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2011年02月17日

21世紀の企業の存在条件

 清野由美 著 「セーラが町にやってきた」から

 「あの会社があると世の中が明るくなる」
 「楽しくなる」。

 表現は簡単ですが、
 人々にそう思われ、語られることが、
 二十一世紀には、
 企業の大きな存在理由になっていくはずです

 今の企業は元気のないところが多いですね。
その理由は、

■90年代中盤までは、仕事を属人性でさばいていた
 ●情報が共有化されていなくても問題なかった
 ●ワークフローが整備されていなくても、仕事は回った
 ↓
■不況で人減らしを行った
 ●仕事はオープン化した(居る人に仕事を再配分)
 ●情報はクローズ化したまま(というより人減らしで人と共に消滅)
 ↓
■仕事がうまくさばけない
 ●ノウハウの絶対的な不足(情報が必要な人の手元に行かない)
 ●成果主義のため、人にノウハウを伝授する牧歌的な環境がなくなった
 ●ワークフローが未整備なので、段取りが悪く、サービス残業だけが増えていく
 ↓
■IT力が使えない
 ●社内ではセキュリティ・ポリシーが厳しくなり、ITツールが有効活用できない
  (Twitter、facebook なんか御法度)
 ↓
★ストレスの増加、モチベーションの低下

とまあ、こんな具合でしょうか。

 ここから脱却するためには、

●「一人は皆のため、皆は一人のため」情報があることを各自が自覚する
●軽くて気軽に使える情報共有ツールを導入する
●個人の成果ではなく、チームの成果にこだわる

ということが必要でしょう。

 でも、その前に経営者が、「楽しい企業」にするためにはどうすべきか、ということを真剣に考える時間を創ることが必要ですね。



 

 

   

 

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