2023年12月19日
ラジカル・アクセプタンス(radical acceptance)
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
事実を善し悪しのジャッジメントなしで
あるがままに受け入れ、
向き合うことを
「ラジカル・アクセプタンス(radical acceptance)」
(積極的受容)
と言う。
』
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2023年12月19日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
事実を善し悪しのジャッジメントなしで
あるがままに受け入れ、
向き合うことを
「ラジカル・アクセプタンス(radical acceptance)」
(積極的受容)
と言う。
』
2023年12月18日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
自分の罪悪感に向き合うよりも、
誰かを標的に怒りをぶつける方が、
短期的にはずっと楽なのです。
無力感を受け入れるよりも、
誰かを見下し
自分には力があるような錯覚を持つ方が、
その場では辛くない手段なのです。
』
2023年11月30日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
一旦立ち止まって、
経験を振り返ってみる。
自分の感情、考え、行動について、
正直に向き合ってみる。
自分だけでなく
相手の立場に立ってエンパシーを持って
状況を再度評価してみること。
』
2023年11月27日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
気づくことができなくても
仕方ないことはたくさんありますが、
それでも相手の尊厳と、
自分自身の固定観念や偏見と
向き合うことが大事なのだと思うのです。
』
2023年11月26日
2023年11月25日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
マイクロアグレッションは
何もないところから生まれるわけではなく、
個人、
そして社会全体が持つ
「無意識の偏見」から生じるものだからです。
』
2023年11月05日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
良い変化に繋がる議論というのは、
自分の意思と相手の意思が尊重された、
ケンカではない会話から
生まれると思うのです。
』
2023年10月31日
2023年10月22日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
本当の意味で
誰かの発言をサポートするには、
その人がどんな経験を持ち、
どんな思いで
その言葉を発しているのかを想像する努力、
つまり
「他者の靴を履く(To put yourself into someone's shoes)」
と比喩される「エンパシー」が必要です。
』
2023年10月04日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
群衆は、
自分らの気にいらぬ明白な事実の前では、
身をかわして、
むしろ誤謬でも魅力があるならば、
それを神のように崇めようとする。
』
2023年10月03日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
幻想は、
民衆にとって
必要欠くべからざるものであるために、
民衆は、
灯火に向かう昆虫のように、
幻想を提供する修辞家のほうへ
本能的に向かうのである。
』
2023年10月02日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
群衆に幻想を与える術を心得ている者は、
容易に群衆の支配者となり、
群衆の幻想を打破しようと試みる者は、
常に群衆のいけにえとなる。
』
2023年08月07日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
ひとは会話を通じて
ほかの人間をうまく操ろうともします。
約束事にするのは避けつつ
相手が自分の本心に気づくように操る、
あるいは相手に気づかれないように
こっそりと相手の感情を煽る。
』
2023年08月06日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
発言がコミュニケーションレベルで
差別的な約束事をもたらしていない
ことだけ述べられ、
「差別的だと感じたとしたら
受け手の問題だが、
とはいえそう感じたひとには申し訳ない」
とばかりに、単なる受け手の心理の問題にされてしまう。
』
2023年08月04日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
「それによってどのような結果がもたらされるのか」
「そのような結果をもたらすということを予見して
そうした発言をしているのか」
といった、
より一般的な行為の善悪の次元で
責任を問うべきなのではないでしょうか。
』
2023年08月03日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
話し手にとって都合のよい
イメージを聞き手が想起することを狙って、
話し手が比喩を用いることはあります。
』
2023年08月02日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
比喩の特徴として、
ひとたび比喩が受け入れられたならば、
それによって直接的にコミュニケートされている
内容を超えたさまざまな印象を利き手に
喚起することができるという点があります。
』
2023年07月28日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
抑うつやストレスを感じているときに
自分が誰かの役に立っていると思えると
抑うつが和らぐという考え方です。
--- ---
小さな「人助け」が自分の心を豊かにしてくれます
』
2023年07月27日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
「分断を超える」ことは
皆が同じ色になるわけではなく、
反対側にいるように見える人と
経験を共有しながら、
少しずつ濃淡の度合いが変わって
色が交わっていくこと。
』
2023年07月26日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
-オバマ元大統領 -
罪とは無縁で
過去に間違いのない人などいない。
世の中は純粋ではなく、
もっと複雑なものだ。
とてもいいことをしている人にも欠点がある。
』
2023年07月25日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
われわれの魂のなかに君臨する
眼に見えぬ支配者である伝統は、
どんな人為の力からもまぬかれて、
ただ、
幾世紀にもわたる緩慢な
消耗作用に屈するだけである。
』
2023年07月24日
2023年07月22日
2023年07月20日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
宗教上あるいは政治上の信念の創始者たちが、
それを創始することができたのは、
ひとえに、
宗教的な狂信的感情を
群衆に起こさせる術を心得ていたからである。
』
2023年07月19日
2023年07月18日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
群衆の確信は、
盲目的服従、
粗野な偏狭さ、
猛烈な宣伝欲のような、
宗教的感情に
固有な性質をおびている。
』
2023年07月17日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
自分から遠く離れた知らない誰かに対して
怒りが湧き上がったときも、
いったん立ち止まり、
「再評価」をすることを勧めたいのです。
』
2023年07月16日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
その場で叩かれることがあっても、
その場で伝わらなくても
焦らなくていい。
意見を表明した一つ一つの会話が
変化をもたらすための未来への投資なのだと思います。
』
2023年07月14日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
今すぐ伝わらないことがあっても、
もしかしたら心の中にまかれた種が
時を経て芽を出し、
変化を生む触媒になるかもしれない。
一つ一つの議論や問いかけが
未来へのインペストメント(投資)に
なっていると私は信じています。
』
2023年07月13日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
論理を捻じ曲げてでも
「自分を正当化して、誰かを貶(おとし)めたい」
という思いは、
ときとして
「相手を下げることによって自分を上げたい」
という自身のなさの現れであることもあります。
』
2023年07月12日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
誰かを攻撃しても
自分の幸福度は上がらないのです。
それどころか攻撃したことで
怒りやもどかしさが
増すことの方が多いかもしれません。
』
2023年07月11日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
「分断を超える」には
双方の共感が必要なのは間違いありませんが、
双方の対話や経験の共有の末に行きつく結論が、
常に両極の意見の中間にあるわけではないのです。
』
2023年07月10日
内田舞 著 「ソーシャル ジャスティス」から
『
加害者側は全く罪悪感もなく、
無意識にGaslighting(相手の正常な思考を奪う)
していることが多いので、
注意していないと、
被害者は自分が被害者だという事実を
忘れてしまうことも少なくありません。
』
2023年07月08日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
差別の訴えが意味の占有によって
捻じ曲げられてしまっている可能性、
そしてあなた自身が意味の占有者による
働きかけの対象として利用されている可能性を
意識するようにすることは、
現代の社会において非常に重要なことだと思います。
』
2023年07月07日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
発話がどのような意味をもっているのかの
決定権を独り占めし、
相手が口出しできないようにしたうえで、
そのようにして自分に都合のよいように
捻じ曲げた約束事に相手を服従させる
』
2023年07月06日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
社会的マイノリティは
そのマイノリティ性ゆえに、
同じ条件のもとでは
知識の主体としての能力をマジョリティに比べて
疑われやすくなる傾向がある
』
2023年07月05日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
「約束事」と言われると、
意地でも守らないとならないものに
思えるかもしれません。
でも、
目の前にいる相手との関係においては、
ときに勇気を出してそれを撤回することこそが、
何よりも誠実な選択になることがあります。
』
2023年07月04日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
間違っているとわかっていながら
あえておこなわれるコミュニケーションというのは、
その「あえて」の背後にある心理を
さまざまに想像させることができるためか、
フィクションではいろいろなかたちで登場します。
』
2023年07月03日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
話し手がコミュニケーションをした以上、
話し手は自分のおこなった
コミュニケーションに応じた責任を負うことになり、
この責任に反するような振る舞いが
「嘘」と呼ばれている
』
2023年06月20日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
群衆は、
自分等を一時熱狂させるような政治上の標語や、
あるいは戦勝の首領に、
同じような神秘な力があると考える。
』
2023年06月19日
2023年06月18日
2023年06月17日
2023年06月14日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
あらゆる時代、あらゆる国に大政治家たちは、
最も独裁的な専制君主にいたるまで、
民衆の想像力を、
自分等の権力の支柱と見なしたのである。
彼らは決してそれにさからって
政治を行おうとはしなかった。
』
2023年06月13日
2023年06月11日
三木那由他 著 「会話を哲学する -コミュニケーションとマニピュレーション-」から
『
互いの行為を統制するという機能がなかったならば、
そもそも約束なんてする意味がありませんよね。
約束の約束たるところは、
まさにこの、
責任を発生させることで
互いの行為を一定の方向に導くという点にあります。
』
2023年05月03日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
ある種の意見が一般化しやすいのは、
大部分の人間には、
自身の推理にもとづく独自の意見を
生み出すことができないという事実に、
とりわけ原因しているのである。
』
2023年02月02日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
群衆は、
ただ過激な感情にのみ
動かされるのであるから、
その心を捉えようとする弁士は、
強い断定的な言葉を
大いに用いなければならない。
誇張し断定し反復すること、
そして推論によって
何かを説明しようと決して試みないこと、
これが、
民衆の会合で弁士がよく用いる論法である。
』
2023年01月31日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
群衆のなかにはいれば、
愚か者も
無学者も
ねたみ深い人間も、
おのれの無能力の感じを脱し、
その感じにとってかわるのが、
一時的ではあるが
絶大な暴力の観念なのである。
』
2023年01月30日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
群衆の強烈な感情は、
特に、
異なった分子から成る異質の群衆において、
責任観念を欠いているために、
さらに極端となる。
』
2023年01月25日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
集団の観察は、
あらゆる観察のうちで
もっとも誤っており、
かつ多くは単に、
感染によって、
他の者に暗示を与えた
一個人の錯覚に過ぎないのである
』
2023年01月24日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
その個人が優秀な学者である場合でも、
その専門外の事柄になると、
群衆のあらゆる性質をおびるのである。
各自の有する観察力と批判精神とが
消えうせてしまうのである。
』
2023年01月23日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
極めて単純な事件でも、
群衆の目にふれると、
たちまち歪められてしまう。
群衆は、
心象(イマージュ)によって
物事を考える。
』
2023年01月21日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
群衆は、
どんなに不偏不党と想像されるものであっても、
多くの場合、
何かを期待して注意の集中状態にあるために、
暗示にはかかりやすいのである。
』
2023年01月16日
国際NGO アース・ガーディアンズ・ジャパン代表 川崎レナ さんの言葉から
『
ツイッターで
建設的な議論ができるかと言われれば、
いつもできるとは思わない。
議論には、
やはり心理的な安全が必要だと思います。
』
2023年01月15日
国際NGO アース・ガーディアンズ・ジャパン代表 川崎レナ さんの言葉から
『
いろんな世代が、
お互いに意見を言う。
違いを強調して溝を深めるより、
共通点をみつけて
建設的な議論ができたらいいよね、
というのが今の私の考えです。
』
2023年01月09日
ノーベル賞作家 アレクシエービッチ さんの言葉から
『
文学は人間を育み、
人々の心を強くしなければなりません。
残虐な運命に身を置かれた時、
人間をのみ込む孤独に
打ち勝てるように。
』
2023年01月04日
建築家 安藤忠雄 さんの言葉から
『
生きる上での志があれば、
言葉はいらない。
すぐに共に何かできるもんですよ。
そういう志を持った人間を
増やさないとね。
』
2023年01月03日
2023年01月02日
建築家 安藤忠雄 さんの言葉から
『
新しい技術も使いこなせばいい。
と同時に、
ある意味不便な紙の本や人と出会うことで
得られるものも大切にすべきだと思います。
』
2022年12月25日
2022年12月24日
2022年12月23日
2022年12月22日
2022年12月19日
2022年12月10日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
群衆においては、
どんな感情も
どんな行為も
感染しやすい。
個人が集団の利益のためには
自身の利益をも実に無造作に
犠牲にしてしまうほど、
感染しやすいのである。
』
2022年12月09日
ギュスターヴ・ル・ボン 著 「群衆心理」から
『
群衆中の個人は、
単に大勢のなかにいるという事実だけで、
一種不可抗的な力を感じるようになる。
これがために、
本能のままに任せることがある。
』
2022年10月20日
B・ラッセル 著 「幸福論」から
『
多くの事柄は、
事実上、それが有益なものである
大した証拠がないにもかかわらず、
おもしろいものであるからという理由で、
信じられている。
』
2022年08月21日
2022年08月20日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
話をすることで
「コミュニケーションの道を閉ざさないでおく」
のだと心理学者は言う。
会話は人間関係を発展させ、
変化させるための手段だ。
』
2022年08月19日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
