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2009年02月15日

企業のサバイバル・ゲームの本質

 松岡正剛 著 「知の編集術」から

 問題の解決の糸口は
 いくつもの主題を結びつける
 「あいだ」にあって、
 その「あいだ」を見出す「方法」こそが
 大事になっている

 売れないからと、

●工場のある地元自治体がその工場で作った車を購入したり
●パナソニックが管理職に10万円分の自社製品の購入を義務付けたり
●富士通が社員に自社のパソコン購入を呼びかけたり

 と、短絡思考の末の見苦しい行動が目だって来ました。一時凌ぎの需要など無意味です。物事の「あいだ」を見つけることこそが、企業のサバイバル・ゲームの本質です。

 例えば、富士通ならば、

 パソコン購入を社員に呼びかけるのではなく、

 “ネットブックの新しい使い方を一人10個考えて”

というメッセージにすべきです。

 ちょっと考えただけでも、ネットブックの新しい使い方としては、

●価格が安いから、コントローラとして使用するソフトを載せて販売する
  → 家電、AV機器にUSBコントローラを付けてもらい、そのコントローラとして使用する
  → 機器本体の操作だけでは面倒なコントロールを、ネットブックのGUIで簡単に、かつ楽しく行える

など、アイデアは幾らでも出ると思いますが・・・


 

 

   

 

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