Search


Archives

2012年11月23日

「ドクターX」が流行るのは効果的なチームがないから

 ティナ・シーリグ 著 「未来を発明するためにいまできること スタンフォード大学 集中講義II」から

 効果的なチームが生まれる環境とは、
 創造性を高めるために、
 あらゆる資源を活用できる環境です。

In order to improve creativity, it is required for all resources to be utilizable.


 TVドラマ「ドクターX」が週間視聴率7位でした。
この番組、「〝白い巨塔〟の中に〝ブラックジャック〟がいたらどうなるか?」という一風変わったコンセプトです。これは次のような構図となっています。

■〝ブラックジャック〟役の大門女医
 × 権威が嫌い
 ○ 大金をもらう? ちょっと小額かも

■病院側
 × 女医の勝手な振る舞いで権威を傷つけられる
 ○ 神業の医療技術を宣伝に使える

 病院内の派閥の一つが、この女医のゴッドハンドを利用して勢力拡大を図るという、微妙なバランスの上で成り立っているらしい物語です。

 まあ、今の世の中どこの職場でも、自分は何のアイデアも出せないくせに、人には「効果的なチームを作ってどんどんアイデアを出して稼げ!」、などと勝手なことを言い権威の押し売りしかできない上司がいるものです。

 こんな中へ、「失敗したらどうするんだ!」と上司が言ったら、「私、失敗しないから」と言ってのけるヒロインが登場すれば、さぞかしスカッとするだろうなという願望をか叶えるように演出されいます。皆の「見たい物を見せる」ということですね。

 しかし、総選挙でも職場でも本当に必要なのはスーパー・パーソンやカリスマではなく、効果的なチームを作り、そのチーム力で問題を解決していけるようにすることです。


みんながブラックジャックにならないと
必要なのはプロフェッショナル・リーダー
Solution System Sheet
2009年のキーワード:「公益資本主義」



 

 

   

 

 ★組織、労働、仕事に疑問を持ったとき
 ★脳力を磨きたいとき
 ★筋を通したいとき
 ★スタートレック語録

■情報を集める
 □連想検索 Webcat Plus
 □IMAGIN Book Search
 □ブクログ
 □PubMed(論文検索):「ヒポクラ × マイナビ Bibgraph」

■design
 □Information is beautiful

■安全/危機管理
 □デジタル感染症調査(HealthMap)
 □メルクマニュアル医学百科
 □お薬110番
 □aguse:Webサイト安全確認
 □警視庁
 □国民生活センター
 □防災科学研究所(地震情報)

■情報
 □特許電子図書館
 □政府統計の総合窓口
 □図書館リンク集
 □日経産業消費研究所
 □国立国会図書館
 □住まいの水先案内人
 □Alexa サイト使用頻度調査
 □青空文庫

 □各国・地域情勢(外務省)