現実の会話には、
ぎこちない間、
お粗末なことばや言いまわし、
脈略のない発言や
意味のない繰り返しがいっぱいで、
要点や結論に達したりすることは
めったにない。
』
2022年08月08日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
脚本家は
それぞれの俳優が想像力を発揮できるよう、
最大限の機会を提供しなくてはならない。
脚本のあちらこちらに、
身ぶりやひとつひとつの
動作や声の調子を細かく書きこんではいけない。
』
2022年07月31日
2022年07月24日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
人が他人について話すときは、
それぞれの思惑があるので、
真実である場合もあるし、
ない場合もある。
』
2022年07月22日
2022年07月15日
2022年07月14日
2022年06月22日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
人が「善の中心」を探すのは、
だれもが自分のことを善で正しいと信じ、
プラスでありたいと思っているからだ。
』
2022年06月12日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
無知は
情報を持たないことに起因する一時的な愚かさだが、
愚かさは
どれだけ情報を得ても変わることがない。
』
2022年05月07日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
日ごろ、われわれは表面を見て、
それで終わらせがちだ。
自分の要望や葛藤や空想で余裕がなく、
他人の内面で何が起こっているかを
一歩さがって冷静に観察することはめったにない。
』
2022年04月08日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
言葉は自己表現の手段のひとつであり、
飾り立てること自体が目的となってはならない。
』
2022年03月28日
橋下氏はたった3パターンで話す。
1) お前は専門を知らない、と恫喝
2) お前は現場を知らない、と恫喝
3) お前は事実を知らない、と恫喝
そして、何の根拠もなく
断言して信用させようとする。
2022年03月02日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
芸術家は嘘を暴き、
変革を求める情熱を呼び覚まして
権威を脅かす。
権力を得た独裁者が、
まず作家に攻撃の矢を向けるのはそのせいだ。
』
2022年02月04日
立教大学 名誉教授 前田良三 さんの言葉から
『
ナチスの時代は、
すべてのことに批評がなかった。
・・・
批評が死に絶えてはいけない。
文学、芸術、さらには政治に関しても、
批評は不可欠なものだ
』
2022年01月17日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
ストーリーテリングの達人は
些細な題材から人生をすくいとるが、
下手な語り手は
深遠な題材を陳腐なものにする。
仏陀のような洞察力があっても、
ストーリーを語らなければ、
その考えは干からびる。
』
2022年01月14日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
真実のなかの真実は、
物事の奥や裏側や向こう側や表面化で、
現実を結びつけたり
引き離したりしているものであり、
じかに観察することはできない。
』
2022年01月08日
ロバート・マッキー 署 「ストーリー -物語の基本と原則-」から
『
意図しようといまいと、
あらゆるストーリーには、
誠実であれ不誠実であれ、
賢明であれ愚かであれ、
書き手のありのままの姿が反映され、
その人間性 -
あるいはその欠如 -
が露見するからだ。
』
2021年12月28日
中野信子、熊澤弘 著 「脳から見るミュージアム」から
『
ヨーロッパの美術館では、
子どもたちが大勢、
絵の前で地べたにベタッと座って、
先生と絵について何やらしゃべっている、
という光景に、本当に高い頻度で出会います。
』
2021年12月22日
中野信子、熊澤弘 著 「脳から見るミュージアム」から
『
精神的価値ないしは、
そういう目に見えない価値を与える
機構として機能にしているというところが、
ミュージアムの持つ静かだけれど
大きな影響力の源泉となるポイントなんですね。
』
2021年12月15日
中野信子、熊澤弘 著 「脳から見るミュージアム」から
『
その人の持っているアーカイブが違うから、
それぞれの個性が出るし、
対話をすると楽しみが生まれる。
』
2021年12月05日
中野信子、熊澤弘 著 「脳から見るミュージアム」から
『
保存しておくこと自体が
人々のためになることを、
私たちは忘れないようにしないといけませんね。
お金をもらえるから、
儲かるからではなく、
人々の記憶を残しておくために
保存しなければならないんです。
』
2021年11月07日
望月衣塑子、五百旗頭幸男 著 「自壊するメディア」から
『
意外な突っ込みから
本質に迫るようなセンスと覚悟を、
きっとあらゆる取材対象に向き合ううえで
身につけなければならないんです。
』
2021年11月05日
望月衣塑子、五百旗頭幸男 著 「自壊するメディア」から
『
視聴者や被写体を含め、
だれも傷つけない映像表現などありえませんし、
だれも傷つけない表現に
人の心を揺さぶる力が宿るとは思えない。
』
2021年10月14日
「新しい世界
-- 世界の賢人16人が語る未来 -- 」から
『
私たちは、幸福な時間を共有するために
友情があると思いがちですが、
実はその反対なのです。
友情とは、
痛み、恐れ、不安そして悲劇を
共有するためにあります。
』
2021年10月06日
「新しい世界
-- 世界の賢人16人が語る未来 -- 」から
『
動物も人間も、
環境からの刺激がなくなったり、
自分から環境へ働きかけられなくなったりすると、
不安障害が出るほか、
ときには幻覚や錯乱も起きます。
』
2021年08月21日
新しい世界
-- 世界の賢人16人が語る未来 -- から
『
オンライン上のコミュニケーションも、
コミュニケーションではありますが、
そこには、
「身体性」が抜け落ちてしまっています。
ですから
仮にオンラインでしか人に会わない世界が到来したら、
身体がそれに反発すると考えられます。
』
2021年08月13日
新しい世界
-- 世界の賢人16人が語る未来 -- から
『
オンライン上のコミュニケーションも、
コミュニケーションではありますが、
そこには「身体性」が抜け落ちてしまっています。
ですから
仮にオンラインでしか人が会わない世界が到来したら、
身体がそれに反発すると考えられます。
』
2021年07月26日
新しい世界
-- 世界の賢人16人が語る未来 -- から
『
コロナ禍の今、
私たちは相互につながっているという
現実を意識せざるを得ないようになり、
他者に対する優しさや共感力が
以前よりも増しているのではないでしょうか。
』
2021年06月23日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
機器やシステムに取り囲まれ、
様々なコミュニケーションの量が増大している
今の社会に生きる全ての人が
身につけておくべき技術だと言える。
』
2021年06月17日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
「ユーザーフレンドリーデザイン」にとって
重要なのは、
ユーザーのために点と点を結んで、
短期的のみならず
長期的な全体像も見せてあげることだ。
』
2021年06月11日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
フィードバックは
「ユーザーフレンドリーデザイン」
の基本言語だ。
』
2021年06月09日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
「ユーザーフレンドリーデザイン」
の基本前提のひとつは、
「最善の仕事はかっこいい製品や
ユーザーインターフェースを
つくりたいという願望ではなく、
ユーザーのニーズを
明確に理解することから始まる」
というものだ。
』
2021年06月06日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
ユーザーのために点と点を結んで、
短期的のみならず
長期的な全体像も見せてあげることだ。
』
2021年05月22日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
人が不幸せを感じる原因のひとつである
FOMO(楽しいことを逃がすのではないかという不安)は、
ソーシャルネットワークによるつながりのなかで起こりやすい
』
2021年05月17日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
今日のデザインは、
直接ユーザーに訴えかけるものでなければなりません。
どんな商品にともなうエクスペリエンスも、
ほかでは得られないようなデザインによるものでなければ、
その商品をいくら宣伝しても効果はありません
』
2021年05月13日
新しい世界
-- 世界の賢人16人が語る未来 -- ユヴァル・ノア・ハラリ から
『
独裁制のなかに
解決策を見出せるとは思いません。
反対に、解決策は
信頼の回復のなかにこそあります。
』
2021年05月02日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
「ユーザーフレンドリー」な製品は、
私たちを決して打ち破ることのできない
思い込みの罠に陥れる。
』
2021年04月28日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
継ぎ目の少ないエクスペリエンスほど、
より不明瞭になる。
これは「ユーザーフレンドリー」の鉄則だ。
』
2021年04月25日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
フェイスブックが害を及ぼす恐れがあるのは、
私たちが決して知ることができない
動機を持つ見知らぬ人々が、
私たち内面について
まさに性格に推測できるからだ。
』
2021年04月24日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
複雑に絡み合っているように見える
人間の性格は「ビック5」と命名された
五つの明確な特徴に集約化できるというものだった。
新たな経験を求める意欲にあふれた
・「開放性」
・「誠実さ(または完璧さ)」
・「外向性」、
相手が思慮深くて協力的だったと思える
・「同調性」、
どの程度動揺しやすいかを測る
・「神経質さ」
の五項目で、
それぞれのアルファベットの頭文字を取って
OCEAN(大洋)と名づけられた。
』
2021年04月23日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
最悪な衝動に対する肯定的なフィードバックは、
本来は周縁部にいるような人に
自分が世界の中心にいると思わせてしまう。
そして、
ほかの人も自分と同じものを
信じていると知った人は、
そうでなければ思いもしなかったことを
考えるようになる。
』
2021年04月22日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
社会はある振る舞いを促す一方で
他の振る舞いを抑え、
そしてある集団を育成する一方で
ほかの集団を抑制するために築かれたものだ。
』
2021年04月21日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
フェースブックは
人々が公の場でひどい発言をすることを
容易にしている。
現実の社会とは異なり、
そうした急進的な投稿は
「いいね!」によって称賛されるのだ。
』
2021年04月20日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
フェイスブックは
疫病を誰も予想できないほど遠くまでばらまく、
風以上のものだ。
承認への強い欲求に基づいてつくられたフィードバックは、
それよりはるかに強力だ。
』
2021年04月19日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
真実より嘘のほうがより広く知れ渡るのは、
信じやすい嘘は
さらにクリックして調べないと
理解しづらい真実よりも、
はるかにシェアしやすいからだ。
』
2021年04月18日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
フェイスブックは
情報を広めるよりも、
肯定を広める側面のほうが大きい。
』
2021年04月17日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
「動機、トリガー(きっかけ)、能力」
というわずか三つの要素に集約化した。
まず、
どんなにくだらないものでも平凡なものでもいいので、
動機をつくる。
次に、
ユーザーがその動機を向上できるよう
トリガーを与える。
そして、
行動しやすいように簡易化する。
』
2021年04月16日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
「ユーザーフレンドリー」は、
「使いやすいモノをつくる世界」を
「つい使ってしまうモノをつくる世界」
へと進化させた。
』
2021年04月14日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
「ユーザーフレンドリーな世界」の罠は、
私たちは中毒にさせられるということだけでなく、
「麻薬」を買う必要すらないということだ。
』
2021年04月13日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
文字が生まれたはるか遠い昔から、
私たちはヒーローが数々の逆境に耐え抜いて
勝利する物語を読みついでは語り合ってきた。
もしかしたら、こうした物語は
人間が発見した最古かつ最強の
「麻薬供給装置」なのかもしれない。
』
2021年04月07日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
共感を通じてユーザーをよりよく理解するための
「共感のツール化」の手法によってもたらされた
「ユーザーフレンドリーな世界」が、
結局そのユーザーの共感を高めるどころか
妨げようとするのだとしたら、
それはもはや奇妙であるとしか
言いようがないではないか。
』
2021年04月06日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
空き箱のデザインを
満足できるものにほぼ近づけたら、
あとは人々がその箱を
何度も開けたくてたまらなくなるほど、
さまざまなもので
箱をいっぱいにするしかない。
』
2021年03月31日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
会議室であろうと
寝室であろうと
ユーザのニーズや状況に応じた
サービスを提唱することで
各ユーザに対応できる、
一連の小型電子機器をつくること
』
2021年03月30日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
魔法の裏にあるゴタゴタは隠しとおす
』
2021年03月08日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
優れた個人秘書は、
できないことがあっても
ジョークでごまかすという
不真面目な態度を取ったりしないからだ。
彼らは自分が何を知っていて、
何をしらないかをはっきり示している。
そして、
自分ができないことを頼まれたら、
代わりに自分ができることで
対応できないか提案する。
』
2021年03月06日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
デザイナーは
現実にいる人々ともっと近い関係を築き、
彼らから学んで、
彼らをありのままに受け入れなければならない
』
2021年02月23日
新国立劇場 舞踊芸術監督 吉田 都 さんの言葉から
『
確かに水や食べ物と違って、
無いと生きられないものではないのです。
でも、これだけストレスのある状況で、
人々は何に心を救われるのでしょうか。
今こそ芸術が
大きな役割を果たすときだと、
私は考えています。
』
2021年02月06日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
「ユーザーフレンドリーな世界」では、
美しさは
「簡単に使えるモノ」を「使いたいモノ」
に変化させるためのツールだ。
』
2021年02月05日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
デザインにおけるメタファーの鉄則は
「できるまでのあいだは、ごまかしておけ」
だ。
』
2021年02月03日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
メタファーは私たちに
ただ新しいモノをつくるよう促すだけではなく、
やがてそのモノが完成して使われるときに
どんな挙動をするのかまで
思い浮かべさせてくれるのだ。
』
2021年01月31日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
異質なものに
親しみを感じさせる非凡な能力を持ち、
物事の仕組みのメンタルモデルを
私たち与えてくれるメタファーは、
これからもずっと
「ユーザフレンドリーな世界」
への最も有効な入り口のひとつで
ありつづけるだろう。
』
2021年01月30日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
「支えるけれど
やかましく口を出さない」
「行動するために必要な情報は十分与えるが、
それ以上は言わない」
』
2021年01月29日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
よいコーチは
選手がやらなければならないことを
常に熟知していて、
それを行うために必要な情報は与えるが、
それ以上は言わない。
』
2021年01月28日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
メタファーは
私たちの経験のなかに
あまりに深く刻み込まれているため、
まるで自然に抱いているもののように思える。
