電子BOOKを売って大儲けする方法
GALAPAGOSは【弁当化】すべし
損が出たあとに儲ける


 

 

   

 

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