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2009年12月05日

「光iフレーム」は心理境界の内か外か

 人間には心理学用語で言うところの“パーソナルエリア”が存在します。そして、このパーソナルエリアというのは、商品と深い係わり合いがあると考えています。


●パーソナルエリアの内側・・・【所有】


携帯電話、iPodなどは、ここに存在できる商品です。この内側の物に対して人は、マーキング行動に出ます。例えば、ストラップを付けたり、キラキラにデコしたりなどです。


●パーソナルエリアの外側・・・【共有】


白物家電、テレビなどが、ここに存在できる商品です。普通の人は、これに対してマーキング行動には出ません。


 このパーソナルエリアの内側か外側かどちらか一方に、強いインセンティブを発揮できる商品は、顧客に強くアピールできよく売ることができます。しかし、エリアのどちら側に属するかハッキリしない商品は、顧客から「しっくり来ない物」として敬遠されてしまいます。

 「光iフレーム」の場合、

●「待受情報配信サービス」はテレビCMと同じPUSH型で、パーソナルエリアの外側
●ウィジェットによるインターネット操作はパソコンと同じPULL型で、パーソナルエリアの内側

と考えられます。また、メインの写真表示は本人だけなら内側ですが、家族が写っていれば外側になる可能性があります。このように「光iフレーム」は、パーソナルエリアの内側と外側の両方に位置する要素があり、パーソナル・アクティビティの衝突が起きています。つまり、「売れない」 or 「売り難い」商品となる危険性を持っています。


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