だが、
私たちがごく普通に使っているメタファーの多くは、
人が考え出したものだ。
』
2021年01月27日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
「話し言葉」は
人間同士の最も柔軟なインターフェースであり、
私たちが想像できるまさにどんなものも
伝えることができる。
』
2021年01月24日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
何かがうまくいかなかったとき、
私たちはそれを人間のせいにすることで
楽になろうとする。
』
2021年01月23日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
コンピューターと対話するにあたって、
信頼できる機械をつくりあげるためには、
人間に機械を合わせることだけでなく
機械を人間社会に組み入れることを
意識しなければならない。
』
2021年01月21日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
人間がそれまで自分でできたことを
代わりにやろうとするあらゆるテクノロジーは、
人間の社会的習慣を
理解しなければならなくなるだろう。
そうしたモノのデザインには、
場面に応じたふさわしさ、
機転の利かせかた、
あるいは単に心地よさ
といったものへの理解が
盛り込まれていなければならなくなるはずだ。
』
2021年01月20日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
未来永劫最も大事な点は、
何をするかをユーザーに決めさせ、
何が起きているかをユーザーに知らせることだ。
』
2021年01月09日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
メンタルモデルとは
モノがどのように動作するか、
つまり、モノの各パーツや機能が
どのように組み合わされているかに対する
私たちの直感的な理解であり、
それ以上でもそれ以下でもない。
』
2021年01月06日
織田作之助 著 「「可能性の文学」への道」から
『
言葉の世界に軌道は敷かれていない。
使う人々の意味をのせて
何処へ運んで行くか、
うっかりしていると飛んでもないところへ
到着することもあるし、
はじめから意味も何もない
空のまま走ってしまうこともある。
』
2021年01月04日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
これまでになかった
新しいモノを手にしたユーザーが、
新しさに戸惑うよりも
親しみが感じられるように
しなければならないということが、
デザインの醍醐味であり難しさである。
』
2021年01月03日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
共通の理解を形成することは、
私たちが社会にもたらすほかのどんな影響よりも重要だ。
デザインとは
ユーザにとってわかりやすい、
そうした共通の理解が込められたモノを
つくりだすことであり、
それ以上でもそれ以下でもない。
』
2021年01月02日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
よいユーザーエクスペリエンスを提供するという
一連の作業はすべて、
「このモノは本来こう動くはずだ」
という人々が抱いているメンタルモデルに
新たな製品をうまく当てはめる挑戦であると
いってもいいだろう。
』
2020年12月28日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
人が機械を
使いこなせるようになるためには、
機械はパターンの集まりである
「パターン言語」に
則ったものでなければならない。
』
2020年12月27日
クリフ・クアン/ロバート・ファブリカント 著 「ユーザーフレンドリー」全史
= 世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則 = から
『
デザインとは
何らかの理想を追求するものではなく、
人がなぜそう振る舞うのかを理解し、
人の欠点や限界を最優先に考慮して
決められるべきものだ。
』
2020年12月24日
外山 滋比古 著 「ライフワークの思想」から
『
どこにもいやな人間はいるものだが、
そういう人に対しても
ほめる心を失わないでいれば、
そのうちに、
いやな人間が消えてなくなる。
』
2020年12月21日
B・ラッセル 著 「幸福論」から
『
最初破壊するときには
あんなにハッキリと
また情熱をもって語ったにもかかわらず、
いまここにのべた事実は
おそらく少なからぬ革命主義者たちに、
また軍国主義者たちに、
さらにその他の暴力の使途たちにあてはまる。
』
2020年12月04日
バーバラ・オークリー 著 「直感力を高める 数学脳のつくりかた」から
『
相手の感情や主張を理解して
共有できる能力「共感」はためになるといわれるが、
事実ではない。
ときには冷静になることも大事だ。
』
2020年11月22日
外山 滋比古 著 「ライフワークの思想」から
『
- 山本五十六元帥のことば -
ヤッテミセテ
イッテキカセテ
サセテミテ
ホメテヤラネバ ヒトハウゴカジ
』
2020年11月11日
外山 滋比古 著 「ライフワークの思想」から
『
心の楽しみがなくてはいけない。
つまり、人からほめてもらうことだ。
人をほめること、
これがいまの世の中でいちばん欠けている。
』
2020年11月10日
外山 滋比古 著 「ライフワークの思想」から
『
実際の危害を加えなくても、
ことばひとつで相手に
当分立ち上がれないくらいの打撃を
与えることができる。
わざわざ手荒なまねをするには及ばない。
ときには、ことばだけで
本当に死に追いやられてしまう人間だっている。
ある人間をダメにしようと思ったら、
やんわり、繰り返して、
「あなたはダメになります」
と言っていればいい。
』
2020年11月09日
外山 滋比古 著 「ライフワークの思想」から
『
芭蕉は「言いおおせて何かある」といっている。
全部いいつくしたらおしまい、
ということだ。
あえていわずに伏せておく。
それが人の注意を引くのである。
』
2020年10月05日
外山 滋比古 著 「ライフワークの思想」から
『
われわれにとってのドラマは、
義理と人情の板ばさみになって
苦悩する人間の心の哀歌であり、賛歌である。
』
2020年10月04日
外山 滋比古 著 「ライフワークの思想」から
『
日本人は日本語が論理的でないといって
たいへん恐縮しているが、
これは島国形式として、
必然的なものである。
日本語に論理がないのではない、
島国言語の論理は
大陸言語の論理と違うだけのことである。
』
2020年09月28日
成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
扇動家が実践することで
自分の主張を証明しなければ、
どんな方法を使っても
大衆を説得した状態を保つことはできない。
』
2020年09月06日
郡司芽久のキリン解体新書 「コミュ力」の本質を見た」から
『
職種や経歴、
年齢層が異なる相手でも、
お互いに楽しめる会話をする。
それには、
幅広く豊かな知識が必要だ。
かつては教養と呼ばれていたものこそが、
この能力の本質なのかもしれない。
』
2020年08月28日
バーバラ・オークリー 著 「直感力を高める 数学脳のつくりかた」から
『
取っつきにくいと思われようが、
気にしないことです。
創造力と「人当たりのよさ」の程度は
負の相関関係にあり、
非常に気難しい人とか迎合しない人などは
たいてい創意に富んでいます。
』
2020年08月09日
B・ラッセル 著 「幸福論」から
『
すべての人間関係において、
片方側だけで幸福をつかむことは割合たやすい、
しかし両方の側でこれを確保することは
非常にむずかしい。
』
2020年08月05日
成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
指導者はある程度怖い人でなければならないが、
それがホラー映画のレベルになれば、
誰も正直に悪いニュースを報告しなくなる。
』
2020年07月29日
成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
敵に対する怒り、
抽象的な愛国心、
宗教団体によって植え付けられた信仰心など、
すべては一般の人々が、
自分の利益に反することを
喜んで行うように考案された
洗脳テクニックの核心、
つまり「ドグマ」なのである。
』
2020年07月17日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
扇動家が大衆を熱狂させるのは当たり前で、
扇動家自らが感情的になることはない。
扇動家の感情は
あくまで演技に過ぎない。
優れた扇動者は、
大衆を感情的にして、
自分だけは理性的に大衆を操作するのだ。
』
2020年07月16日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
扇動される大衆は
理性を失って熱い感情に包み込まれる反面、
大衆を扇動する扇動家は
冷たい理性で彼らをコントロールする。
』
2020年07月10日
NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事 安藤哲也 さんの言葉から
『
パパの意識が変われば、
家族や職場に笑顔が増える。
その先に社会が変わっていけばいい。
』
2020年07月03日
2020年06月28日
2020年06月27日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
絶対多数の人々は
善良で明るいイメージのリーダーを好む。
したがって、
もし政治的指導者が
少しでも「暗い」あるいは「陰険な」
イメージを持っていたなら、
決して国民的統合を成し遂げることはできない。
』
2020年06月26日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
大部分の人は
あなたの見かけだけを見ている。
あなたの本当の姿が見えるものは
ほんのわずかだ。
そういう少数の人は、
あなたの見かけだけを見て
追従する大部分の人の見解に
反対することはできない。
』
2020年06月24日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
大衆の感性を刺激するなら
直接的な表現より婉曲(えんきょく)法を使う方がよい。
直接的な表現は理性に訴えるが、
間接的な表現は感性に届くからだ。
』
2020年06月23日
2020年06月22日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
ある「運動」の拡大を成功させようとするなら、
必ず若い層を中心に拡大させなければならない。
中高年層を中心とする運動は拡大することができずに、
結局はうやむやになってしまう。
』
2020年06月15日
2020年06月14日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
中立的すぎる、
特色のない主張だけをする人は、
いくら話術に優れて利口な人であっても、
単純で極端な主張で武装した
ライバルに押されやすい。
』
2020年06月11日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
幸せな人たちを扇動するのは
非常に難しいが、
逆に、不安だらけの人間を扇動するのは
簡単だ。
すでに心の内に持っている憎悪を、
少し焚きつけるだけでいいのである。
』
2020年06月08日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
<説得力のエネルギーの特徴>
1.メッセージが単純であればあるほど、説得力のエネルギーは強くなる。
2.理性から遠ざかれば遠ざかるほど、感情的になればなるほど、説得力のエネルギーは強くなる。
3.相手のあなたへの好感度が高ければ高いほど、説得力のエネルギーは強くなる。
4.相手の人生に不安感や不満が多ければ多いほど、心の壁は薄くなる。
』
2020年06月06日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
必要な時に
嘘や法螺(ほら)が吹けない
生真面目なタイプの人は、
どこに行っても
リーダーになることはできないだろう。
』
2020年05月31日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
自分を美化し
実際の能力より誇張して話す人の方が
有能だと思われて、
正直なライバルを打ち負かし、
能力以上の利益を得ている。
』
2020年05月30日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
何かがほしければ、
逆にいっぱい持っているので
全然ほしくないような振りをするのが、
それを手に入れる近道だ。
』
2020年05月29日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
自分の価値を高めることが
成功に役立つことを知っているからだ。
積極的に自分の困難な状況を他人に話しても
誰も助けに来てはくれない。
』
2020年05月28日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
現実に順応して生きている人は、
大衆を扇動できるファンタスティックな
ビジョンを提示することはできない。
リーダーになりたければ
想像力を育てなければならない。
』
2020年05月27日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
指導者とは、
たった一人で目的地に到達すれば良い
という存在ではない。
みんなに自分の進む方向をはっきりと知らせて、
いっしょに目的地まで到達しなければならない
存在なのだ。
』
2020年05月26日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
初めは同じ仕事をしている人でも、
未来の大きなビジョンを提示する人の方が、
何のビジョンも示さない人よりも
期待を集める
』
2020年05月25日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
指導者が
まったく新しいビジョンを創造するのではない。
指導者は、
大衆が切実に望んでいることが
何なのかを把握し、
それを具体化して
自分のビジョンに再構成してから
大衆に提示するのだ。
』
2020年05月24日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
どんな状況でも
信念を曲げないためには
勇気が必要だ。
そのようなことができるには、
信念が体系的な論理に基づいて
いなければならない。
そして、その信念が
多くの人に支持を得られるもので
なければならない。
』
2020年05月23日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
試練を受ける状況は
むしろチャンスなのである。
どんな困難が訪れても
自分の信念を曲げてはいけない。
むしろその試練を利用して、
より多くのファンと社会的影響力を持つための
きっかけにしなければならないのだ。
』
2020年05月21日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
感情が枯れている人間に
良い印象を受ける人はいない。
たとえどんなに説得力のある論理で訴えても、
大衆はまったく同調しないだろう。
』
2020年05月20日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
集まりの規模が大きくなればなるほど、
マンツーマンのコミュニケーションの比重は小さくなって、
参加者の心は集団全体の雰囲気と同化していく、
そして、
そんな雰囲気をどれほど上手く作れるかが、
その集まりの成否を決めるのである。
』
2020年05月15日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
他人に論理を伝える
一番効果的な方法は、
緻密に論理を展開するのではなく、
逆説的に激しい感情を噴出させて
一気に伝えることだ。
ヒトラーの方式は、
ずばりそんな方法だった。
』
2020年05月13日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」から
『
シニカル(cynical:冷笑的) な人は、
初めは、
真剣で情熱的な人をあざ笑うかもしれないが、
その人の情熱が一貫性を保ちながら
粘り強く続けられれば、
やがて好奇心を持ち始め、
同調するようになる。
』
2020年05月09日
2020年05月08日
2020年04月30日
2020年04月28日
木下是雄 署 「レポートの組み立て方」から
『
A:このレポートを読むのは誰か
B:その人はどれだけのことを知っているか
C:何を期待してこのレポートを読むだろか
D:真っ先に知りたいと思うのは何だろうか
』
2020年04月26日
木下是雄 署 「レポートの組み立て方」から
『
自分の調査のやり方や
それによってえた結果、
またそれからみちびいた結論を、
かりに第三者の立場に立って見直す。
』
2020年04月25日
木下是雄 署 「レポートの組み立て方」から
『
説得力のある、充実した理論を展開するためには、
長さに応じて主題をしぼり、
材料を精選しなければならないのである。
』
2020年04月21日
2020年04月12日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
人々の理性的な思考を停止させ、
理性よりも感情によって動くように仕向ける方法だった。
ナチスは、大衆に真実を知らせるのではなく、
大衆が最も聞きたがる甘い言葉を聞かせて、
大衆を自分たちの望みどおりに操れるようにした。
』
2020年04月09日
木下是雄 署 「レポートの組み立て方」から
『
事実とは
証拠をあげて裏づけすることのできるものである。
意見というのは
何事かについてある人が下す判断である。
ほかの人は
その判断に同意するかもしれないし、
同意しないかもしれない。
』
2020年04月08日
木下是雄 署 「レポートの組み立て方」から
『
コミュニケーションというのは、
事実・状況・意見(考え)・心情(気持)などを
他人に伝えることである。
情報・意見・心情の伝達といってもいい。
ことばによってこれらを伝えるのに必要な心得を示し、
その方法を身につけさせるのが言語技術教育である。
』
