600万ドルの着せ替えはプリクラより面白いか?
着せ替え人形サイトのStardoll.comが、600万ドルの資金を調達して事業を拡大するそうです。
CNET Japan:着せ替え人形サイトStardoll.com、大手ベンチャーキャピタルから資金を調達
このサイトの現状は、
●登録メンバー数:90万人(現在)
●有料メンバー月額:3ドル
●メンバー増加数:週7000から10000人
です。
仮に
●サービスライフサイクル:3年
●平均登録メンバー数:200万人
●有料メンバー:登録会員の20%
とすると、3年間の売上は、
200万 * 0.2 * 3 * 3 = 360万ドル
です。
これでは到底600万ドルの資金回収などできません。Stardoll.comは、もっと長期にサービスを継続し利益を得ようと考えているようですが、単純な画面上の着せ替えだけでは消費者が飽きてしまい、3年以上の継続は無理でしょう。
なぜなら、
・着せ替え機能はFlashの画面で作られおり、
・服や靴などがFlashのオブジェクトとして登録しあり、
・Flashのオブジェクト移動機能で人間のイラストの上に重ねて行く
というまったく単純な仕掛けだからです。
これでは、イラストさえ描ければ、素人でも簡単に作成できてしまいます。
ちょっと甘過ぎる計画ですね。最近の米国のベンチャーキャピタルは、資金がだぶついて融資先の選定も甘くなっているのでしょうか。
一方、この着せ替えサービスよりも、仲間とワイワイ言いながらその場の雰囲気をすぐ写真シールにできる「プリクラ」の方が、単調な使い方にならない分、面白いと思います。
さらに、「プリクラ」は次のようにすると、もっと事業を伸ばすことができるでしょう。
★撮った写真をすぐTシャツに印刷して、取り出し口に出てくるようにする★
ユニクロの店内に置いておき、ユニクロのTシャツに印刷できれば面白いサービスになるかもしれません。

