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2016年05月04日

自由の敵には自由を認めない

 樋口陽一、小林節 著 「憲法改正の真実」から

 戦後の西ドイツは、
 憲法の保障する価値を
 ひっくり返してはならないという
 考え方を制度化しました。

 「自由の敵には自由を認めない」
 という考え方です。

Freedom is not permitted to the enemy of freedom.


 日本国憲法 第99条では、国家公務員の憲法擁護が義務づけられています。
にも拘わらず、憲法記念日に国家公務員の長たる安倍晋三首相が、ビデオメッセージで憲法改正を述べたのは、憲法違反を堂々と行っていることになります。

 横暴な国家権力を制限するための法律の変更を、国家権力が行うのは本末転倒です。
 "泥棒" が "泥棒を取り締まる" 法律を作ろうとしています。



 

 

   

 

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