2020年04月07日
木下是雄 署 「レポートの組み立て方」から
『
ひとが読んでくれないレポートは役に立たない。
読みやすく、
ズバリと要点をつかめるように書く工夫が肝心だ。
』
2020年04月06日
2020年04月05日
木下是雄 署 「レポートの組み立て方」から
『
レポートの主眼は、
調査した事実や人々の意見を、
自分の目的にしたがって配列・連結して
「資料に語らせる」
ことにある。
』
2020年03月20日
2020年03月19日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
人々の理性的な思考を停止させ、
理性よりも感情によって動くように仕向ける方法だった。
ナチスは大衆に真実を知らせるのではなく、
大衆が最も聞きたがる甘い言葉を聞かせて、
大衆たちを自分たちの望みどおりに操れるようにした。
』
2020年03月18日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
1.大衆を興奮させること。彼らを冷静なまま置いておかないこと
2.いかなる間違いや失敗も認めないこと
3.非難を受け入れないこと
4.代案の余地を残さないこと
5.敵に何か長所があることを認めないこと
6.敵を攻める時は、一度に一つの敵だけに集中すること
』
2020年03月17日
2020年03月16日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
人々を扇動しようとするなら、
一般大衆の最も普遍的な悩みに
関心を払わなけらばならない。
一般の人が何を悩んでいるのかに
注意を向けるのである。
人々の問題が何かを把握する。
そして人々にその解決策を提示するのである。
』
2020年03月15日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
あなたの思うとおりに相手に動いてほしいと思うなら、
相手を褒めそやすことが大事だ。
相手のプライドを持ち上げれば、
あなたの望むとおりに動いてくれるようになる。
』
2020年03月14日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
否定的なメッセージや肯定的メッセージの
片方だけを用いても
大衆を操ることはできない。
その二つは必ずいっしょに
使わなければならないのである。
』
2020年03月13日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
感情を入れずに
その人の行為を責める場合は
よい刺激になることもあるが、
相手の能力やプライドを無視した言葉を口に出せば、
相手があなたの希望するとおりに動くことは
完全に諦めなければならない。
』
2020年03月11日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
大衆を扇動するには、
必ず「怒りの対象」が必要だ。
ヒトラーは、
大衆を結束させる最も効果的な方法が
「共通の敵」を作ることだということを
よく知っていた。
』
某テレビ局の右翼系番組「●●まで言って委員会」は、安倍内閣がやられているときには、「スパイ」ネタをやって、「日本はスパイにやられている」と言っては別の敵を仕立て上げようとしていましたっけ。
2020年03月10日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
大衆を最も煽りやすい感情は
ずばり怒りだ。
怒りで大衆を動かした扇動家はいるが、
愛で大衆を動かした扇動家はいない。
』
2020年03月09日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
怒りは非常に直線的でストレートな感情である。
怒りという感情は伝染性も高い。
人々に怒りの感情を植え付けるのは、
愛を教えることよりもはるかに簡単である。
』
2020年03月07日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
世界で最も有名な放送人と言われる
ラリー・キング(Larry King)は、
どんな人が上手に話すかについて、
以下の四つのタイプを提示している。
1.自分の仕事に情熱を持っている人
2.自分の仕事を面白く説明できる人
3.ユーモアのセンスがある人
4.何かに怒っている人
』
2020年03月05日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
完璧なプレゼンテーションのためには
完璧な準備が必要だ。
完璧なプレゼンテーションは
偶然から生まれるものではない。
』
2020年03月03日
許 成準 著 「ヒトラーの大衆扇動術」
『
ヒトラーの演説の特徴は
「神秘的な登場」、
「分かりやすい内容」、
そして
「群衆を興奮させる熱狂的なスピーチ」
に要約できる。
』
2019年10月24日
前川喜平、谷口真由美 著 「ハッキリ言わせていただきます」から
『
今の日本に圧倒的に欠けているのは
風刺の視点だと思っています。
風刺画、川柳・狂歌とか、
権力者をおちょくる瓦版みたいなものが
本当になくて、
どっちもが罵詈雑言ばかり。
』
2019年10月14日
前川喜平、谷口真由美 著 「ハッキリ言わせていただきます」から
『
批判は、
ある種のコモンセンスというか、
これはやっちゃいけないよね
という共通認識があってこそ成り立つ。
だから「批判のお作法」。
お作法がないと、やっても通じ合わない。
』
2019年09月27日
ヘブライ大学教授・歴史学者 ユヴァル・ノア・ハラリ さんの言葉から
『
大多数の人にとって
世界を理解するのは『物語』を通じてです。
事実や統計に基づいて、ではありません。
その『物語』が次々と崩壊し、
真空状態にある。
真空状態は良識ある未来へのビジョンではなく
過去への郷愁に満ちた空想(を語るポピュリズム)によって、
埋められています
』
2019年08月28日
前川喜平、谷口真由美 著 「ハッキリ言わせていただきます」から
『
日本の場合、どうも、決まりとか定めというものは
上から与えられるものだと思っているところがある。
』
2019年08月11日
前川喜平、谷口真由美 著 「ハッキリ言わせていただきます」から
『
親は労働時間とかいろんなことで
追い詰められていて、
子どもたちは学校で追い詰められ、
先生たちはどこかから追い詰められ。
そうしたら、
ぼやっとしている機嫌のいい大人が
どこにもいていない。
』
2019年07月24日
前川喜平、谷口真由美 著 「ハッキリ言わせていただきます」から
『
自分の居場所がない子どもは
とにかく同調するしか、
埋没するしか生きていく術がない。
そんな子がたくさんいます。
そういう中で弾かれると
居場所がなくなる、
死ぬしかないと思いつめたりしかねない。
』
2019年07月19日
佐藤可士和 著 「世界が変わる「視点」の見つけ方」から
『
デザインプロジェクトというものは、
みんなで仲良く平等に、
という立脚点ではなく、
それぞれがリーダーの自覚を持って、
結果に責任を負って、
チームの能力を最大限に引き出して
いくものととらえています。
』
2019年07月09日
佐藤可士和 著 「世界が変わる「視点」の見つけ方」
『
チームワークが行き詰ってしまったら、
相手の話を聞いてみてください。
忍耐が必要なことも確かですが、
場数を踏むと、
その忍耐力は上がってきます。
忍耐力は、大きな武器になります。
』
2019年07月08日
佐藤可士和 著 「世界が変わる「視点」の見つけ方」
『
反抗的、非協力的、無関心、不誠実な人には、
逆に聞く耳を持って、
リスペクトを示すようにしています。
そうすると、
だんだんコミュニケーションが
よくなっていくことは多いのです。
』
2019年07月05日
佐藤可士和 著 「世界が変わる「視点」の見つけ方」
『
自分の意見をいう時は、
言葉の選び方や態度に
気をつけることも大事です。
表現一つで
いいたいことの本質がずれてしまうのです。
』
2019年07月04日
佐藤可士和 著 「世界が変わる「視点」の見つけ方」
『
相手を論破するのではなく、
相手にリスペクトを示しながら、
相手から「共感」を引き出していくのです。
』
2019年07月03日
佐藤可士和 著 「世界が変わる「視点」の見つけ方」
『
伝えていくということは
本当に難しいことなのです。
ですので、
その伝え方を左右する
ビジュアル・コミュニケーションのスキルは
非常に重要となってきます。
』
2019年06月25日
ジェイソン・フリード、デヴィット・ハイネマイヤー・ハンソン 著 「NO HARD WORK 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方」から
『
人びとは
自分の不平や不満を軽んじられたり、
無視されたりするのが嫌いだ。
そうされたとき、
ほんのささいな苛立ちが
異常なまでの怒りにつながることもある。
』
2019年06月15日
ジェイソン・フリード、デヴィット・ハイネマイヤー・ハンソン 著 「NO HARD WORK 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方」から
『
何にノーというべきか知っていることは、
何にイエスというべきかを知っていることより大切だ。
』
2019年06月08日
佐藤可士和 著 「世界が変わる「視点」の見つけ方」
『
コミュニケーションにおけるプロセスを把握し、
精査していくとともに、
コミュニケーションそのものに
明確な戦略がないといけません。
』
Communication requires a clear strategy.
2019年01月27日
2019年01月17日
B・ラッセル 著 「幸福論」から
『
寛容の心を増加せしめる最前の方法は、
まことの幸福をたのしんでいる人々、
そしてまたそれゆえに、
自分の仲間の上に苦痛を加えることをもって、
その主たる楽しみとしないような人々の
数を増加させることにほかならない。
』
2019年01月07日
B・ラッセル 著 「幸福論」から
『
自分の周囲とどうもしっくり行かないと
気づいた青年たちは、
-それが可能な場合には、-
彼らに気の合った仲間同士をもつ機会を
与えてくれるような職業を選ぶように努めるがいい、
たといその職業を選んだために、
多少ならず収入が減るようなことがあるにしても。
』
2018年12月26日
望月衣塑子、マーティン・ファクラー 著 「権力と新聞の大問題」から
『
当局のストーリーがどういうふうになっているのか
を読み取るためには、
NHK7時のニュースがいちばんわかりやすいですね。
・・・
NHKが「正しいかどうか」を疑問視せずに、
権力者が主役であるストーリーをそのまま伝えています。
』
2018年12月23日
望月衣塑子、マーティン・ファクラー 著 「権力と新聞の大問題」から
『
「政治的な反逆者だ」
というレッテルを貼ってしまえば、
その人が何を言っても信用されなくなるだろう
という卑劣なやり方
』
2018年10月31日
B・ラッセル 著 「幸福論」から
『
諸君が諸君自身に対して
関心を持っているのと同じように、
他人が諸君のことに
それほど関心を持ってくれるなどと
決して期待するな。
』
2018年10月29日
2018年10月20日
B・ラッセル 著 「幸福論」から
『
何人も完全であると期待すべきではないし、
あるいはまた、
誰も彼も完全ではないのだという事実によって、
本当に悩まされるべきではないのだ。
』
2018年10月17日
B・ラッセル 著 「幸福論」から
『
私たちが他人について考えているよりも、
他人がもっとよく私たちのことを
考えてくれるなどということは、
私たちとしては期待できないことだ
ということに、私たちは気づかないのである。
』
2018年09月21日
望月衣塑子、マーティン・ファクラー 著 「権力と新聞の大問題」から
『
記事そのものだけでなく
記者個人が取材の姿勢やプロセスを見せることで、
信頼を得て評価を受けるんですね。
』
2018年09月20日
望月衣塑子、マーティン・ファクラー 著 「権力と新聞の大問題」から
『
「I」で書き始めてみると、
以外なことに自分自身が楽になりました。
自分が取材して見聞きしたことを読者に伝えるときに、
「私はどこで何をどう見たか」
をそのまま率直に書いたほうが、
すごくわかりやすい場合があるのです。
』
2018年09月19日
望月衣塑子、マーティン・ファクラー 著 「権力と新聞の大問題」から
『
どんなに主義主張が相容れない相手であっても、
お互いの存在を認め、
事実に基づく報道の自由を
尊重し合うという基本を忘れては困ります。
』
2018年09月08日
望月衣塑子、マーティン・ファクラー 著 「権力と新聞の大問題」から
『
記者会見というのは、
記者自身が質問力を発揮したり、
問題追求力を公に示して見せる場でもある。
つまり、記者としての能力を競い合い、
アピールする場所でもあるというのです。
』
2018年09月07日
望月衣塑子、マーティン・ファクラー 著 「権力と新聞の大問題」から
『
「日本にFAXを送りたいんだけど」
「え? FAXなんて、もうどこにもありませんよ。
日本ですよね、相手は。
本当にまだあんな技術先進国で
FAXなんか使っているんですか?」
「うん。しかも政府の中枢機関で」
』
2018年09月04日
ベアテ・シロタ・ゴードン 著 「1945年のクリスマス」-日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝- から
『
いろいろな国の人間が
お互いを理解しあうことができれば、
平和を支え継続する文化を作り出せる。
』
2018年08月19日
ベアテ・シロタ・ゴードン 著 「1945年のクリスマス」-日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝- から
『
文化交流という民間外交は、
即効性はないが、
確実に国と国との平和の橋に
なるのではないだろうか。
』
2018年08月17日
ベアテ・シロタ・ゴードン 著 「1945年のクリスマス」-日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝- から
『
肉眼で知らない世界を見る行為は、
自分の世界を外から客観的に眺めることである。
井の中の蛙では、
自分の幸せも自分の芸も見えないはずだ。
』
2018年08月16日
ベアテ・シロタ・ゴードン 著 「1945年のクリスマス」-日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝- から
『
社会風土や環境の全く違うところでは、
人は好奇心を発揮する前に
防衛本能の方が早くはたらいて
しまうのかもしれない
』
2018年08月13日
ベアテ・シロタ・ゴードン 著 「1945年のクリスマス」-日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝- から
『
国と国とが友好関係になるためには、
偉い政治家が行き来しても
あまり効果がないと私は思う。
庶民レベルの人たちが行き来してこそ、
理解が深まる。
』
2018年08月12日
ベアテ・シロタ・ゴードン 著 「1945年のクリスマス」-日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝- から
『
私はあきらめなかった。
相手が根負けするまでねばることにした。
』
2018年08月10日
ベアテ・シロタ・ゴードン 著 「1945年のクリスマス」-日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝- から
『
一回観せること - そこから物事は始まる。
観れば人々は二回観たいと思うだろうし、
その国の文化に興味を持つからだ。
』
2018年07月29日
ベアテ・シロタ・ゴードン 著 「1945年のクリスマス」-日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝- から
『
GHQの中には日本の女性のために、
本気になって働いた人が多かった。
ウィード中尉は、
農村の台所まで入って
「あなた方がシッカリしなくちゃ」
と激励して歩いていた人で、
日本の女性は、
彼女に少し感謝しなければと思う。
』
2018年07月26日
ベアテ・シロタ・ゴードン 著 「1945年のクリスマス」-日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝- から
『
日本民族の付和雷同的性格と、
自分から決して意見を言い出そうとしない
引っ込み思案的な性格、
しかも過激なリーダーに魅力を感じる
英雄待望的な一面は、
昭和の誤った歴史を生み出した
根源的なもののように思う。
』
2018年06月15日
ベアテ・シロタ・ゴードン 著 「1945年のクリスマス」-日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝- から
『
人は異国にいる時、愛国者になる。
日本での10年間の滞在で、
自分が半分以上日本人になっていることに気づいた。
』
2018年03月23日
2018年02月18日
倉島保美 著 「論理が伝わる 書く技術」から
『
1.総論のパラグラフで始める
2.1つのトピックだけを述べる
3.要約文で始める
4.補足情報で補強する
5.パラグラフを接続する
6.パラグラフを揃えて表現する
7.既知から未知の流れでつなぐ
』
2018年02月16日
倉島保美 著 「論理が伝わる 書く技術」から
『
パラグラフの要約文がうまくまとまらない、
あるいは要約文の後に文章が続かないなら、
パラグラフを切ることを考えましょう。
』
2018年02月15日
倉島保美 著 「論理が伝わる 書く技術」から
『
付けようと思えば、
すべてのパラグラフに見出しを付けられます。
なぜなら、
1つのパラグラフは1つのトピックを述べて
いるかれです。
』
2018年02月14日
倉島保美 著 「論理が伝わる 書く技術」から
『
文章は、総論のパラグラフで書き始めます。
先頭に総論のパラグラフがあれば、
読み進むべきかの判断が素早くできますし、
詳細も分かりやすく読み進められます。
』
2018年02月13日
2018年02月12日
倉島保美 著 「論理が伝わる 書く技術」から
『
学校教育で表現技術を学んでいない日本人は、
まず論理的な表現技術を学ぶべきです。
表現技術を学んで初めて、
欧米のビジネスパーソンと同じスタートラインに
立てるのです。
』
2018年01月09日
上杉志成 著 「京都大学アイデアが沸いてくる講義」から
『
チームの中で個性を出せる人は、
説得力がある人です。
優れた研究やビジネスで成功する方々は、
「個性」のみならず「説得力」を持っています。
』
Persuasive power is required in order to succeed by individuality.
