2010年10月09日
モノクロニック・タイム文化が不況を作る
高橋昌一郎 著 「知性の限界」から
『
時計の時間どおりに動いて、
合理性を優先するモノクロニック・タイム文化圏と、
時計の時間よりも人間関係や状況に応じて、
感性を優先するポリクロニック・タイム文化圏が
あるわけです。
』
ガントチャートのスケジュール、分単位の工数管理と成果主義。厳しい企業環境を切り抜けるために、モノクロニック・タイム文化圏のフレームワークを大量輸入している企業って多いですよね。でもこれって、不況で弱っている企業の傷口に塩を擦りこむようなものなんですが・・・
すなわち、複数の仕事を持ったら、その日の感覚とノリでスケジュール仕分けを行い、臨機応変に取り組んだ方が絶対効率がいいんです。
日本がいつまでも立ち直れないのは、ポリクロニック・タイム文化圏なのに、モノクロニック・タイム文化圏を宣伝するコンサルタントや評論家の意見を鵜呑みにして、自分達の本来の“性(さが)”に忠実に生きないからです。
成果主義の迷妄
成果主義以前は年功序列ではなく動機づけシステムだった
仕事と達成の形が明確でないと成果主義は危険
インセンティブがあるからモラル・ハザードが起きる
強者の叫び、だから何んナン
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