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2017年04月09日

英語教育は「パチパチはん」と同じ終焉を迎える

●ソロバン全盛時代
 かつて、電卓が一般的でなく、パチパチはん(=ソロバン)が事務職の必需品だった時代がありました。この時代の小学生は、ソロバン塾に行くのが当たり前、半ば義務教育化されているようなものでした。

●計算する手段が空気化された
 しかし、時は流れ、電卓、パソコン、スマートフォンなど計算機能が簡単に持てる現代では、ソロバン塾に行く子どもが激減しています。ソロバンが必需品ではなくなりましたからね。

●英語は空気化されつつある
 Google翻訳や、Skypeオンライン翻訳が簡単に使えるようになった今日では、かつてソロバンで起きたことと同じことが、英語教育にも起きようとしています。
「自動翻訳」では英語の微妙な表現を理解できないではないか、という突っ込みがありますが、そもそも、今の英語教育でそんな微妙な表現を理解できるレベルになるには無理があります。そして、何よりそんなレベルを、ビジネス英語は要求しません。

●英語教育偏重は時代遅れ
 役人も政治家も、英語(=言語)によるコミュニケーションをまったく理解していません。英語(=言語)はコミュニケーションの手段であって、目的ではありません。
 コミュニケーションに必要なのは、論理建てたメッセージをやり取りできる能力です。英語教育よりも、まず日本語で論理的なコミュニケーションができる能力を高める教育が必要です。

●新しい教育へ
 自動翻訳機能があるという前提で、コミュニケーション教育を行いましょう。
 日本語のパラグラフ・ライティングを教え、言語による論理思考を教えましょう。


The end of the English education is carried out like an abacus.


無邪気さと鈍感さと社員食堂の丼と
英語を使うことではなく、自分のいいたいことを伝えるのが大切
母語を軽んじているのは日本だけ
日本語を学問の言葉にさせないようにされている


2012年12月09日

paper white を待ちながら

 paper whiteを購入しました。でも、本体は人気で品薄なため、手元に届くのは2013年となります。

一緒に購入したオプション品が、先にご到着です。

 これを使って、電子書籍端末の新しい使い方を見つけて行きたいと考えています。


SONYはAmazonにも破(滅)れる!

2012年10月26日

T.P.Oで分析する

 着こなしのT.P.Oではなく、思考のためのT.P.Oを使っています。

Time: 時間 → タイミング → スケジュール

Place: 場所 → 立場 → 組織 → リソース

Occasion: 場面 → 捉え方 → 取り組み方


 マインドマップなど、言葉のキーワードを羅列していると、よく分からなく成ることが度々あります。こんなとき、キーワードを 「T」、「P」、「O」 に分類してみます。

 そうすると、戦略の打ち易い順に
●「O」=成せばなる
●「T」=虎視眈眈
●「P」=大所高所
と分析できます。

2012年04月08日

イノベーションの彼方へ

 一つ覚えの日本人? 巷では「イノベーション」というキーワードが大流行り。
今年度の目標に、社長から課長まで、みんな「イノベーション」というキーワードが入っています。でも、イノベーションって、何か分かっているのでしょうか?

 QCごっこが大好きで、重箱の隅をいつも突付いている会社には、とうていイノベーションを生むのは無理だし、第一

本当にイノベーションが起きたら、QCでやって来たことなんか雲散霧消してしまいます


よね。

 技術も付けたい、競争に勝ちたい、売上も上げたい、願望だけしか書いていない年度計画書なんかいりません。抽象的な言葉やスローガンもいりません。作ろうとしているのは管理資料ばかりで、本当に必要なものは何も作られていません。

 ・頭にある技術はWikiに書き出そう
 ・スケジュールはコンテナ化して、複数の人にワークフローで回そう
 ・徹底した業務の規格化と標準化で、新規文書の作成を半分にしよう


などと、具体的なアクションプランを立てることが出来なければ、やっぱり何も進歩しなかった一年で終わりますよ。


イノベーションは決して自然に起きない
物語りを語る新しい方法

2012年01月02日

今年は頭をマカロニタイプにできる企業が生き残る

 田辺 聖子 著 「人生は、だましだまし」から

 私は、人のあたまはマカロニタイプがいいと思う。
 まん中がスースーと抜けていて、
 時宣(じぎ)にかなってそこへ、
 愛や叡智がつめこまれ、
 そこからさまざまの想像力が生まれる。

 これは、ゼロ・ベース思考やブレーンストーミングの具体的な説明ですね。
会社では“ブレーンストーミング”をやってるつもり、という場面は多いのですが、実際には全然やり方が間違っているという場合が殆どです。

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2012年01月01日

今年はタブレット端末普及元年になるか

渡辺 保史 著 「情報デザイン入門―インターネット時代の表現術」から

 本は情報ソースであるとともに絵具であり、
 本棚は収納スペースでであるととものに
 キャンパスでもあるのだ。

 今のタブレット端末は、まだ“情報キャンパス”としての機能が十分とは言えません。

 ですが、今年登場するであろう「iPad3」では、たぶん、4コアCPUでiPhone4Sに搭載された「Siri」が実装されることでしょう。そして、この「Siri」が電子Book内の検索までナビゲートできるようになれば、タブレット端末による電子Book閲覧は、大ブレークするはずなんですが・・・


2011年11月28日

見つからない資料は無いのと同じ

 「こんな資料、以前作ったなあ。どっかにあったはず! 捜して!」
などと、下っ端に指示している人を時々見かけます。

 しかし、

見つからない資料は無いのと同じ

なのです。

 資料は作るだけでなく、

使い易く整理しておく

までが資料作りなのです。

 WORDやEXCELで資料を作ることは一般的になって来ましたが、その先のことが整備されていないオフィスが多過ぎますね。コンピュータの中で知識がスムーズに連携する、〝知の動線〟を意識することが今後ますます重要となって来ます。

 クラウドはその一つの解ですが、ここを如何に工夫するかが企業の智恵の見せ所となってくるでしょう。

2011年10月25日

GOOD WIKI!!!!! (1)

 最近の会社では「人件費は悪だ!」とばかり、正社員がどんどん少なくなり、非正社員の方に置き換わっています。この弊害については、ひとまず置いておいても、まず、意思疎通の取り難い混成部隊で現場の仕事を回さなければなりません。

 けれども、メールと手順書、ドキュメントのEXCELシートだけで、仕事が回る時代は既に過ぎ去っているのです。

 ならば、どうするか?

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