2017年11月28日
加藤 明 著 「「超」実用的 文章レトリック入門」から
『
時代よって新しく登場する婉曲法は、
その時代を生きる日本人の心の深層を
一番反映したレトリックであると
いえるかもしれません。
』
2017年11月27日
2017年11月24日
加藤 明 著 「「超」実用的 文章レトリック入門」から
『
今の日本で驚くのが、
断定で言うべきところを
わざわざ婉曲(えんきょく)法を使っての
言い回しが目立つことです。
』
2017年11月23日
加藤 明 著 「「超」実用的 文章レトリック入門」から
『
文章の中に匂いや手触りの感覚を
意識して盛り込むことです。
表現が多彩になるとともに、
読む人の五感も刺激されて
読んで楽しめる文章になります。
』
2017年11月22日
加藤 明 著 「「超」実用的 文章レトリック入門」から
『
太古からある私たちの嗅覚と触覚の働きを、
今という時代は
活動停止状態に追い込んでしまっている。
』
2017年11月21日
加藤 明 著 「「超」実用的 文章レトリック入門」から
『
五感はバラバラの存在ではなく、
どこかでつながっている感覚です。
食べ物のことを文章にする際には、
もっと意識して五感を敏感にさせる
必要がありそうです。
』
2017年11月20日
加藤 明 著 「「超」実用的 文章レトリック入門」から
『
文章を書いている時、
読む人を自分の世界に招き入れる
ことを考えましょう。
文章とはコミュニケーションです。
』
2017年11月19日
加藤 明 著 「「超」実用的 文章レトリック入門」から
『
細部へのこだわりを大切にしたい。
細部だけを書きつらねれば
いいというものではありませんが、
細部をいい加減にした文章は
うそを書きやすい。
』
2017年11月10日
加藤 明 著 「「超」実用的 文章レトリック入門」から
『
一人で書く文章も
複数の視点、
本音と建前などを交錯(挿入)
させたほうが断然、
面白くなるものです
』
2017年11月09日
2017年11月08日
加藤 明 著 「「超」実用的 文章レトリック入門」から
『
説明力のある文章を書きたい場合には、
つねに三つの例を挙げて説明することです。
あるいは三つのケースに分類してみることです。
』
2017年11月07日
加藤 明 著 「「超」実用的 文章レトリック入門」から
『
私の経験上、三例法で説明するのが、
受講者の心に抵抗なく染み込んでいき
記憶にも刻まれやすい。
もっとも注意が喚起されやすい気がします。
』
2017年11月05日
Wikimedia CTO のDanese Cooperさんの言葉から
『
真のローカライズとは、
コンピュータを使うため、
あるいは人類の知識にアクセスするために、
新しい言語を学ぶ必要はない
ということを意味すると思います。
』
2017年10月15日
加藤 明 著 「「超」実用的 文書レトリック入門」から
『
人の心を掴(つか)もうと思ったら、
レトリックは必要不可欠。
これは、二年余り「週刊朝日」の編集長を
つとめた私の実感です。
』
2017年09月22日
田辺 聖子 著 「ひよこのひとりごと」から
『
人生にはよいことも悪いことも双方起こるが、
それをよいことばかりに思わせるのに、
表現を少し変える方法は
どうだろうと思ったのだ。
』
2017年09月11日
田辺 聖子 著 「ひよこのひとりごと」から
『
年をとればとるほど
男・女、おしゃべりを交えて楽しむ、
というのがいいんじゃありません?
老友男女、うちづれて、
わいわいがやがや、
過ぎ来し方の幾山河、
心ゆくまで語り合っていうのは、
楽しいと思いますねえ
』
2017年09月10日
田辺 聖子 著 「ひよこのひとりごと」から
『
<ま、こんなトコやな>
説教や叱責が、このひとことで、
やたら、客観性を帯び、
明るくなってしまう。
』
"At least,all were told." In this language, reproof becomes bright.
2017年09月08日
田辺 聖子 著 「ひよこのひとりごと」から
『
「そこもあるナー!」である。
この気持ちが底にあれば、
交渉はスムーズに、
見解の相違も、
歩み寄れる余地あり。
すべての軋轢(あつれき)は、
この一語をかえりみる
余裕のないところから生れる。
』
2017年08月28日
田辺 聖子 著 「ひよこのひとりごと」から
『
中高年女は、
面白い女(ひと)とつまらない女(の)との、
差が大きい、
面白い女はやたら面白く、
つまらない女は、
やたら、つまらない
』
2017年08月21日
田辺 聖子 著 「ひよこのひとりごと」から
『
<目ざわり>だといって
ただちに抹消・蹂躙(じゅうりん)してしまうのは、
あまりに性急で幼くはないか。
世の中には
<目ざわりなモノやヒト>も多く混在する、
それが世の中だもの。
』
A childish person performs discrimination and exclusion.
2017年07月17日
シンシア・スミス 著 「世界を変えるデザイン」から
『
社会的、経済的、政治的な線引きによって、
ますます階層分化が進むのを
目のあたりにしている今、
空間、特に公共空間という概念は
それだけ重要だ。
』
2017年07月06日
シンシア・スミス 著 「世界を変えるデザイン」から
『
世界の最貧層は
読者や私とまったく同じだということだ。
地域社会を大切に思う気持ちがどれほどあっても、
誰でもまず自分の家族のニーズに対処する。
そして、
自分が仕事をするものを最も大切にする。
』
Anyone gives priority to his family's request.
2017年05月23日
シンシア・スミス 著 「世界を変えるデザイン」から
『
子どもたちは
ものを作ったり、
他の子とコミュニケーションしたり、
世界を探検したりする必要があります。
小さなサラリーマンではないのです。
』
A child is not a small businessman. He needs creation, communication, and exploration.
2017年02月23日
大橋巨泉 著 「それでも僕は前を向く」から
『
「おもてなし」まで強いられてはたまらない。
「おもてなし」やら「絆」やらは、
「自発」でこそ人の心に届く。
それが世界標準。
キャンペーンするものでもないだろう。
』
A OMOTENASHI is performed spontaneously and a state does not carry out campaign.
2017年02月09日
大橋巨泉 著 「それでも僕は前を向く」から
『
強権政治は決して長続きしないこと、
強権政治を阻止するのは
勇気あるジャーナリズムであること
』
Courageous journalism destroys state power politics.
2017年01月21日
大橋巨泉 著 「それでも僕は前を向く」から
『
日本人は
社会の空気や権力に対する抵抗力が弱い。
異論を立てて頑張ることができない。
逆に自己規制したり、同調するのは大得意だ。
』
2017年01月05日
国立科学博物館 人類研究部長 篠田 謙一 さんの言葉から
『
新しく来る者を受け入れ、
うまく融合する。
この寛容性こそ
日本人の特長と言えるのではないか
』
Japanese people accept new things and unite well.
2016年12月14日
近畿大学人権問題研究所 客員教授 西村 秀樹 さんの言葉から
『
新聞やテレビなどの既存メディアは、
もっと感覚を磨き、
差別を許さないという
姿勢を明確に打ち出すべきです。
ネットからの攻撃を恐れて
首をすくめているようにみえて
仕方ありません
』
The media should show the posture in which discrimination is not allowed.
2016年09月23日
ディズニー映画「ズートピア」から
『
子供の頃、
ズートピアは理想の町だと思っていた。
みんなが仲良く暮らす、
誰でも、何にでもなれる。
でも実際は、
そんな素敵な言葉のように
簡単に行くとは限らない。
現実は厳しい。
出来ないこともあれば、
間違うこともある。
でも安心して!
みんな同じ、変わらない。
お互いのことを、もっとよく知り、
お互いの違いを認め合えば、
きっとうまくいく。
諦めないで欲しい。
そうすれば、世界はよりよくなります。
自分を見つめ、
自分を知り、
自分を変えることから、
すべては始まるのです。
それは私から、
私たちみんなから始まる。
』
The world becomes better if it does not give up.
2016年09月21日
ディズニー映画「ズートピア」から
『
ズートピアは特別なの。
色々な動物が、それぞれの違いを認め合う、
素晴らしい町なんだから。
・・・
私はズートピアを信じている。
誰かのせいにしているだけじゃだめよ。
』
It is wonderful that people accept a difference mutually.
2016年09月11日
元プロ野球監督 野村克也 さんの言葉から
『
マスコミはハッとするような言葉に
飛びつくでしょう。
政治家も我々も
お客さん商売で共通している。
お客さん、つまり国民がなにを求めているのか、
どうして欲しいのかを
常に考えることは大切だ
』
The politician has to consider for what people are asking.
2016年09月08日
元プロ野球監督 野村克也 さんの言葉から
『
球団から与えられた戦力で
やりくりするのが監督の仕事だと思っている。
選手が知らないようなことを
ミーティングの材料にすると、
監督よく勉強しているなと。
これも信頼を勝ち取るための手段だ。
補強も大事だが、
リーダー自身もレベルを上げないといけない
』
A leader wins by the given military power.
2016年05月27日
塩野 七生 著 「男たちへ フツウの男をフツウでない男にするための54章」から
『
外国語を習得する情熱と
ほとんど同じくらいの情熱を、
母国語習得にも向けられて当然だと思う。
母国語を上手く使えない人に、
巧みでかつ意味深長な
外国語を期待できるはずもないのだから。
』
A foreign language cannot be mastered if there is no passion in native language acquisition.
2016年05月23日
塩野 七生 著 「男たちへ フツウの男をフツウでない男にするための54章」から
『
成功する者の条件のうちでも
欠くことのできない一つは、
どれだけの人を周囲に集められるか、
ではないだろうか。
』
Those who can gather people are successful.
2016年05月11日
塩野 七生 著 「男たちへ フツウの男をフツウでない男にするための54章」から
『
普通の人にとって、
明るい人にひかれるのは、
ひまわりが太陽のほうに
顔を向けるようなものである。
つまり、ごく自然な願望なのである。
』
An ordinary person feels charm for a cheerful person.
2016年05月09日
塩野 七生 著 「男たちへ フツウの男をフツウでない男にするための54章」から
『
同じものでも、
光のあてる気もない人には、
いつまでたっても暗くしか見えない。
これでは、
まわりの人にとっては
たまったものではないのだ。
』
If light is not applied, it is still dark forever.
2016年04月19日
原尻淳一 著 「アイデアを形にして伝える技術」から
『
パワーブランドのパワーブランドたるゆえんは、
イメージ形成の問題だけでなく、
それを支えるファンがいることです。
』
The fan supports the power brand.
2016年04月14日
原尻淳一 著 「アイデアを形にして伝える技術」から
『
自分らしく生きること。
それは「自分を表現すること」
ではないでしょうか。
自分らしさを求めて
「自分探し」をする人がいますが、
わたしはむしろ
「自己表現探し」
をすべきではないかと考えています。
』
You should polish your self-expression rather than should search for you.
