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2008年10月12日

政府はまともな法律一つ作られへんの?

 西野喜一 著 「裁判員制度の正体」から

 国民を裁判員に動員するということは、
 その行為を必ず絶対的な悪として処罰せよ、
 また処罰の範囲は必ずこの範囲でなければならない、
 皆おなじように考えよ、
 という一方的な制約を課しているわけです。

 小泉政権で誕生した「裁判員制度」が2009/5/21から実施されます。経済危機、物価高を切り抜けるため、みんなギリギリの生活をしているのに、くじ引きで「裁判員」に選ばれたら自分の生活をほっぽり出して裁判所へ行かなければなりません。

 行かない人には最大30万円の制裁が待っています。

 こんなことしたら有権者の生活が大混乱するのに、自民党得意の「そんなの関係ネェ」で知らん振り。後期高齢者医療制度の大混乱、年金制度の制度破綻。

 まともな法律一つ作れないんですね、今の政府(自民党)は。

 この穀潰しの政治家集団は、演繹して物事を考えるという事ができなんでしょうか。この法律を作ったら、「こうなり」、「その後こう成る」、「だから、こうすべきなんだ」という風にね。そして、それを国民にちゃんと説明し、理解させる努力をする義務と責任があるはずです。→【説明責任】

 なのに、小泉政権は闇討ちのように「裁判員制度」を作ってしまいました。法律の矛盾と不利益のしわ寄せは、いつも健全な国民に押し付けられています。

彼らに相応しい最後の言葉: ワールド・エンド


 

 

   

 

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