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2009年04月25日

リスクを見える化する

 書籍「ITリスクの考え方」で紹介されている図を応用し、リスクの見える化を考えてみます。

■図の説明
 ●横軸: リスクの発生率
 ●縦軸: 影響度(リスクによる障害からの回復コスト)
 ●リスク許容領域:
  リスクがあっても許容する範囲
 ●リスク低減領域:
  リスク許容領域へ移行できるように対策可能な範囲
 ●リスク転移領域:
  保険など別の手段を併用してリスクヘッジを行う範囲
 ●リスク回避領域:
  リスク対策は不可能なので、根本的にアプローチを変える必要のある範囲
 ●リスク許容点:
  これ以下ならリスクが許容できるコスト
 ●リスク低減限界点
  これ以下ならリスク低減のアプローチが可能なコスト

■使い方
 ・リスク許容点、リスク低減限界点のコストを決定します。
 ・具体的なリスクを噴出し図として、4つの領域のどの領域に属するかプロットします。
 ・噴出し図には、「リスクタイトル」を記入します。

 ・噴出し図に、「対策」、「制約」を記入します。
 ・この対策のコストの概算を算出し、再度どの領域に属するかプロットし直します。

 ・再プロット後、「リスク移転領域」や「リスク回避領域」になれば、現状の努力だけではリスクを回避できません。すぐに別の対応が必要になっていることを示します。

【download】「risk Sheet」 Visio2003フォーマット・シート

生き残りたい企業は「リスクの見える化」をすべし


 

 

   

 

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