2009年03月12日
ITゼネコンは死んでいる情報がお好き
松岡正剛 著 「知の編集術」から
『
動かない知識や
止まっている思想というものは、
それは情報ではない。
そういう情報は死んでいる。
』
あるITゼネコンが、これから1000億円を注ぎ込んで、海外のIT企業をM&Aするそうです。円高、株安だから、海外資産を買い込んでグローバル化に力を入れるというのは正攻法でしょう。
しかし、
経済危機後のITシステム開発が、SAPなどの既存テクノロジーで行われるという仮定はちょっと甘過ぎないでしょうか。
なぜなら、この経済危機のカオスが、そこを生き延びようとする中小/零細/ベンチャー企業に、新しいテクノロジーを生み出すきっかけを与えるかもしれません。そして、恐竜絶滅後に哺乳類の時代が来たように、数年後にはまったく違ったテクノロジーで、ITシステム開発が行われている可能性だってあります。
このITゼネコンの思想は、現在しか見ていないために、そこで止まっています。つまり、「死んでいる情報」を信じているのです。本当は、人と技術に投資しておいて、その成果でグローバル化をするべきではないでしょうか。
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