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2011年09月18日

GALAPAGOSは【弁当化】すべし

 田辺 聖子 著 「ほっこり ぽくぽく 上方さんぽ」から

 私、思うに、
 大阪ニンゲンの発想の中核をなす観念はただ二つ、

 一つは、
 <ゼニ出すのん、ワシじゃっ>
 であり、も一つは、
 <エエ恰好(かっこ)すな!>

 である。

 シャープのGALAPAGOSの初期モデルが生産中止になりました。半期で100万台の販売目標が、10万台も売れなかったとか。正に私の予想したシナリオの通りになってしまいましたネ。

 店で商品を買わせない商売なんて在り得ないのです。大阪人なら、<ゼニ出すのん、ワシじゃっ>、<そんなケチなもんやったら、買(こう)たれへんワ> って言いますよ。この売り方を考えた人って、“青い眼のコンサル”か“東京人”なのでしょうね。シャープって元関西系企業なのに、東京人の血が入り過ぎているのでは?

 さて、今後、GALAPAGOSを売りたいのなら、次の戦略が必要です。

■GALAPAGOSを弁当化する

 ★電子書籍をデフォルトで実装しておき、すぐ “お勧め” の使い方ができる → 【弁当化】
 ★デフォルト実装する書籍は最低100冊。〝GALAPAGOS100〟シリーズとする

 ●GALAPAGOS100 ロマン
  明治文学を中心にロマン系文学を実装する

 ●GALAPAGOS100 平安雅
  源氏物語や源氏物語絵巻を実装する

 ●ご当地GALAPAGOS100
  例えば、「金子 みすゞ」の作品が全部入りで、出身の山口県のみで販売する

 ●GALAPAGOS VOGUE
  過去10年間のVOGUEの写真、記事が全部入り

 特に〝GALAPAGOS100 平安雅〟のようなものは狙い目です。日本はアメリカのように薄っぺらい歴史の国ではないのです。千年以上も続いた歴史の文化遺産があるのですから、これを活用しないのはもったいないですよ。

 なんせ、appleやamazonには、逆立ちしても出来ないのですから。


GALAPAGOS:日本メーカーの出遅れを具現化したもの
2010年日本の電子書籍元年は落第点で幕を閉じる
Tsundoc:第二世代電子書籍リーダーとはこれだ
弁当という「小さな宇宙」



 

 

   

 

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