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2014年10月20日

【セロトニン族 VS. ドーパミン族 興亡史】ドーパミン族メッソド

 脳内でのドーパミンは、積極性、好奇心を促し、逆にセロトニンは鎮静効果があり、保守的、穏健的を促すといわれています。

 米国人はドーパミンの多い人が数十パーセントいますが、日本人にはわずか数パーセントしかいません。そして、日本人はドーパミンよりもセロトニンが比較的多いそうです。

 ここで仮に、ドーパミンの多い人を“ドーパミン族”、セロトニンが多い人を“セロトニン族”と呼びたいと思います。

 これを使うと高度経済成長から、失われた10年と現在の沈滞した社会を次のように説明できます。

・高度経済成長:“セロトニン族”の「おれおれ」しない環境が有利に働いた
・失われた10年:バブル崩壊後、低成長時代には“セロトニン族”の特性では新しい道が見つけられず、みんながじっとしてしまった
・現在の沈滞:打開策として企業がこぞって欧米式ビジネス・メソッドを導入したが、“ドーパミン族”用メソッドであったため、“セロトニン族”には合わず社会が不協和音状態となり沈滞化してしまった

 さらに、業績の落ち込んだ企業が強引に進めたリストラは、結局のところ“ドーパミン族”を会社に残し、“セロトニン族”を追い出すということを行ないました。追い出された“セロトニン族”は、自殺や反社会的行動へと走ったということです。リストラを行なった企業はV字回復かもしれませんが、社会全体にとっては逆V字移行となります。

 欧米式ビジネス・メソッドは、日本では少ない“ドーパミン族”の取り合いにしかなりませんから、やがて行き詰まります。(これがソニーなのでは?)

 よって、これからやるべきことは、“セロトニン族”用のビジネス・メッソドを確立して実践していき、日本社会全体を活性化させることです。重要なのは、目標管理などのメソッドだけで、“セロトニン族”を“ドーパミン族”に変えることはできないということです。

A European and American type business method does not suit Japanese people.



 

 

   

 

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