2016年04月03日
NHK朝ドラ 「あさが来た」から
『
国が育ったら、
もっともっと、みんな幸せになると思うてたのに、
こんな、生きずらい世の中になってしもたんは、
何でだすやろな。
戦争は、
銃や大砲で人を傷つけて、
新聞や世論は、
人を悪う言うたり、かってな主張して、
人の心、傷つけるばかり。
みんなが幸せになる武器は、
銃でも大砲でも悪口でもあらしまへん。
人の気持ち慮(おもんばか)ることのできる
優秀な頭脳と、柔らかい心。
それさえあったら、
それで十分なんだす。
』
The arms which make everybody happy are the flexible heart which sympathizes with people.
2016年03月20日
NHK朝ドラ 「あさが来た」から
『
つまり、
家が楽しいというのは、
とっては、
社会皆のためになる、
ということだすな。
』
Society needs a pleasant home.
2016年03月18日
佐藤尚之 著 「明日のプランニング」から
『
その人と「同じところ」を探すために
読む、聞く、会うのである。
なぜなら、
人と違うことは寂しいから。
』
It is sad to differ from people.
2016年03月17日
佐藤尚之 著 「明日のプランニング」から
『
興味関心のない人に
一方的に大声で叫んでも、
それはうざいだけなのである。
』
The information without interest concern is only annoying.
2016年03月16日
佐藤尚之 著 「明日のプランニング」から
『
もう情報はありすぎてうざいので、
インタレストとシンパシー、
つまり興味と共感をもたれないと
速攻でスルーされてしまう。
』
The information without interest and sympathy does not attract attention.
2016年03月11日
佐藤尚之 著 「明日のプランニング」から
『
「個」を出すこと。
自分だけの経験や思いを語ること。
相手や一般論に自分を合わせないこと。
それこそが「共感」を作るのだ。
だから、
あなたは「個」をもっと前面に出すべきだ。
』
You can never get sympathy, if there is no individuality.
2016年03月10日
佐藤尚之 著 「明日のプランニング」から
『
わかりあえないからこそ、
わかりあえるはずがないからこそ、
たまたまわかりあえたときに
強い「共感」が起こるのだ。
』
Sympathy is that a partner understands.
「保育園落ちた日本死ね!」と悲痛な叫びを上げたブロガーに対して、「モラルなきゲス団」の長は国会で、「実際に起こっているのか確認しようがない。これ以上議論しようがない」と、突き放す答弁をしました。
これに対して、「保育園落ちたの私だ」と紙を掲げた人たちが、2016/02/05 国会前に集りました。
「誰かわからん」と言われたので、「私だ」と切り返したユーモアは大したものです。政治家のうっとしい言い訳に比べて、すがすがしく感じます。
「私」が分からないのか!
この言葉をみんなが政治に向けていったとき、日本の潮目が変わります。
2016年03月04日
佐藤尚之 著 「明日のプランニング」から
『
まず内面を磨こう。
この透明性の時代に耐え得る自分になろう。
そして等身大で誠実なコミュニケーションを心がけよう。
』
We will keep sincere communication in mind.
2016年02月21日
NHK朝ドラ 「あさが来た」から
『
いつの時代も、
世の中の大半を占めるのは、
今を守ることが必死で、
目新しいことから、
目を背(そむ)けようとしている連中や。
「出る杭は打たれる」と言いますやろ。
抜きん出たことを考える方が、
必ず人からやっかまれて邪魔される。
』
It is interfered with an advanced idea.
「政治批判をする放送局は電波を止めてやる」
自由と民主主義を守る、憲法9条による地球規模の共生が、鉄トラ(官界、政界、財界)の今を守りたい「モラルなきゲス団=自民党」によって、邪魔されています。
さらに、「モラルなきゲス団」は、不倫するために育休をとると言ったり、一番大切だと言っている同盟国のアメリカ大統領を奴隷の末裔だと言ったりと、無倫理無教養をさらけ出しています。
2016年02月03日
岩井理子 訳 「変革の知」から
『
大事を成し遂げる人は
常に謙虚になり、
自分を低く置かなければならない
ということです。
』
Those who finish a serious happening are humble.
2016年01月31日
井上ひさし 著 「井上ひさしの読書眼鏡」から
『
母語を軽く扱っているのは、
わたしたちの国ぐらいのものでしょう。
母語の日本語も
まだちゃんと使えない子どもに
英語を教えようだなんて、
とても正気だとは思えません。
』
Japanese people have looked down on the native language.
2016年01月19日
井上ひさし 著 「井上ひさしの読書眼鏡」から
『
人間は、すこぶる強欲である。
しかし同時に美しいものを発見し、
それに言葉を与えて、
他人に分かち与える賢さを持っている。
この賢さを、
いま流れる陰惨な時間を止めるために
どうかして使えないものでしょうか。
』
Man's cleverness is used in order to stop dreary time.
2016年01月15日
岩井理子 訳 「変革の知」から
『
リーダーは単純明快に話さねばなりません。
リーダーとは
混乱の中で秩序を作り出す人のことです。
』
A leader makes order in confusion.
2016年01月14日
岩井理子 訳 「変革の知」から
『
選挙や企業広告のように
大衆の心に自分を刻みつけてもらうためには
一つの単語で要点を絞ることが効果的だ。
』
If the main point is made into one word, it is appealable to the public.
2016年01月12日
岩井理子 訳 「変革の知」から
『
リーダーシップは科学であり芸術です。
その要諦(ようてい)は、
昨日のアイデアのうち、
大して良くもない、変えねばならないものと、
完璧で変える必要がないものを
きちんと区別すること。
』
Leadership distinguishes changing and not changing.
2016年01月06日
岩井理子 訳 「変革の知」から
『
これがダメなら代案はあれしかない、
というバイアスは一種の脅迫で、
政治家がしばしば用います。
』
A threat limits an alternative plan.
安倍首相が言う憲法改正も、維新が言う大阪副首都も、論理的な説得ではなくソフトな脅迫として語られています。
2015年12月20日
SEALDsメンバー 奥田 愛基さんの言葉から
『
人間は皆ひとりで生きるしかなく孤独だけど、
ひとりじゃ生きられない。
そんな自分やあなたが個人として認められ、
一緒に生きることを支える仕組みが、
民主主義じゃないですか。
』
Although man is solitary, it cannot live only alone.
2015年11月17日
「【超訳】広岡浅子 自伝」から
『
男子が戦おうとするときは、
女子は常に調和者とならなければなりません。
平和事業のようなものも、
女子の手によって
はじめて完全なものとなるわけです。
』
A peace enterprise will become perfect by a woman's cooperation.
2015年11月13日
塩野 七生 著 「男たちへ フツウの男をフツウでない男にするための54章」から
『
人間は、
客観的に真実であることと、
主観的に真実であること、
つまり自分自身が真実であると
思いたがっていることを、
常に明確に分離して
話すことができない動物だからである。
』
Man cannot distinguish objective truth and subjective truth.
2015年11月05日
黒田登志夫 著 「知的文章とプレゼンテーション」から
『
<井上ひさし 官僚の精神像について>
(わかり切ったことをわざわざ)
むずかしく表現して国民を煙に巻き・・・
それによって自分たちを堂々として、
おごそかで、
いかめしい存在に見せたがる人たち。
』
A bureaucrat's work is bewildering people.
2015年11月02日
黒田登志夫 著 「知的文章とプレゼンテーション」から
『
科学者は、
自己表現のための武器として英語を使いながら、
自分自身が英語に支配されていることを
意識していない。
その意味で、科学者は、
まさに「幸福な奴隷」といってもよい。
』
Using English abundantly is becoming an English slave.
2015年10月30日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
誰の人生のどの部分も、
他人の人生と切り離して
考えることができない
ことはわかっている。
』
Its life is connected with others' life.
2015年10月29日
黒田登志夫 著 「知的文章とプレゼンテーション」から
『
ユニクロと楽天から、
日本人の思考による
アイデアが消え去る日がくるであろうことを指摘した。
世界展開を図るためという理由で、
社員食堂の丼ものの表示を含め、
すべてを英語だけにするのは、
まさに「無邪気さと鈍感さ」の
現れであるとしか思えない。
』
If it forces English, the idea by thinking of Japanese people will be lost.
2015年10月28日
黒田登志夫 著 「知的文章とプレゼンテーション」から
『
学会の発表では、
ときに論争(debate)になることがある。
そのときでも、
冷静に討論を進めるべきである。
ヤジも禁物である。
国会とは違うのだ。
』
Since a debate is not Parliament, don't heckle.
日本の首相なのに、ヤジを平気で飛ばすなんてのは、日本が三等国であると認めているようなものですが。。。
2015年10月23日
黒田登志夫 著 「知的文章とプレゼンテーション」から
『
コミュニケーションが成立するためには、
内容を分かってもらうことが前提となる。
知的三原則にしたがい、
●簡潔、
●明瞭、
●そして自然に導かれる論理の流れ
でなければ、
理解してもらえないであろう。
』
Intellectual Three Principles are conciseness and a clear and gentle theory.
2015年10月22日
黒田登志夫 著 「知的文章とプレゼンテーション」から
『
自己を主張するより和を尊ぶ社会と、
それに順応させる教育。
プレゼンテーションとは、
基本的に、
自分をわかってもらうという
自己主張なのだが、
われわれには
そのような文化と教育がなかった
のではなかろうか。
』
A presentation is self-assertion.
2015年10月16日
黒田登志夫 著 「知的文章とプレゼンテーション」から
『
ドキュメントには、
何を伝え、何を主張したいかという、
メッセージを明確に示さなければならない。
伝えるべきメッセージ、
主張すべきメッセージが
明確でないドキュメントは、
説得力もなく、成功しない。
』
The document without the message which should be asserted is unconvincing.
2015年10月05日
丸山重威 著 「安倍壊憲クーデターとメディア支配―アベ政治を許さない」から
『
何の根拠もなく
断言して信用させてしまう、
というのは昔から、
危うい説得のテクニックです。
小泉元首相は
「ワンフレーズ・ポリティック」
といわれた短い言葉で
相手を説得するやり方を多様しました。
』
Even if there is no basis, it is made to conclude and trust it.
大阪都構想のグランドデザイン、タイムスケジュールも示さず、根拠のない瑣末(さまつ)な議論ばかりを繰り返している橋下大阪市長と大阪維新の会は、殆んど暴力団のミンボーとかわりませんね。
2015年09月24日
有馬トモユキ 著 「いいデザイナーは、見ためのよさから考えない」から
『
物事を一般化するのが
デザイナイーの使命であり、
誰よりも普遍に近づくことが、
いいデザイナーへの道のり
』
A designer's mission generalizes things.
2015年09月17日
2015年08月27日
ノルウェーの平和学者 ヨハン・ガルトゥング さんの言葉から
『
日本外交の問題は、
米国一辺倒で政策が硬直していることです。
創造性がまったくありません。
外務省は米国と歩調を合わせる
ことばかり気にしています。
』
Diplomacy of Japan does not have creativity at the U.S. favor.
2015年08月20日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
すべての人と
効果的にコミュニケーションをとるためには、
相手が住んでいるところで会う必要がある。
』
2015年08月19日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
優れたプロデューサーも、
優れたマネージャーも、
上から命令しない。
話しかけ、
耳を貸し、
反論し、
おだてて丸め込む。
』
The great manager does not order high-handedly.
2015年08月18日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
コミュニケーションがうまくいっていない
二つのグループの間を取り持つときには、
自分が混乱しているかのように装う。
』
Two groups will be collected, if it acts as he is confused.
2015年08月06日
水村美苗 著 「日本語が亡びるとき」から
『
人間をある人間たらしめるのは、
国家でもなく、
血でもなく、
その人間が使う言葉である。
』
Language is making man's essence.
2015年07月22日
水村美苗 著 「日本語が亡びるとき」から
『
日本の大学院、
それも優秀な学生を集める大学院は、
英語で学問をしようという風に動いてきている。
特殊な分野をのぞいては、
日本語は<学問の言葉>には
あらざるものに転じつつあるのである。
』
At the graduate school in Japan, learning is performed not in Japanese but in English.
2015年07月17日
水村美苗 著 「日本語が亡びるとき」から
『
自動翻訳機で翻訳された文章は
読む快楽を与えない。
そして、
読む快楽を与えない文章は文章でない。
』
It becomes pleasant that a good text reads.
2015年07月06日
水村美苗 著 「日本語が亡びるとき」から
『
インターネットによる英語の支配と、
インターネットで流通する言葉が
多様化しているという事実は、
まったく、矛盾しない。
英語と英語以外の言葉とでは、
異なったレベルで流通しているからである。
』
Language other than English and English is used on a different level.
2015年06月17日
水村美苗 著 「日本語が亡びるとき」から
『
書くという行為は、
私たちの目のまえにある世界、
私たちを取り巻く世界、
今、ここにある世界の外へ外へと、
私たちの言葉を届かせることです。
』
Writing is sending a message to the outer world.
2015年06月16日
水村美苗 著 「日本語が亡びるとき」から
『
言葉というものは、
経済力や政治力や軍事力とは
独立した動きをもち、
いったん広がりはじめると、
自動運動のように広がっていく。
』
Language spreads independently with economic strength, political power, and the military strength.
2015年06月14日
水村美苗 著 「日本語が亡びるとき」から
『
唯一、書かれた言葉のみが
この世の諸々の壁-
時間、空間、性、人種、年齢、文化、階級などの壁を、
やすやすと、
しかも完璧に乗り越えることができます。
』
A written word overcomes walls, such as time, space, a sex, a race, age, culture, and class.
2015年06月12日
水村美苗 著 「日本語が亡びるとき」から
『
今日、<普遍語>としての英語の台頭によって、
フランス語は、気の毒なことに、
日本語と同じところまで凋落(ちょうらく)してしまったのである。
』
French became the same as Japanese which is not a universal word.
2015年06月10日
水村美苗 著 「日本語が亡びるとき」から
『
世界でもっとも尊敬されていた<国語>は、
英語ではない。
ノン!
それはフランス語であった。
』
French was once respected more than English.
2015年06月05日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
人の専門的なスキルやメンタルモデルは、
自分と違う人と結びつくことによって
その真価が問われる。
』
Being connected with the person different from oneself becomes its value.
2015年05月22日
植木安弘 著 「国連広報官に学ぶ 問題解決力の磨き方」から
『
1)オープンマインド
心を開いて他人の言葉に耳を傾けること
2)学ぶ姿勢
自分とは異質なものを理解すること
3)適応性
自分の慣れた社会、文化圏外でも生けていける性格
4)理念
自分の考えをしっかりと持つこと
5)相対性
自分の主張と他人の主張の接点を探り妥協できる能力
』
2015年05月21日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
見えないものを解き明かし、
その本質を理解しようとしない人は、
リーダーとして失格である
』
The leader has to understand what is not visible.
2015年05月11日
植木安弘 著 「国連広報官に学ぶ 問題解決力の磨き方」から
『
西欧的な組織では
自分の考えを明確に述べないと
考えがないと思われてしまうことがある。
物事をはっきりさせられない時には、
その理由を理論立てて
述べないといけないのである。
』
It seems that there is no idea if its idea is not expressed clearly.
2015年05月10日
植木安弘 著 「国連広報官に学ぶ 問題解決力の磨き方」から
『
日本のような和を大切にする社会で
一旦意見の違う議論を始めると、
個人攻撃あるいは感情的な
つばぜり合いになる可能性がある。
』
In Japan, if an opinion is different, it will become personal remarks.
2015年05月08日
植木安弘 著 「国連広報官に学ぶ 問題解決力の磨き方」から
『
「一本の矢よりも三本の矢」
のたとえにもあるように、
チームを強くする努力は
常に必要である。
そのためには
個人の能力も高める努力を
同時に行なわなければならない。
』
Efforts to strengthen team power are always required.
2015年04月30日
植木安弘 著 「国連広報官に学ぶ 問題解決力の磨き方」から
『
争いが起きると
相手とのコミュニケーションを断つことにより、
「その人はもう相手にしません」
という意志表示と
ある種の圧力をかけることにもなるし、
同時に自分を守ろうとする
』
A problem will not be solved if it hides in a comfortable place.
2015年04月28日
植木安弘 著 「国連広報官に学ぶ 問題解決力の磨き方」から
『
問題は大きければ大きいほど、
問題の一部を議論するのではなく、
問題を全体的に捉えて解決の道を探る
』
You have to consider the large problem comprehensively.
2015年04月17日
植木安弘 著 「国連広報官に学ぶ 問題解決力の磨き方」から
『
情報収集の体制を整え、
情報を集中し、
その分析を即時に行ない、
大切な情報を分かりやすく伝える。
情報不足や対応の遅れを隠さない。
』
2015年04月14日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
恐れと信頼は、
どちらも影響力が強く、
まったく正反対のものではないが
恐れを排除するには、
信頼が最も有効なツールだ。
』
Reliance eliminates fear.
2015年04月02日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
どんな分野でクリエイティブな仕事をする人も、
知性、洞察力、思いやりを
バランスよく持った周囲の人々の力を
借りることができるはずだ。
』
2015年03月30日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
どんな指摘をするにしても、
相手を考えさせることが大事だと
つねに思っています。
「あの子に
宿題をやり直したくさせるには
どうしたらいいか」
というふうに。
』
A partner thinks by good criticism.
2015年03月26日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
率直な会話、
活発な議論、
笑い、
愛情。
ブレイントラスト会議に欠かせない
要素を抽出すれば、
この4つは必ず入る。
』
Four elements required for a meeting are frankness, liveliness, laughter, and love.
2015年03月25日
外山 滋比古 著 「知的生活習慣」から
『
かなり知的能力の高い者でも、
長年、外国語に親しんでいると、
だんだん知力が低下する。
そんなことがおこるのも、
模倣一点張り、
創造性の欠如についての反省なしに
続けている結果である。
』
Its message cannot be told only by studying a foreign language.
2015年03月13日
メンケル独首相の言葉から
『
私は言論の自由は
政府にとっての脅威ではないと思います。
民主主義の社会で生きていれば、
言論の自由というのは
そこに当然加わっているものであり、
そこでは自分の意見を述べることができます。
法律と憲法が与えている枠組みのなかで、
自由に表現することができると
いうことです
』
2015年03月10日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
いい映画をつくるには、
つくり手はどこかの時点で
意識を360度変え、
自分のためではなく、
人のために物語を
つくるようにしなければならない
』
You should make the tale for people.
2015年02月27日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
率直な議論という
批評的な要素なしでは、
信頼は生まれない。
そして信頼なしでは
創造的な共同作業はできない。
』
Creative work requires mutual reliance.
2015年01月14日
ブライアン・クリスチャン 著 「機械より人間らしくなれるか?」から
『
本を読むときに、
光ディスクを読み取るレーザーのように
心を動かされずにいるなんて、
どうかしている。
』
People do not read a book like the laser which reads an optical disc.
2015年01月07日
ブライアン・クリスチャン 著 「機械より人間らしくなれるか?」から
『
この世界で
面白い出来事や
びっくりするような出来事のほとんどは
過去24時間以内に起きたものではないと
気づいたのである。
(ゲーテ曰く
「3000年の歴史から学ばぬ者は、
その日暮らしをしているようなものだ」 )
』
Those whom 3000 years of history does not teach seem to live from hand to mouth.
ブライアン・クリスチャン 著 「機械より人間らしくなれるか?」から
『
この世界で
面白い出来事や
びっくりするような出来事のほとんどは
過去24時間以内に起きたものではないと
気づいたのである。
(ゲーテ曰く
「3000年の歴史から学ばぬ者は、
その日暮らしをしているようなものだ」 )
』
Those whom 3000 years of history does not teach seem to live from hand to mouth.
2015年01月06日
ブライアン・クリスチャン 著 「機械より人間らしくなれるか?」から
『
聞き手が補完してくれると確信した場合に
前提を省略すれば、話が早くなり、
当たり前の話をする必要がなくなる。
そして結論を省略すれば
ドラマが生まれ、
聞き手に道を示して、
目指すべきところに導くことができる。
』
2014年12月27日
エド・キャットムル 著、 エイミー・ワラス 著 「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」から
『
人と人との相互作用は、
相対性理論やヒモ理論よりも
はるかに複雑だが、
それだからこそ
面白くもあり重要でもある。
』
The interaction of people and a person is interesting and important.
2014年12月23日
ブライアン・クリスチャン 著 「機械より人間らしくなれるか?」から
『
プログラムは
実際の話し言葉を比較的上手に操れるようになっている。
でも人間は新しい意味を伝えるために
複雑な表現を新たに作り出すことができるし、
こうした新しい意味を理解できる。
』
Man can make the language of a new expression.
2014年12月19日
ブライアン・クリスチャン 著 「機械より人間らしくなれるか?」から
『
本当の自分、
素の自分を前面に押し出して、
最高のケースの成果を最大にしようとすれば、
成功する確率は下がるかもしれないが、
成功したときの喜びは大きくなる。
』
2014年12月16日
マララ・ユスフザイ、クリスティーナ・ラム 著 「わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女」から
『
やっぱりペンの力は強い。
ペンと、ペンが生み出す言葉は、
マシンガンや戦車やヘリコプターなんかより
ずっと強い力を持っていると思う。
』
A pen is stronger than a tank.
2014年11月30日
マララ・ユスフザイ、クリスティーナ・ラム 著 「わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女」から
『
頭が痛くて病院に行ったとしよう。
医者に「おなかが痛いんです」といったら、
医者は頭痛を治してくれるか?
本当のことを話すのが大切なんだ。
』
If you would like to solve your problem, you have to speak about truth.
2014年11月21日
ブライアン・クリスチャン 著 「機械より人間らしくなれるか?」から
『
人間は機械に触れて、
初めて人間のありがたみがわかるかもしれない。
』
Man's worth can be understood by using a machine.
2014年10月15日
野内 良三 著 「日本語作文術」から
『
なんでも欧米が正しい
という考え方には私は反対だが、
文章作法としては
「結論(主張)は先に」
が絶対におすすめだと信じている。
』
The text should describe the conclusion first.
2014年10月14日
野内 良三 著 「日本語作文術」から
『
抽象論よりは具体的な話のほうが
読者にははるかに理解しやすい。
「話はなるべく具体的に」は
説得の鉄則である。
』
It talks as concrete as possible.
2014年10月10日
野内 良三 著 「日本語作文術」から
『
読み手はこちらの「気持ち」に
共感するからこそ「感動する」のだし、
こちらの「考え」に同意するからこそ
「情報」を受け入れるのだ。
』
Impression is sympathizing with a feeling.
2014年10月09日
野内 良三 著 「日本語作文術」から
『
文章とは必ず
「主張する部分」と「理由を挙げる部分」とを
含まなければならない。
自分の意見・考えを論拠も挙げずに
主張する言い放しの文章は単なる
「感想文」であり、「文章」とは認められない。
』
The text consists of an opinion and a reason.
2014年10月08日
野内 良三 著 「日本語作文術」から
『
悪文とは
読み手に無用の努力(心理的負担)を
強いる文章のことだ。
』
A bad sentence needs efforts to read.
2014年10月07日
野内 良三 著 「日本語作文術」から
『
こちらがどんなに立派な文章を書いても
相手が受け入れてくれなければ
なんにもならない。
相手の心を動かすためには、
相手に対する思いやりが求められる。
』
The sentence which sympathizes with a partner moves a partner's heart.
2014年10月06日
野内 良三 著 「日本語作文術」から
『
「無生物主語」が分かるかどうか、
これがある程度内容のある外国文を
理解するための試金石になる。
』
There is no inanimate subject in Japanese.
2014年10月02日
野内 良三 著 「日本語作文術」から
『
いくら文章を読んでも読みっぱなしでは、
あとに残るものは少ない。
定型表現はうろ覚えでは使いものにならない。
外国語の単語や言い回しを
一生懸命覚えなければならないのと同様に、
母国語でも仕込みが肝心なのだ
』
You have to memorize text expression decided also by the native language.
2014年09月29日
マララ・ユスフザイ、クリスティーナ・ラム 著 「わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女」から
『
こういうときには、
母国語のパシュトー語は使われない。
英語を話せる人は知的だという
イメージがあるせいだ。
もちろん、そんなイメージは間違っている。
どんな言語を使おうが、
だいじなのは、
自分のいいたいことをどう伝えるかだ。
』
It is more important to tell one's opinion than speaking English.
2014年09月28日
マララ・ユスフザイ、クリスティーナ・ラム 著 「わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女」から
『
父は、復讐はよくないと考えている。
暴力の応酬を続けても得られるものはなにもないし、
互いに協力して生きていくほうがいいということを、
人々に訴えている。
』
It is better to make a living in cooperation rather than violence.
2014年09月21日
野内 良三 著 「日本語作文術」から
『
英語力や論理力を問題にする前に、
なにか忘れていませんかとつい言いたくなる。
・・・
日本語がしっかりしていれば、
外国語運用能力も論理思考能力も伸びる。
今の時代、
日本語は生きていく上での
強力な武器である。
』
If you study Japanese perfectly, it will become the powerful arms for making a living.
最強国の言語は長続きしない
日本人は母国語を軽んじる能天気な民族
ほんとうの国際化とは
違うからこそ存在価値がある
橋下市長の英語重視は、打算的で下品
英語を学べばグローバルなのか?
2014年09月16日
浜 矩子 著 「地球経済のまわり方」から
『
市場を囲い込み、
籠城(ろうじょう)的に立てこもり、
よそ者を排除する方向に動きたくなる。
気の合う同士だけで集まって、
仲間はずれをつくろうとする。
』
It gathers only by like-minded comrades and tries to build alienation.
2014年09月14日
浜 矩子 著 「地球経済のまわり方」から
『
ヒトによるモノの市場の奪い合いは、
最終的にはヒトとヒトとの殺し合いへと
なだれ込んでしまった。
だからこそ、戦後において、
国々は自由・無差別・互恵の原則を持って、
殺し合いに至る奪い合いを
回避しようと決意した。
』
A scramble becomes killing each other.
2014年06月11日
栗田 哲也 著 「数学による思考のレッスン」から
『
強者Aが
複数のBを支配するとき、
B同士に内部分裂を作って
互いにヤツアタリさせると
Aの支配が保たれやすい
』
Ginger ale Abe governs people using a hate speech.
ジンジャー・エール・アベや、中国、韓国が「ヘイトスピーチ」を黙認しているのは、それが権力者にとって極めて都合がよいからです。(批判が自分に向かず支配し易い)
「ヘイトスピーチ」をしている人は、そのことに早く気づくべきです。そして、「アホかいな!」と大阪人の乗りで、政府(権力者)は放っておいて、みんなで仲良く新しい世界を築いていけばいいのです。
※【ジンジャー・エール・アベ】 ジンジャー(靖国神社)へエール(参拝)ばかりする安倍 晋三氏のこと
2014年05月26日
山口 周 著 「世界で最もイノベーティブな組織の作り方」から
『
自分も一緒にそこへ行きたい、
そのために自分の能力を捧げたいと心の底から思うこと、
つまり
「フォロワーシップ」が生まれることで初めて、
それと対になるリーダーシップが発現するのです。
』
Leadership is exercised because there is followership.
2014年04月17日
山口 周 著 「世界で最もイノベーティブな組織の作り方」から
『
共通体験が少なくなればなるほど
他者への共感する能力は衰え、
結果的には
社会問題の解決は難しくなるだろう。
』
Sympathy is made of common experience.
2014年04月14日
山口 周 著 「世界で最もイノベーティブな組織の作り方」から
『
同質性の高い人で構成された組織では、
意思決定のクオリティは低下するということです。
』
In the organization by the person of the same idea, the quality of decision-making deteriorates.
2014年02月17日
豊橋技術科学大教授 岡田 美智男 さんの言葉から
『
人間は本来的に、
他者にゆだねたり、
支えられたりする
相互作用の中で存在するのです。
』
Man has a fellow creature's interaction.
2013年12月19日
塩野 七生 著 「日本人へ 危機からの脱出篇」から
『
日本人は、
老若も男女も関係なく、
馬鹿正直でお人よしで
世間知らずで、
それでも日本人同士ならば
充分にやって行けるので、
悪知恵を働かせる必要に
目覚めないのだろう。
』
Japanese steadiness is not accepted in foreign countries.
2013年10月21日
パティシエ ピエール・エルメ さんの言葉から
『
私は人々と感動を分かち合いたい。
そのコミュニケーションの手段が味覚なのです。
菓子とは、
人生に歓喜をもたらすものなのですから
』
Confectionery brings joy to life.
2013年10月15日
城山 三郎 著 「打たれ強く生きる」から
『
仕事場も職場も、
女の目に見えぬ力で
働きよくも、
働きにくくもなる。
』
If there is a woman's consideration, it will become easy to commit a place of work.
2013年10月12日
城山 三郎 著 「打たれ強く生きる」から
『
こうした友の居る限り、
たとえこの世で少々の打撃を
受けることがあろうと、
打ちのめされてしまうこともあるまい。
』
It will not be knocked down if there is the best friend.
2013年10月02日
竹内吉和 著 「発達障害と向き合う」から
『
子どもを「よく見る」とは
子どもを「見守る」ことだったり、
子どもを「待ってあげる」
ことだったりしたはずです。
「大目に見る」ということです。
昔の「お母ちゃん」は
普通に子どもをほっておいてくれました。
』
Don't carry out excessive meddling to a child.
2013年09月30日
竹内吉和 著 「発達障害と向き合う」から
『
自分を変えるということは、
他人に対して理解するということです。
他人の行動、
他人の思考、
他人の言葉を理解するということなのです。
そして、
他人へのまなざしを変えるということに
つながっていくことなのです。
』
Understanding others is changing oneself.
2013年09月13日
竹内吉和 著 「発達障害と向き合う」から
『
自分が変革したとき、
他者へのまなざしが変わり、
一人ぼっちがいない、
みんなが一人ひとりを大切にする民主的な集団が、
結果として形成されるのだと思うのです。
』
If he changes, the consideration to the others will be produced.
2013年09月05日
塩野七生 著 「海の都の物語〈1〉」から
『
神はわれらとともにある、
という確信は、往々にして、
自分たちと同じように考えない者は
悪魔とともにある、だから敵である、
という思いこみにつながりやすい。
』
Those who are not the same ideas as themselves are devilish friends.
2013年08月30日
城山 三郎 著 「打たれ強く生きる」から
『
昔の商人たちは、いいことをいっている。
「口で負けて、カネで勝て」 と。
』
It loses in reason and is made to win with trade.
2013年08月15日
城山 三郎 著 「打たれ強く生きる」から
『
きみはぼくから聞くばかりだ。
少しは土産になる話を
持ってきたまえ
』
In order to acquire information from people, offer information also here.
2013年08月11日
城山 三郎 著 「打たれ強く生きる」から
『
ユーモアは、
人間を同じレベルに置く。
お互いに親しみやすい
一庶民でしかない、
という気にさせる。
』
Humor makes all human beings the same level.
2013年08月08日
塩野七生 著 「海の都の物語〈1〉」から
『
民衆は、
目先の必要性がないかぎり、
感性に訴えられなければ、
動かないものなのだ。
』
If it complains of the public to sensitivity, he will move.
2013年06月18日
姜 尚中 著 「「知」の挑戦 本と新聞の大学 II」から
『
人間はどうしようもなく
不完全な存在です。
能力的にも論理的・道徳的にも
不完全であることを前提に、
ものごとを考えるべきです。
』
Man is an imperfect existence.
2013年06月10日
姜 尚中 他著 「「知」の挑戦 本と新聞の大学 II」から
『
私たちの声は
世の中の真ん中に
本当は入らなければいけないのだけれど、
外に置かれています
』
Although the middle of a world should have our opinion, but it is placed outside.
2013年06月08日
姜 尚中 著 「「知」の挑戦 本と新聞の大学 II」から
『
人間関係には、
タテとヨコだけでなくナナメの部分も
案外重要だということ
』
A slanting relation is also important for human relations.
2013年04月29日
塩野 七生 著 「ルネサンスとは何であったのか」から
『
言論の自由とは、
ただ単に言論を職業にしている者に対してのみ
意味をもつものではない。
他のあらゆる自由の「母」でもあるのです。
』
Freedom of speech is the "Mother" of all other freedom.
2013年04月25日
望月 護 著 「ドラッカーの実践経営哲学」から
『
日本人は、
昔から人間と自然の調和や
人間と人間の調和を
考えてきた民族である。
欧米人のように
徹底的に争うことを好まないし、
徹底的に争うことにも向いていない。
』
Japanese people are races which have considered harmony of man, natural harmony and a human being, and a human being from ancient times.
2013年04月22日
ザ・ハフィントン・ポスト編集長 アリアナ・ハフィントンさんの言葉から
『
日本の文化には
現代の西洋人を救うものがあると思うのです。
日本の庭園を歩くと、
私は「マインドフルネス」を感じます。
』
I think that there is power of saving a present-day European in Japanese culture.
If you walk along the garden in Japan, I will feel "mindfulness."
2013年04月16日
望月 護 著 「ドラッカーの実践経営哲学」から
『
数字は平均値を教えてくれるが
それ以上の情報を得ようと思ったら、
出かけていって
五感を働かせてつかみとる以外に
方法はないのである。
』
If it thinks that you will acquire the information beyond a number, you will go out and let's hold.
2013年04月04日
兼高 かおる 著 「わたくしが旅から学んだこと」から
『
理想論は置いておいて、平和を保つには
まずは「違う」ということを認め合い、
お互いに干渉せず尊敬し合うことでしょうか。
』
It does not interfere mutually but respects each other.
2013年04月02日
兼高 かおる 著 「わたくしが旅から学んだこと」から
『
低いレベルのところだけを見て
優越感を持つための旅をするのではなく、
自分を高めるための旅をしたいものです。
』
Please travel for raising oneself.
2013年03月24日
兼高 かおる 著 「わたくしが旅から学んだこと」から
『
相手が自分の国に興味を持ってくれているとわかれば、
気持ちよく教えてくれるものです。
これこそ、
お互いがお互いの国について知る、
国際交流の第一歩です。
』
People have good will in the partner who is interested in his country.
英語を教えるのではなく、他国のことに興味を持たせることがグローバル化教育の第一歩なのです。
英語を学ばせればグローバル化すると考えるのは愚かな理論
橋下市長殿、外国語を話すより内容を持っていることが大事ですよ
英語を学べばグローバルなのか?
橋下市長の英語重視は、打算的で下品
グローバルで商うにはシンプルが必要
余裕を失った組織の末路
グローバルよりローカル
非アメリカ型モデルの有効性
アメリカ型市場原理主義にする過ち
既存の枠を飛び出る
大学の学生集めにネット・ブランドを創っては
2013年03月16日
米原 万里 著 「打ちのめされるようなすごい本」から
『
人文系の学問に携わる多くの第一人者たちの言葉が、
恐ろしく難解になっていく一方で、
一日平均30語で事足りている若者たちの群れ。
この二者の距離は絶望的に隔たるばかり。
』
There is a young man who needs only 30 words per day.
It is hopeless.
2013年03月05日
米原 万里 著 「打ちのめされるようなすごい本」から
『
いじめは常に集団で行われ、
この集団から排除されることを
極端に恐れる子供たち。
「少数派排除と異端者狩り。
強いものへの迎合」
という、
まるで大人社会の縮図のような
寒々とした子供たちの世界が
立ち上がってくる。
』
Bullying starts in minority group exclusion and heretic hunting, and comes to please a strong person.
2013年01月31日
米原 万里 著 「打ちのめされるようなすごい本」から
『
日本人は
団体行動は得意だが、
チーム・プレイは苦手である。
・・・
誰もが同じ動きをしていては
チーム・プレイは成立しない。
「ゲームの流れのなかで、
あらかじめ予定していたこととは
異なる動きをするのがチーム・プレイ」
』
It is a team play that having planned carries out a different motion in the flow of a game.
2013年01月09日
米原 万里 著 「打ちのめされるようなすごい本」から
『
面白くなくては、
つまり子供が読んでくれなくては、
教科書ではないという常識が
日本では逆転していて、
教科書は退屈の代名詞となっていた。
』
It is not a textbook if a child is not interesting.
2013年01月05日
倉島 保美 著 「論理が伝わる 世界標準の「書く技術」」から
『
日本はハイコンテクスト文化と言われます。
つまり、
明確に伝達せず、
相手の意図を察しあう文化です。
そのため、
明確に伝達することに
あまり価値を置いていないのです。
』
Japan is called high context culture.
Japanese culture is not transmitting clearly but imagining a partner's feeling.
2013年01月03日
倉島 保美 著 「論理が伝わる 世界標準の「書く技術」」から
『
パラグラフを使っていない論文は、
日本人の書いた論文と言っても言い過ぎではありません。
』
The paper which is not using the paragraph is a paper written by Japanese people.
2012年12月28日
米原万里 著 「愛の法則」から
『
私が通訳の仕事に就いたのは、
お互いを全然わかり合っていない人たちが
通じ合った瞬間の喜びを、
無限に味わえるからではないかという気がしたからです。
』
Leading each other has wonderful people who cannot do each in an understanding.
2012年12月27日
小宮一慶 著 「一番役立つ! ロジカルシンキング」から
『
人を説得できるかどうかという問題は、
ある意味では心理戦です。
あらかじめ相手の心理バリアを
下げておくための前ふりや根回しをすることも、
相手を説得するうえでは重要になります。
』
It is a psychological warfare to persuade people.
2012年12月17日
倉島 保美 著 「論理が伝わる 世界標準の「書く技術」」から
『
しっかり読まなければ分からないような文章ではダメなのです。
ざっと読んでも分からなければなりません。
読み手がその文章を理解できないなら、
悪いのは書き手です。
』
A text is enabling it to understand even if it does not read carefully.
Although read quickly, a text is making it understand.
2012年12月08日
米原万里 著 「愛の法則」から
『
人は、
一人一人みんな異なる個性を持ち、
違う人生を送っているのです。
親子や兄弟だってそれぞれ性格も違うし、
お互いの環境も違います。
それでもお互いに理解し合えるということが貴重で、
大事なのではないかと、私は思っています。
』
It is precious that people understand each other and it is important.
2012年12月04日
米原万里 著 「愛の法則」から
『
英語を知ったからといって、
それぞれの文化にアクセスできるわけではないのです。
英語によって知ることができるのは、
英語にされているものだけですから。
』
It was written in English that it can know in English.
2012年12月03日
米原万里 著 「愛の法則」から
『
コミュニケーションというものは、
不完全なもので、
完璧なものにするのは永遠に不可能です。
』
Communication is imperfect and it is forever impossible to make it a perfect thing.
2012年11月29日
米原万里 著 「愛の法則」から
『
日本人は、
天然の国境がずっとありつづけたから、
言語とか文化に対して、
非常に気楽に考えられる、
幸せな民族なのかもしれません。
』
Since the natural border is located in Japan, Japanese people do not consider that language and culture are important.
2012年11月25日
米原万里 著 「愛の法則」から
『
日本人の頭の中にでき上がる情報の地図が
英語経由のものに偏っているということになります。
これが日本人の精神を貧しくしているのだと
私は思っています。
』
The information in the Japanese head inclines toward the thing via English.
2012年11月21日
田丸 公美子 著 「パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記」から
『
聞きたい、
知りたい、
でも言葉が出ない、
もどかしい。
語学に〝愛〟は不可欠。
』
I would like to hear it.
I would like to know.
But language does not come out.
I am impatient.
2012年11月16日
田丸 公美子 著 「パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記」から
『
外国語を話せるかどうかは、
二義的な問題でしかありません。
大事なのは自分が話すに足る
内容を持っているかどうかです。
』
It is more important than speaking English to have contents which he wants to assert.
英語を学べばグローバルなのか?
橋下市長の英語重視は、打算的で下品
世界はアメリカだけなのか
コミュニケーション・パターンを学ぶことが語学
ほんとうの国際化とは
2012年11月12日
米原万里 著 「愛の法則」から
『
一時的な経済力とか、
軍事力などからはもっと離れた形で、
世界のいろいろな国の文化、
言葉というものを見て、
それと日本語との直接の関係を
築いていくことだと思います。
それがほんとうの国際化であるし、
そのことによって、
世界も日本も豊かになる
』
Get to know the culture and language in the world with true internationalization.
And it is making the relation between them and Japanese.
2012年11月05日
首都大学東京教授 ダニエル・ロング さんの言葉から
『
米国や大阪の子は基本、
笑いたい、
笑わせたい
と思って会話します。
東京の人は英国人みたいで、
面白くてもニヤッとするだけ。
』